性格いい人が優勝

 九州の方からいただいた「両錐」の水晶は,鉱液が冷え固まったと考えられる赤い粘土質と,いいますか,粘土が固まったような,水ですぐゆるくなる石の中に中にありました。

 たしかに,水晶は晶洞に出来やすい物で,「赤土にしかできない」という表現は誤りとは思いますが,高温高圧下,低粘度の鉱液があれば,あのような成長が可能かと思います。

 経験的に水晶は,岩石の裂け目や,安山岩など火山岩や,裂灌充填(漢字こう?)された鉱脈中の泡(晶洞)にできやすい様です。もし,手近にありましたらアフリカのアメジスト(紫水晶)の底を裏から見てください。銅や鉄の豊富な鉱液が冷え固まったような土(岩?)が付着しています。
尚,地学は専門外ですので,皆様のお教えお待ちしております。     拝

A 回答 (3件)

たまたま私のIDを検索したら、引っ掛かりお呼びのようですので来ました。



http://www.istone.org/quartz/:水晶図鑑ですが、その中の「不思議な形態の水晶」を見てください。
http://www.istone.org/quartz/quartz-f.html
両錐水晶のできる原理が書かれていますが、#1の回答に対するお礼に書かれたURLの水晶は継ぎ目らしい所が見当たらない。
どうも少し違った生成の仕方があるようで、水中に浮かんだ状態で核が出来て、すごい少ないない確率ですが、どこにも付着せず大きくなったのでしょうか?

検索キー:両錐水晶 原理 溶解度
これで「結晶のしくみ」というサイトが掛かります。
注意 PDFファイルです。

>銅や鉄の豊富な鉱液が冷え固まったような土(岩?)が付着しています。
私はそれは昔は晶洞だったのでしょうが、既に風化してGeodeになっているのでないかと思います。
仮に鉄などを多く含む液体が流れていて、水晶が形成されるならもっと違った形状になるのではないかと思っています。
その場合透明な水晶が出来るのでしょうか?、鉄分がどこかに付着したり、濁って色が付いたり、メノウのような物になるように思えてなりません。

参考URLのe-BayのカテゴリーでGeodeを検索すると、原産地近くの方がGeode(晶洞石・球果)を多く出していることがあります。
例えば、
http://search.ebay.com/_W0QQsassZmarriedwithchil …
http://search.ebay.com/_W0QQsassZexoticgemsQQhtZ-1

Geode拾い?掘り? アメリカのイリノイ、ミズーリー州など・・・近くだったら、私は絶対行っているだろうな~。
http://members3.clubphoto.com/jimjim262509/16947 …

水晶掘りツアー
http://www.iis.com.br/~thequest/crystal.htm
http://www.crystal-world.com/html/mining/interna …


おまけ でか~~ッ これも水晶と思いますが
http://www.canyonsworldwide.org/crystals/mainfra …

参考URL:http://collectibles.listings.ebay.com/Rocks-Foss …
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この回答へのお礼

 お礼が遅れてすみませんでした。ようやく本業から解放されています。
 本業は地学でも,化学でもないので専門家ではありませんが,鉱液が固まった軟質岩石内に沢山の両錐を含む岩石片をいただいたこと。また確かに複数の本にあるのではありますが,「晶洞内で折れた結晶が両錐になる」という表現に対し,推定される,また,実際に折ってみた片錐の断裂面の形状から,ここから単錐での結晶成長はそう高確率で望めない。おそらく,微細結晶がたくさんでき,高確率で両錐にはなり得ないという疑問からでした。たしかにご指摘頂いたURL:の中の http://www.istone.org/quartz/bi.html にはそのような白濁部がありますが,他のネット上の写真や当方の持つ物にはそのような痕跡はありません。
 科学書をあまり信じない質で,小さな矛盾にこだわることが多く,それがよく新しい実験を生んでいるので,つい生意気な質問をしてしましました。お詫び致します。
 ただ,上記URL:では説明できない両錐結晶の方が多いと判断できそうです。

