プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は独自に生命保険、火災保険に入っておりますが
心配性な親がいて、
勝手に他の会社の生保、火災保険を契約しました。
(年末調整のため調べ物をしたら発覚しました。)
自力で調べてみたのですが、文章が複雑で
よく分かりませんでしたのでお願いします。

複数の保険に入っているからといって
額面通りの金額が複数入ってくるわけでは
ないのでしょうか?

A 回答 (2件)

罹災があったときに、「損害」を「時価評価」して支払う保険については、時価以上にかけたとしても、時価で打ち止めですから、時価以上の保険は無駄になります。

この典型的な例が、「火災保険」とか、車の「車両保険」

他人に対する損害賠償を填補する「賠償責任保険」とか、生命保険は、重複してかけても、前者は、支払の限度額が、それぞれの保険の保険金額の合計額になりますし、後者では、保険金額の合計額が死亡した際に支払われます。

但し、保険金殺人などを防止するために、どんな保険でも、同種の保険をかけている場合には、保険会社に対してそれを申告する義務があり(これを告知義務といいます)、それを申告しないと、重複して保険をかけても最悪の場合は、一銭も支払われないことがあります。

この場合、保険をかけた時期が古い方の保険会社には、同じく重複して別の保険をかけたことを、通知する義務もあり(これを通知義務といいます)、結局、いっぱい保険をつけたのに、どの保険会社からも支払がない可能性があります。

また、たとえ親や兄弟でも、他人に保険をつけることも禁止されており、これも、保険が支払われない理由になります。

一度、上記の観点から、損害保険、生命保険など全部をチェックされて、無駄をなくすとともに、必要な保健は各保険会社に通知、告知をしなおしておかれるといい思います。

いざというときの保険が、いざというときに役にたたないでは、困ります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
要点や関連事項を幾つも押さえてあり
大変参考になりました。
新加入した保険はやはり、解約しないと
無駄払いになるようので実行したいと思います。

お礼日時:2005/12/01 20:04

人にかける保険と物にかける保険では、考え方が異なります。



まずは生命保険についてです。
契約が既に成立しているのでしたら、両保険とも有効です。つまり保障が重複していたとしても両者から個別に保険金が払われることになります。
ただ本人の知らない契約となると、話は変わってきます。生命保険を契約する際には被保険者名等は直筆で無ければなりません。また体況についても医療機関の審査であれば当然本人である必要がありますし、告知書としても直筆が必要になります。状況のみの判断ですが、本人が知らないとなると契約の際に誰かの偽造工作があったものと思われます。であれば契約は当然無効になる可能性を秘めています。

次に火災保険ですが、こちらも契約通りに…といったことにはなりません。物に保険を掛ける際は物の時価額以上の保険をかけられないことになります。つまり100万円のものが壊れた場合に500万円の契約があっても100万円しか保険金は支払われません。いわゆる「保険太り」ということはありません。ただ火災保険の場合、時価だけではなく再取得価格でも契約ができます。時価とは違い「現在同等のものを入手する費用」といった観点で出された数字です。いずれにしても一定の評価額を越えた部分については保険金が支払われることはありません。今回の事案は契約が2つということです。両者を合算して評価額以上の部分については「保険料の無駄払い」ということです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。
悪意が無いとはいえ、親と私の保険に対する無知を
恥じ入っております。
新加入した保険はご指摘の通り、無駄&無効になる
可能性大であるため、解約します。

お礼日時:2005/12/01 20:00

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