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着物に詳しい方教えてください。3点あります。
1.和裁専用のハイテクミシン仕立てと手縫い仕立ての良い点と悪い点。
2.胴裏について 「縦糸絹100% 横糸ポリエステル  100%の二重使用」と書いてあるのですがこれは   「胴裏ポリエステル」と同じ意味合いですか?
3.附け下げや訪問着を購入する場合、仕立て、胴裏はど  れを選択すればベストですか?
急いでます。みなさんよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

ご自分で仕立てるのでなくお店に発注するのですね?


1.手縫いに勝るものはありません。
ご存じの通りミシンというのは糸が表裏二重になりますね。
これがごわつきや引きつれの原因になりますし着心地も天と地ほど違います。
付下げや訪問着をミシン縫い?言語道断!と私は言いたいです。
ミシン縫いを許せるのは浴衣だけです。(部分的に)

2.表示の通り縦糸を絹糸、横糸をポリエステル糸で織った混織でポリエステルとはまた違います。
二重使用というのは二重織りの事で表裏二重組織で織られたものという意味だと思います。
洗える着物などには無論ポリエステルを使いますが正絹の着物には絹羽二重ですね。
おっしゃる物はその中間で、ポリエステルより風合いをよくするために絹糸を用いたものではないでしょうか。

3.繰り返しになります。訪問着や付下げ(正絹と理解して)の仕立ては手縫いで、胴裏は絹羽二重がベストでしょう。

この回答への補足

早速、回答いただきありがとうございます。やはり仕立ては手縫いで胴裏は絹羽二重がベストなのです。orihime05さんは専門家の方ということでこの場かりて質問させていただきます。今回「辻が花の附け下げ訪問着」を購入しようと思っているのですが、紋を入れるか入れないか迷っています。使用目的はパ-ティ-や普段のお出掛けやお茶と友人の結婚式など幅広く使用したいのですが。現在紋入りの訪問着は地味で40代・50代からかなと思っています。ちなみに私は現在30代独身です。

補足日時:2006/01/17 12:25
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こんにちは。


1.について
ハイテクミシンが良い点は、加工賃が安い。
それしかありません。
仕立て直しをしようとすると、ミシンの針の跡が残ると思いますので、寸法を小さくするのはできても大きくする事は難しいと思います。
また、もともとコストダウンのためなので、同裏地もポリエステルを使う事が多いと思います。
ポリの裏地は、静電気がすごいです。
2.について
もう回答があるので控えます。
裏地なんて、表地に比べれば微々たるものですので、ケチらないほうがいいです。
3.やはり、手縫い、絹100パーセントです。
胴裏にもブランドがあって「レピア」が丈夫でいいとか聞きますけれど、それほど、回数着ないなら、とりあへず絹100%のものをオススメします。

参考に最高級はこれです。
高橋のレピア、それでも1枚分で定価で1万、ネットで5000円。
http://www.rakuten.co.jp/kimonoichiba/529062/530 …

実は、安い小紋をハイテクミシン、ポリ胴裏で仕立てました。
普段着だし、反物も安物だったので(絹です)…、仕立て代をケチってしまい(よく考えれば、2万も違わないのに)後悔してます。

なんんとなく着物自体が堅い感じ(上手く表現できませんが)になります。
でも、見た目では特に手縫いと違いは感じません。
一番困ったのは、ポリの胴裏です。
上前が上がったまま静電気で張り付いてしまいます。
直しても、一歩歩けば、また張り付きます。
着物に静電気防止スプレーするわけにもいかないしね。
脱いだ瞬間、ビッビビとすごい静電気です。
人前では、恥ずかしくて脱げないよ。

ハイテク、ポリ胴裏なんて、安いだけが取り柄です。
お財布と相談して時には、ハイテクもいいかもしれませんが、(私のように安い小紋とか)付け下げや訪問着ならやめたほうがいいです。

この回答への補足

こんにちは。早速、回答いただきましてありがとうございます。お二人ともおっしゃるとおり仕立ては手縫いで胴裏は絹100%がベストな選択なのですね。早速お店に電話して聞いてみました。手縫いに変更すると胴裏は絹100%になるそうです。そこでまた新たな選択肢が出来ました。和裁士・一級和裁士を選択出来るそうで料金が長襦袢も一緒に同じ方に頼むと和裁士さんが2万5千円、一級和裁士さんは4万5千円との事です。やはりどうせなら一級和裁士さんにお願いした方が良いのでしょうか?着物初心者で分からないことだらけです。
宜しくお願いします。