 ご指摘の鉄などについてですが,論より証拠で,お手持ちの晶洞石の外側,極力クリーニングしていない物の外周に,酸を作用させてみてください。後は,共和のパックテストなどで面白いほど多様な金属が検出できると思います。ちなみに紫水晶晶洞外周はほぼ共通して青緑か赤褐色で,鉄や銅が多いようです。稀に板状,水晶表面では百足に似た黄鉄鉱が見受けられ,綺麗です。

 地学用語のGeode(晶洞)が,風化した晶洞石・球果の意味にも使われるのですね。勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/23 14:16

おはようございます。



>九州の方からいただいた「両錐」の水晶

両錘ということですのでこの水晶は、高温型石英(β-石英)ですね。一般的な水晶は片錘で六角柱形をしていますが高温型石英は柱の部分が短いまたはまったくない形をしています。↓のような形をしていませんか?
http://www5e.biglobe.ne.jp/~j-kan/k-quartz.htm
それで、通常の水晶は晶洞にできるのですが、高温型水晶はデイサイトや流紋岩、またそのような溶岩が元になった凝灰岩や火砕流堆積物内に見かけることがおおいです。

Ligandableさんの場合は、高温型水晶に凝灰岩などが風化して、もろくなった状態の母岩がくっついているのだと思います。
 ですので「赤土の中に水晶」は、赤土が生成の場は間違いですが、「赤土から産出する」はありえるケースかもしれません。ただ、私自身デイサイト~流紋岩質凝灰岩が風化後赤土になるかどうかわからないのですが。
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この回答へのお礼

 tanagotti様 サイトご照会ありがとうございます。
 ですが,全く異なる形状でした。上半分,または下半分を見れば,いわいる素人でも水晶と答える形で,透明かつ六角柱の両錐。母岩への不着部がない形で,とても綺麗です。(大きな物には片錐の,普通の物もありました。)


 赤い,泥状の・・・と,言うわけで,私が時々追いかけている裂灌充填された鉱液の固まった物(粘土化鉱物)にそっくりなのです。

 その赤い泥状の物は,バケツに入れてサン○ール処理すると,クリーニングできますと教わりました。

 素人の質問で恐縮です。お教え頂きありがとうございます。

お礼日時:2005/10/17 16:15

基本的に「土」は日常用語です。


土は岩が風化し細粒化した状態を示すので、高温高圧下では土は岩へと変化してしまいます。
じゃあ、「岩」の定義はと言うと、これまた困りもんで、
「土砂などが固結したもの」程度の定義な為、この「固結」がどの程度か?
となると、まぁあまりはっきりした基準は実はありません。
(幾つか基準はあるようですが http://www.geo-tech.co.jp/doboku/1-6.htm

水晶の結晶などに付着している土は、周辺の岩石が風化したものや、
採掘後仮置きしていた時などに付着したものだと考えられます。
特に水晶は風化に対して非常に強いですから、周辺の岩石や鉱物が風化してしまっても、
結晶として残ってますから、あたかも「土」の中で晶出したかのように見えてしまうのでしょう。
また、水晶が出来るような熱水に触れると、変性を受け粘土化鉱物になりやすく、
周囲に「土」が付着している事になるかと思います。
採掘されたときは、周辺は風化し土砂化していたとしても、
晶出(水晶が出来た)時点では、周辺は岩盤であったとお考え下さい。
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この回答へのお礼

 丁寧にありがとうございます。
 思わずご指摘のURLにブックマーク振っています。
 私も熱水の粘土化だと思います。この質問の前に載せた,「ウラニル酸の・・・」共々,大地の中の金属塩に興味が引かれ(宝石のように美しくないのですが・・・),素人のくせに「物を見てしまった分」疑問が湧き,あちこちご迷惑をおかけしております。

 一般の土のように周囲の粒度,性状が多様ではない分,bec様のおっしゃるとおり,粘土化鉱物と思います。

 一応,そっくりな写真がありました。
http://www.fossils-japan.com/doublegimilets1.htm

 問題は片錐でない・・・付着していないこと。岩盤の間の鉱液内のような拠り所がない環境。言い換えれば結晶成長が何ものにも邪魔をされない環境でないと,ダメではなのか?と,つい考えてしまいます。

 何かありましたら,お教えください。 拝

お礼日時:2005/10/17 16:14

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