誕生日にもらった意外なもの

↑とはなんですか?よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

 補足していただいて概要がつかめました。

これは先生の日本語が変なのですね。出題意図がつかめなくて当然だと思います。
 生物の真の系統関係を知ることは不可能ですが(過去のことだから)、系統樹を描く人は様々な手段を用いてそれを復元することを目指しています。つまり、系統樹は「事実」に近いものであり、それに長所や欠点があろうはずがありません。
 この出題者が言いたかったのは、系統関係を生物の分類にそのまま反映させるとどのような長所や短所が生じるか、ということでしょう。あるいは、現在広く受け入れられている生物の分類体系と系統関係の間にはどの様な矛盾があるか、といってもよいでしょう。
 
 ほとんどの分類学者は、系統関係をそれなりに反映した分類体系を作りたいと考えています。これを突き詰めて考えると、ある「種」が種分化を起こして2種に分かれたなら、それらを対等な分類群として扱うということになります。この2種がその後それぞれ種分化を起こした場合でも、それぞれを起源とする系統どうしを対等に扱いたいわけです。当然のことだと思います。
 さて、ここに系統関係の推定された動物のグループがあるとします。例えば、脊椎動物としましょう。
 
A  B   C  D   E
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    \/

 このような系統樹が得られたとしましょう(うまく表示されるといいのですが)。理想に従えば、DとEは分類学上対等であるべきです。例えば、Dが「種」ならばEも「種」と言う具合。これには何の問題もなさそうなのですが。。。。
 もう一つ過去にさかのぼって考えると、Cと(D+E)もまた対等になるべきです。Cが一つの属を、(D+E)もまた一つの属を表すという具合。べつに良さそうな気がしますか?しかし、一番深いところまでさかのぼって考えると、Aと(B+C+D+E)もまた対等なはずです。記号だけ見ていると、これで良さそうなのですが、じっさいに、脊椎動物の系統樹を調べてみると、AもBもCも「魚類」で、Dが「両生類」で、Eが「は虫類と鳥類とほ乳類」な訳です。つまり、私たちにはどう見ても「さかな」に見えるものは、系統学的には非常に多岐にわたっていて、(系統関係を分類の基礎とするという)理想に従えば、非常にたくさんの、また非常に高位の分類群に分けなければならず、我々の直感と相容れないわけです。

 というわけで、分類学者の間ではどのようなグループ分けがよいかについて熱い議論が戦わされています。出題の意図はこんなことでおわかりいただけたでしょうか。
 この問題は短い文ではなかなかうまく説明できません。深く知りたい場合は、No.164515の質問にishi_ty さんが挙げられた本を読まれると良いと思います。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=164515
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 こんばんは。

生物の進化に興味をお持ちなのですね。うれしいことです。

 ところで、この質問は意図するところが分かりにくいですね。本来はもう少し質問の背景を説明する必要があるでしょうし、表現方法も工夫するべきでしょう。まあ、私は分かったつもりですが => 系統関係を生物の分類にそのまま反映させることの長所と短所を知りたいのでしょう?
 それと、これの目的も気になります。例えば、あなたが大学生で、授業のレポートの課題がそのまま質問になっているのであれば、それは本来ご自分で考えるべきことでしょうから、わたしはヒントだけ差し上げます。例えばあなたが高校生で、興味のある分野の専門書を読んでいてご質問のフレーズに出くわしたというのならば、そのつもりでお答えいたします。
 どうしましょうか?

この回答への補足

この質問は、動物分類学の過去の試験の問題のひとつで、問題の意図さえ分からなかったものです。ちなみに、今年度の試験は既に終了しました。

補足日時:2001/11/29 15:18
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