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最近原始時代に興味を持ち始めたんですが、日本の旧石器・縄文・弥生・古墳時代に関する素人向けのわかりやすい解説書を探しています。本屋で考古学のコーナーを見たんですが難しそうな本ばかりでした。できればモースや相沢忠洋がこうこうしたといった、これまでの研究史っぽいものを含んだ本が良いんですが、おすすめの本があったら教えてください。考古学でも文献史学でも、それらをおりまぜたものでも構いません。
ちなみに今まで読んだのは(考古学書とはいえませんが)新潮文庫の「発掘捏造」「古代史捏造」と岩波文庫の「魏志倭人伝」だけです。

A 回答 (4件)

講談社のもう10年くらいまえの出版ですが、『歴史発掘』シリーズが良いと思います。

写真が多く使われていて『古代史発掘』→『古代史復元』シリーズの後継シリーズです。図書館にはあると思います。そのほかは、明治大学考古学博物館編の『市民の考古学』シリーズ(名著出版)は一般向けの講演会の記録集で学史的な話しもでています。学生社の『シンポジウム日本の考古学』シリーズは各時代ごとに座談会形式になっており読みやすいかなと思います。専門的なものでは、角川の『古代の日本』シリーズがあります。これは地域ごとに通史的に扱っています。あとは各県史などは最近のものはカラーが豊富なので具体例を知るには便利だと思います。例えば千葉県史の資料編は各時代の県内の代表的な資料紹介が主ですが、簡単な概説も書いており概略をしるにはよいのではと思います。
北海道新聞社の『新北海道の古代』シリーズ、岩手日報の『いわて未来への遺産』シリーズ、『群馬の遺跡』シリーズなど新聞社などでだしているものもあります。古いものでは、至文堂の『日本の美術』にも各時代ごとのシリーズがあります。単行書では堤隆『黒曜石3万年の旅』NHKブックスはおすすめです。講談社メチエにも『縄文論争』といった本があるので、さがしてみたらいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

『縄文論争』を買いました。今から読んでみたいと思います。
「歴史発掘」も今から探してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/17 15:34

No.1さんのおすすめしている雑誌は研究者及びマニア向けなので


全くの素人には専門的すぎると思います。
まずは新書のコーナーで興味を持ったタイトルの本を数多く読んでみて下さい。
著者によって言っていることが全然違うことが有るかとは思いますが
いちいち気にしないで下さい。(特に古代史)
数多く読んでいけば自分なりの合理的解釈が着いてきます。
10年前と最も違う最近の研究成果は弥生時代の開始がBC700頃に繰り上がった事と、
それに伴って古墳時代も3C始めからと考えられていることです。
注意しておいて下さい。
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この回答へのお礼

ということは邪馬台国も古墳時代になってしまう可能性がありますね。
新書でなかなか考古学の本がないもので。記紀などの文献史学に関する本は入門書も割とあるんですが、考古学のほうはなかなか。でもとりあえずいろいろ読んでみようと思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/17 15:33

私が考古学に興味を持つキッカケになったのは、我が家の庭から「縄文中期の土器片」がでたことに始まります。

相沢さんの「岩宿の発見」はその当時夢中になりました。「登呂のいしぶみ」も面白かったですよ。
わりと身近に先生もいたし、資料館にも足を運びました。dollar様の周囲にも資料館などがあるようでしたら是非!足をお運び下さい。入門書などのアドバイスも受けられるでしょうし、No1様の書かれている「発掘現場」の「見学」というチャンスにもめぐりあえるでしょう。
また、毎年5~7月にかけて「日本考古学総会」が東京近郊の大学で開かれています。各地の遺跡調査報告書のほかに、考古関係の書物を入手できます。
そうそう、ジャパン通信社から毎月発行されている「月間埋蔵文化財発掘出土情報」もなかなか面白いですよ、入門書というわけではありませんが、日本をはじめとする情報を楽しめます。
※資料館もしくは、市役所の社会教育課には
「遺跡分布地図」が置いてあるかもしれません。
地元の遺跡を見て歩くのも一考!!
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この回答へのお礼

「岩宿の発見」を読み終わりました。
専門的な内容に触れてなかったのは残念ですが、むしろ読みやすくて読み物として楽しめました。
「登呂のいしぶみ」のほうも読んでみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/17 15:30

考古学ジャーナルとか季刊考古学がオススメかも。


雑誌ですが・・・。

あとはとりあえずニューサイエンス社がだしている本
たしかオレンジ色の本・・・。「考古学ライブラリー」だったかな。
骨角器についてとか。ひとつの話題に絞って、結構薄めな本です。

雄山閣出版の「縄文文化の研究」これも弥生とか古墳もでてます。

東京美術の「考古学シリーズ」とか・・・。

この辺は個人で買うのは高いから、図書館で見ることをオススメします。。

縄文土器なら土器大観というでかいのがある・・・。
あれは写真を見て、ぁぁ。土器ってこういうものなんだ~。って見るだけですが…。
後ろの方に文章で説明がなるべく短く書かれているので、理解しやすいと思われます。

あと、発掘のバイトとか行った方が考古学の事がはやく分かると思う。むしろ、本読んでも、発掘いかなければ、何もわからない。。
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この回答へのお礼

おすすめありがとうございます。早速本屋さんでチェックしてみます。
東京美術の本あたりから手を出してみようかと思います。

お礼日時:2006/01/17 15:28

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