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中学生理科の質問です。

深成岩の山って露頭して出来たものですか。
また深成岩の山はありますか。
日本にはハワイのようになだらかな山がないのは大陸プレートと海洋プレートの摩擦により溶けた岩石の場所が違うからマグマの粘り気が違うからですか。
生物の遺骸が多い岩石だとマグマの粘り気が強くなるそうですが鉱物の石英も関係しているのですか。

A 回答 (4件)

火山のできる大きな種別は、次の絵にあります。


https://award.nicoanet.jp/wp-content/uploads/adv …

左側は、2つのプレートの一方が他方の下に潜り込んでいくとき、下に潜り込むプレートの上に堆積していた大量の海底蓄積地層の中に含んでいた水分が、上方に乗っかるプレート側の圧力で絞り出されて、上方のプレート内の岩を溶融させて、マグマを作って、それが火山になる様子を示しています。
岩というのは、地下で高温高圧になっていても溶融するとこはまずないのですが、そこに水分が混じると同じ温度、圧力でも溶融するのです。 これが三宅島です。
https://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/kazan-03 …

右側は、(温度が低くなり、圧力が減るという結果、岩が融解して)というプロセスでマグマができるホットスポットの様子を示しています。 地上の標高の低いとことろと、標高の高いところで、水が沸騰しやすいのは、温度も圧力も低い標高の高いところというのと、ちょっと似てます。
https://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/kazan-03 …
「中学生理科の質問です。 深成岩の山って露」の回答画像4
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> 中学生理科の質問です。

 深成岩の山って露頭して出来たものですか。

https://sciencenote.jp/fault/
大地が隆起して、隆起したところで浸食が続いて、結果として、深成岩の部分が地表から容易に見える露頭に現れた

> 深成岩の山はありますか。

No.2の回答、六甲山、筑波山、甲斐駒ヶ岳、恵那山
https://www.city.nakatsugawa.lg.jp/museum/m/webm …
山頂付近から富士見台にかけての尾根を形成しているのは濃飛流紋岩(地質概略図のオレンジ色)と呼ばれる岩石で、今からおよそ8,500万年前に活動が始まった大規模な火山活動によってできました。
濃飛流紋岩の下、ふもとに近いところには花崗岩が分布しています。花崗岩は地下でマグマがゆっくりと冷えて固まった岩石です。恵那山周辺には、形成時期が異なる2つの花崗岩体(地質概略図の桃色・オレンジ色)が分布していますが、いずれも濃飛流紋岩をつくったマグマと共通の起源をもつマグマが固結してできたと考えられます。
恵那山は濃飛流紋岩の噴火活動がつくった山ではありませんでした。では、恵那山はいつどのようにして誕生したのでしょうか。
山体を構成する濃飛流紋岩や花崗岩が形成されたのは6千万年以上前ですが、恵那山が山になったのは、それよりはるかに最近のことです。
地質図を見ると、恵那山と中津川の市街地が広がる盆地(恵那・中津川盆地)との間には、いくつかの断層が北東-南西方向に延びています。恵那山は、これらの断層がずれて南東側が上昇した結果、高くなったのです。しかも、断層に沿って東ほど上昇量が大きいため、東端にあたる恵那山が最も高くなりました。
恵那・中津川盆地に広く分布する土岐砂礫層という地層の広がりを調べると、断層をはさんで高くなった根ノ上高原にも同じ地層が見られます。このことは、断層が土岐砂礫層の堆積後にずれ始めたことを示しています。土岐砂礫層の堆積は約150万年前まで続いていましたので、恵那山はそれ以降に隆起したことになります。
恵那山の北に連なる木曽山脈は、80万~70万年前から急激に隆起し始めています。恵那山もこの時期から急速に高くなった可能性が高そうです。

ヨーロッパのモンブランも山です。 お菓子ではなく。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo …
モンブランを含むモンブラン山塊(Mont Blanc Massif)は、花崗岩(Granite)で形成されている。この花崗岩体は、ヨーロッパで「バリスカン造山運動(Variscan mountain-forming event / Variscan orogeny)」と呼ばれる、古生代後期の地殻変動によって形成された、とされている。
地形学的には、モンブランを含むモンブラン山塊(Mont Blanc Massif)は(他のヨーロッパアルプスの山々と同じく)、第四紀後半に、繰り返し訪れた氷期(及び現世)において、成長した氷河によって削られて、現在の険しい山容を形成した。

> 日本にはハワイのようになだらかな山がないのは大陸プレートと海洋プレートの摩擦により溶けた岩石の場所が違うからマグマの粘り気が違うからですか。

日本にもなだらかな山はたくさんあるし、ハワイにも急峻なとことろはたくさんあると思います。 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E5%AE%95 …
ハワイの火山活動で噴出する溶岩が玄武岩質でジャムやハチミツのように流れやすいのでなだらかな地形を作りやすいそうです。その典 型がハワイのキラウエアです。
https://www.aloha-program.com/curriculum/lecture …
ただ、実際には、溶岩の流れやすさはちょっとした違いで大きく変化するので、すごい地形もできます。
https://www.aloha-program.com/curriculum/lecture …
日本の三宅島も、ハワイ島のような形に似ています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%AE%85 …
今のハワイの真下には、ホットスポットと呼ばれる地球内部のマントルという部分が隆起・上昇し湧き上がってくるマントルプルームというものがあって、上昇したために、そのマントルを構成していた岩質が減圧融解して、玄武岩質のマグマになり、それが地表に噴出するのだそうです。
https://finding-geo.info/world/hotspot.html
日本の三宅島の場合、このホットスポットとは別の理由でできているそうです。
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気がつくままに回答します。



露頭:岩石が地表面に露出しているところをいいます。日本では草木に覆われたり運ばれてきたりした土砂で覆われて見えなくなっていることがほとんどです。

深成岩の山のでき方:深成岩は地下深くでできますから、地表付近にあるということは、地盤が隆起して上にあった岩石が浸食されてなくなったということを示しています。

深成岩の山:関西では六甲山・生駒山など、関東では筑波山などが有名です。

日本のなだらかな山:中国山地は非常になだらかです。山が浸食を受けて広範囲に平らになった後、最近になってゆっくりと隆起してきたからです。このような地形を隆起準平原といいます。
 国内に急峻な山が多いのは隆起が激しく、大きく浸食されているからです。これはプレートの衝突によって、日本列島が東から押されているからです。
 ハワイの島でも、オアフ島やカウアイ島では海岸付近は浸食を受けて急な崖に取り囲まれています。
 マグマの粘りけが地形に関係するのは火山(活火山)に限られます。地球上のほとんどの場所は、これに該当しません。

生物の遺骸とマグマ:マグマは非常に高温なので生物の遺骸が紛れ込むことはありません。

マグマの粘りけ:火山岩中の二酸化ケイ素の含有量に関係しています。二酸化ケイ素がたくさん含まれてくると、それが冷えたときに石英を作りやすくなります。従って、石英の量は一応関係はしています。石英のない岩石でも、二酸化ケイ素は含まれますから、マグマの粘りけは様々になります。


他にも色々ありますが、これくらいで打ち止めにさせてもらいます。
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火山岩も深成岩もどちらも火山にできる岩石で、火山岩の山とか深成岩の山とかがある訳ではなく、同じ火山に火山岩の部分と深成岩の部分があるのだ。



(3) 【地学】山でよく見る火成岩って何?火山岩と深成岩の違い - YouTube
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