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アニリンの沸点は184度とわかったのですが

ニトロベンゼンにスズを足してアニリンとする場合
最後に蒸留する際、アニリンに相当する液体が178度~182度で出てくると聞きました。

なぜですか?

A 回答 (2件)

沸点を厳密に測定すると言うことは、必ずしも容易ではありません。


たとえば、蒸留装置において、温度計を付ける位置が不適当であれば正しい沸点が表示されません。
また、時には温度計の表示がずれていることもあります。

実際の沸点が184℃であれば、実験操作としては、184℃よりも少し低い温度から、184℃もしくはそれよりも少し高い温度の流出分を集めるのが普通であり、適当な操作だと思います。

実際に実験を行って、178~182℃で出てきたというのであれば、温度計の取り付け位置が不適当である(蒸留装置の枝分かれの部分よりも上すぎる)か、あるいは温度計に誤差があるのでしょう。
実験書にそのように書かれているのでしたら、その記述は不適当だと思います。
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有機合成して純度の低い(クルード)製品を蒸留する場合良く経験することです。

この例では、組成はアニリン、ニトロベンゼン、水と考えられる。クルードの沸点が低めなのは水分が含まれるためであり、沸点が高くなるにつれ水分が少なくなっているはずです(蒸留しながら留出液の水分を分析すると確認できます)。
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