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二つの言語,例えば英語と日本語の間で,一方の言語の表現が,他方の言語では二つの意味の異なる表現に対応することがある現象を表現する用語がありますでしょうか.
例えば,
英語で,I am sorry.は,日本語の"すみません"と"お気の毒です"に対応します.
日本語の"すみません"は,英語の"I am sorry"と"thank
you"に相当する1対NあるいはN対1の対応関係を表す用語はありますでしょうか.

A 回答 (4件)

Gです。

 私もこのことに関しては興味があり三年半このカテで書いてきました。 私は別に英語の大家でも教授でもありません。 しかし、言葉を使って事を成すという生活をしている以上、日本語と英語との意思表明の交差でいろいろな要素によって学習効果が変わってくると言う考えからこのカテで書いています。

「類似の意味は同一と見なし」といわれる部分が私がここでフィーリングと言うものと考えています。 ひとつのフィーリングがありそれを表現するのは無限ともいえる、と言う考えですね。 ですから、このフィーリングをつかめば単語のすべてを知らなくても表現方法は見つかるはずだと言うことです。

そしてそのフィーリングとは性格、状況、相手との間柄、などたくさんの要素に基づいて変わっても来ます。 しかし、一貫したものはあるのです。 だからこそ、ブロークンイングリッシュでも通じることになります。

そして、それらによって(性格、状況、相手との間柄、などたくさんの要素)さらに表現方法が変わってくることになり、この時点の変化は「使いこなせる実力」がものを言うレベルになるわけです。

たとえば、I'm sorryにしても結局はひとつのフィーリングがあり、ごめんなさい、にしろ、ご愁傷様です、にしろ、相手の気持ちや状況を察し慰めるフィーリングを表現する、と理解すれば、ごめんなさいでもご愁傷様での、それは、「さらに表現方法が変わってくることになり、この時点の変化は「使いこなせる実力」がものを言うレベルになるわけです。」の表現方法に過ぎない、と言うことにもなるはずです。

言葉の底に流れているものと表現方法とのギャップはどれだけ言葉を自分のものにしているかで変わるということでもあるわけですね。

さらに、ひとつの単語、またその集合体である文章ではそのフィーリングを間違いなく表現できるとは限りません。

I'm sorry.にしろ、この表現だけを持ってきて、どんな意味だ、どんな「細かい」フィーリングを持っているんだ、と言われても分かるわけはない、と言うことはつまり、「前後する文章」、「ジェスチャー」「顔つき」「イントネーション」「アクセント」など、文字や声と一緒にフィーリングを出す能力をもった人間が出来ることであります。 これらを無視した学習方法、教え方では結局使える能力へ導くことにはならない、と言うことなのです。

>文章となるとそこに使われている単語の意味はかなり制限され,単語レベルのネットワーク的つながりはなくなり,本来は英語の文章と日本語の文章との間には,表現の仕方の差異を無視すると意味としては,1対1に対応する場合が圧倒的に多く,通常そのように認識されているのではないかと思います.

今上に書いたように、文章だけではすまない、と言うことなのです。単語はもちろん、文章でも一対一のにはなるとは限らない、と言うことなのです。

だから文章ひとつをもってきた英語問題は言葉と言う英語の本質を無視しているとまで私は言うのです。 このカテの質問の見ていただければお分かりになると思います。 状況が分からないので何を意味しているのか分からない、とか、前後する文章で意味合いが変わってきますが、とか、問題集の解答にあるだけが解答ではないと思います、と言うような皆さんの回答は何を意味するのでしょうか。 回答者サンたちのこれらのコメントが、ご質問の中心部をついていると私は感じます。

ではまた。
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この回答へのお礼

遅れましたが,貴重なご意見ありがとうございました.
意味の対応関係を明確なかたちで記述するのが難しいためか,このようなことが議論がなされることがあまり内容です.

お礼日時:2006/01/22 23:01

N=無限大ではないでしょうか。


ある表現の訳は文脈や訳者の好みなどでいかようにも変わり得ると思います。
またたった一つの意味しか持たない単語というのもちょっと想像できません。
固有名詞は、「典型」や「ある傾向を持つ人物」を示すことも有ります。
現代のモーツァルト、第2のイチローなどは、一般的に通じますし、例えば限定された範囲を考えても、たとえば1年2組に山田という面白い生徒がいたとすると、3組の面白い生徒を「あいつ3組の山田だよな」と言ったりもしますよね。

このような関係/現象を表現できる用語はないのではないかというのが私の印象です。

「言表行為」で検索するとお望みの言葉が見つかるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます.
意味というものを表現(訳語)の違いという見方でとらえるのであれば,Nはおっしゃるように無限大-それも実数無限大と思われる-となると思われますが,類似の意味は同一と見なし,代表的な意味だけを問題にすれば,少数の意味の対応関係として捉えることができるのではないかと思っています.

お礼日時:2005/12/12 21:40

このご質問は、ある二言語の対応関係を表す(言語学的)用語があるか、と言うご趣旨でしょうか。

例えば「意味機能」みたいな感じで。。?

調べてみましたがよく分かりませんでした、すいません(^^;)
言語学教室などの大学のHPに問い合わせてみてはどうでしょうか。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます.
質問の趣旨の補足は,No.1の方へのお礼欄に書きましたが,もう少し細かくいえば,特に問題となるのは,冠詞-文章の文脈の中でその機能が決まる-の場合は,文章の中にあって,同じ文章でもがその機能が多様に解釈できる場合があり,このような場合でも1対1の解釈しかないように理解されがちです.このようなことに注意を払う意味からも質問のような用語があればと思った次第です.

お礼日時:2005/12/12 21:29

アメリカに37年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

これってどんな単語・表現にも当てはまることなんではないでしょうか。 なぜって、ほとんどの単語・表現は2つ以上の意味や訳し方があるからです。

本→book→予約→reservation

beautiful→美しい→pretty→かなり→very

とやっていけますよね。 つまり、一対一になること自体が珍しいんじゃないでしょうか。

何か私がご質問を勘違いしているのでしょうか。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました.
単語のレベルで考えれば,おっしゃるように英語と日本語の単語の関係は,1-N,N-1の関係でネットワーク的につながる関係になるのが通常起こる現象であると思われます.
質問が曖昧でしたが,"表現"と書きましたのは,英語の文章と日本語の文章の対応関係を問題にするつもりでした.文章となるとそこに使われている単語の意味はかなり制限され,単語レベルのネットワーク的つながりはなくなり,本来は英語の文章と日本語の文章との間には,表現の仕方の差異を無視すると意味としては,1対1に対応する場合が圧倒的に多く,通常そのように認識されているのではないかと思います.文章の段階で,例に挙げたような文章の意味の1対Nの関係の存在は,まれな存在で,語学を学習する上では,注意を要するものではないかと思っています.
このような状態を言語学でどのような用語で表すのかを知りたいと思い質問いたしました.

お礼日時:2005/12/12 21:12

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