補足日時:2006/01/17 16:26
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最初のご質問に関しては、既に他の回答者さんが、書いていらっしゃいますので・・・


私は胴裏は正絹しか使いませんし、洗える着物は、1枚しかありません。やはり、絹にまさるものは無いと思っています。
ミシン仕立ても、ウールしかありません。(昔)

胴裏は着物によって高級・中位など価格を変えています。
高級な裏地は仕立てなおし時も洗い張りだけで、使えるのですが、、、やはり絹極特の黄ばみが、(それが良いのですけれど)気になることがあります。
そんな時は、それを普段着用に、まわします。

和裁師の腕
不思議ですが、衿張り(衿のつけかたを敢えて衿張りというのは、微妙な手加減があるんですよ。)は非常に
差がありますので、長襦袢と着物は同じ手が良いように
感じます。もちろん、いつも同じ方に頼むと
着やすいです。そんな事で私は中々呉服屋さんを
変えられません。趣味などもわかってもらえますし
それなりの品揃えをしてもらえますので・・
smailly48さんが書かれている価格は、どちらも一般的であると思います。1級などの肩書きや資格は昔は無かった物です。熟練した人はそれなりの腕がありますので
なんとも、いいにくいですが、、、。
呉服屋さんは着物の格に合わせて、仕立て人は選ばれてはいるようです、、、、。

紋いれ
訪問着は、背中の柄によっては紋を入れても目立ちません。
そんなことから、最近はいれないこともあります。
それなりの格の有る柄ですと、そのままでも、結婚式には着ても大丈夫ですし、紋がはいると、着る範囲がむしろ
せばまります。
今回はつけ下げということですが、普通は付け下げには
紋は入れないでしょう。
只つけ下げでも、訪問着かと思えるような、柄ゆきであると、紋はいれるのかな???
私は上記の理由で多分いれません。

もっとスッキリと回答できると良いのですが、
なにか、ご参考になればと書かせていただきました。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。やはり良いものは良いのですね。大変参考になりました。着物初心者なものでまたこちらで質問することもあると思います。その時はまたご意見聞かせてください。

お礼日時:2006/01/18 19:49

どうも、再び回答させて頂きます。


紋入れについてのご質問ですが、紋を入れた着物がふさわしい場かどうかを○×で表してみたいと思います。

パ-ティ-   ○(△)
(どんなパーティー、場所かによります)
普段のお出掛け ×
お茶 お稽古  ×
   お茶会  ○
友人の結婚式  ○

という具合になります。
つまり結婚式などの正装と普段着は分けてこそ意味があります。
しかし付下げ訪問着という事ですので帯で格を上げれば紋なしでも結婚式に差し支えありません。
お身内の結婚式には紋付きがいいでしょう。
また普段のお出かけと言っても附下げを着るようなおでかけ(たとえば歌舞伎や一流レストラン)なら一つ紋くらいは入っていてもいいです。
友人との軽い食事会やショッピングに紋付きはやはりおかしい気がします。

また和裁士さんの選択ですが…。
何でもお客様に選んでもらうシステムのお店なのですね。
着物の格にあわせたりそれぞれの和裁士さんの得手不得手を考慮してお店側で選択するのが一般的かと思うのですがね。
それは一級と言われる方の方が安心ではあります。
和裁士さんもピンキリなのは確かですし若い駆け出しや修行中の方の練習教材になる可能性があります。
それでも経験豊かな方がきちんとチェックはしますので必ずしも仕立てが悪くなるとは言えません。
それでも微妙な手加減は熟練した和裁士さんならではですので、よいお品なら一級で指定した方がよさそうです。
お店の方のアドバイスをよく聞いてみてはいかがでしょうか。

ご納得の行くお着物が仕上がりますように、何より着物を楽しんで頂けますようにお祈りしています。
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この回答へのお礼

大変分かり易くアドバイスしていただきありがとうございます。着物初心者なのでこちらでまた質問することがあると思います。その時またアドバイスをしていただけたら嬉しいです。今回は本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/01/18 19:56

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