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博物館・美術館の展示(古い短歌の料紙・短冊や物語の巻物、漢字仮名混じり文など)を「頑張ってなんとか読めるくらい」の知識を身につけたいと思っています。書道(仮名)の教本を買い、独学でと思ったのですが続きません。万葉集原文をなどと高度なことは望みません。甘いようですが、あまり難しくなく憶えられるアドバイスをいただけないでしょうか?

A 回答 (5件)

こんにちは。


私も昔、仮名について学んだことがあります。
お陰で、たまに美術館に行っても、記憶をたどって読むことができます。
簡単な方法というのはないのかもしれません。
要は暗記なんです。ただ、かちかちした万葉仮名を覚えても、仮名はなかなか読めません。展示されているものは連綿といって、文字がくずれて簡略化されているからです。
ここはくずし字辞典を使うべきです。
私の場合、和歌(料紙)を見ながらくずし字辞典を引きました。和歌は、5・7・5・7・7になっているので、連綿でも「ここまでが一文字かな?」と文字が推測しやすくなります。(初めのうちはちゃんと解説がついている資料(料紙)で学ぶといいと思います)
いくつか解読していくと、同じ万葉仮名が頻繁に使われていたりして、自然と覚えていきますよ。
ご希望の回答とは違っているとは思いますが、参考にしていただけると嬉しいです。
読めるようになるといいですね!
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この回答へのお礼

ご経験に基づいた的確なアドバイスうれしいです。努力無しの成果はないんですよね。和歌でというのは腑におちました。今も「かけら」のようにでも読みやすいのは和歌のように思います。芸術面、情緒や時代背景も味わえそうです。くずし字の辞典は持っていませんでした。探してみます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/09/29 10:51

博物館・美術館へ行かれる方で、独学ではなかなか……という方には初心者向けの古文書講座があります。


いつでもしているわけではありませんが、わりとちょくちょく見かけますよ。
週1回全4回の連続講座が多いようです。
主催は博物館・美術館・図書館・文化センター(生涯教育センター)などなど。
料金がピンキリで、無料・資料代(1000円前後)のみからきっちり受講料とるものまでいろいろですが。
似たような趣味の方がいらっしゃるのでお友達もできるのではないでしょうか?
一緒にお出かけするのもいい刺激になりそうです。
情報を集めるには、よく行かれる美術館・博物館のホームページを見る、市の広報などをチェックする、といった方法をオススメします。
もしネット検索をするのでしたらキーワードに「古文書」のほか「日時」や「2005」などを入れると、書籍案内などがはぶかれ見やすくなります。
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この回答へのお礼

なるほど、講座なら、読めるようになった上にお友達も出来るメリットは大きいですね。勇気を出してこの方法も考えてみたいと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/10/12 12:55

余り役に立たないかもしれませんが、変体仮名については、文献(をちくぼ、源氏の青表紙を使っていました)をコピーして、一行毎に切り取ってノートに張って、その横に旧仮名遣いを書き記し、文法解析をしてから現代語訳をするという、地道な作業を1年ほど続けていた頃は、すらすら読めるようになっていました。


方法は難しくないですが、面倒かも。

万葉仮名についても、万葉集を書き写して、旧仮名遣いをふり、音読を繰り返していました。

自主ゼミや、宿題だったので、半分無理矢理(泣く泣く)やっていた覚えはあります。読めるようになったらおもしろくなりましたけど。

20年たった今はすっかり忘れてしまいました(言葉なんてそんなものですね)。
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この回答へのお礼

真面目に勉強すれば、ちゃんと結果が出るのですよね。他の方に訊いてまで近道を探す自分が恥ずかしくなります。気合を入れなおそうと思わされるアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2005/10/12 12:52

「博物館・美術館の展示(古い短歌の料紙・短冊や物語の巻物、漢字仮名混じり文など)」を読みたいということですから、万葉仮名ではなくて「くずし字」か「変体仮名」のことですよね。



変体仮名に関してはいくつかのパターンを覚えればよいので、独学でもそう難しくはないと思います。

とりあえず薄いもので構いませんので、「変体かな字典」の類を1冊買いましょう。どんな種類の変体仮名があるのか分からないと、ほとんど読めません。
大きい書店なら扱っているのでは……。(わたしは大学で買ったので、一般的にどこに売っているのかは残念ながら知りません。)

初めは江戸時代の版本がとっつきやすいと思います。理由は以下の2点。
 ‐版画なので、字のくずし方にバリエーションが少ない。
 ‐漢字にはだいたい振り仮名が付いている。(振り仮名を頼りに、漢字も少しずつ覚えられる。)

影印のものと活字に直されたものと両方揃っているものを使うと、分からないときには確認できるので便利です。
版本の影印は、公立の大きな図書館か、国文学科のある大学図書館(卒業生とかでないと駄目なのかしら)に行って、コピーするのが安上がりでしょう。

版本がすらすら読めるようになると、写本の物語(ひらがなが中心のもの)も、なんとなく理解できるようになってくると思います。
あとは、美術館などの展示をじっと眺めて練習したらいかがでしょう。

少しでも参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

哀しいことに、「いくつかのパターン」がなかなか頭に入らなくて。でも、アドバイスいただいたアプローチは効果がありそうです。江戸の版本はいいアイデアですね。確かにご指摘の2点は感じます。やはり、変体かな/くずし字の辞典は必要ですね!どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/09/29 10:58

専門家から見れば「現代語における漢字の発音」と「万葉仮名としての発音」に一貫した法則があるそうなのですが、その法則を苦労して覚えるよりは万葉仮名の発音をそのまま丸暗記してしまうほうが良いような気がします。



  万葉仮名(まんようがな)
  http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/kana/home.html

とはいえ、丸暗記と言っても無味乾燥な一覧表を覚えるのは苦痛ですから、テキストを順に読んでいくほうが楽なのではないかと思います。

万葉集でうまく原文と訓読文が並んだWebサイトを見つけることができなかったのですが、テキストデータとしてなら

  http://yoshi01.kokugo.edu.yamaguchi-u.ac.jp/jallc/

のかなり下のほうの MANYO_V3.LZH の中にある MANYOU.TXT に、原文と訓読文が入っています。そのままでは視線が上下に忙しく動くことになり読みにくいのが難点ですが・・・
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この回答へのお礼

さっそくのお答えありがとうございます。そうなんです、暗記の能力が乏しい上に、怠け者で、丸暗記が出来ないんです(泣)、、。テキストを見つけて試してみたいと思います。

お礼日時:2005/09/29 10:44

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