電磁波について教えてください。

まだ日本ではあまり規制されていない電磁波のことについて、その危険性など、教えてください。海外では強い規制をしている国もあると聞いています。携帯電話などの電磁波が強いことは分かっていますので、私はできるだけ着信時は耳からはなしたりして気をつけています。鉄塔やＮＴＴアンテナからの電磁波の影響についてや、ＩＨクッキングヒータ、また小児への影響など、知っていることでかまいませんのでお願いします。ちなみに、ペースメーカーなどは使用していません。日常生活における点での危険度を知りたいです。

No.5 ベストアンサー 回答者： hanakannmuri 回答日時： 2006/02/21 00:10

　（長くなってしまいました。

すみません）


　今晩は。電磁波は色々な種類がありまして、種類によって与える影響も様々です。世界的に主に問題になっているのは、人工の電磁波ですね。家電などから出る低周波の電磁波、ケータイ・電子レンジなどから出る高周波の電磁波についての危険性が指摘されています。
　
　電磁波は感電などの「刺激作用」、発熱などの「熱作用」、刺激・熱以外の「非熱作用」と呼ばれる作用がありまして、「非熱作用」が免疫を下げたりガンや白血病などの原因となったり、促進作用をもたらすことが心配されています。

　日本ですと、普通の家電は、１秒間に５０回、または６０回振動する電磁波が出ます。ケータイや電子レンジなどは１秒間に数億～数十億回振動するマイクロ波の電磁波が出ます。ですので、家電などは使わないときはコンセントを抜く、ケータイなどは電源を切られることをお勧めします。また、壁を隔てるなどしても、突き抜ける電磁波もあるので、物理的に発生源からの距離を取ることが大事です。


　電磁波の被曝量は概ね「電磁波の強度×浴びる時間×発生源からの距離」で決まります。送電線・変電所・ケータイのアンテナ基地局などの付近の住民は２４時間、３６５日浴びることになりますから、微量であったとしても、毎日浴びることは、毎日化学物質を体内に取り入れることと似ています。

　高圧送電線の近くに住む子供は白血病が多いという報告もあります。大阪府門真市末広町は、たくさんの人がガンになった、ということで、日本消費者連盟のビデオで紹介されています。
　スウェーデンなどでは、地下４０ｍほどの所に電線を埋め、さらに油などで取り巻いて、電磁波を相殺する措置を取っているようです。日本でも電線の地下化などが進められているようですが、地下数メートルの所なんですよね～。今までよりも更に被曝するようです。

　ケータイ・電子レンジなどのマイクロ波は、水分子を振動させてモノを温めます。ですので、体の９０％が水分で出来ている赤ちゃん・胎児などは特に注意が必要です。成人も７０％が水分で出来ていますが…。細胞分裂の盛んな子供は、よくも悪くも影響を受けやすいです。ケータイを子供に行政が持たせようとしている日本は、子供に持たせないようにしようという、世界の流れに逆行しています。

　IHヒーターは、天笠啓祐さんの「電磁波汚染」（日本実業出版社）によると、家電の中でも強い電磁波が出る製品だそうです。また、電磁調理器が作る変動電磁場は、人体にも入って誘導電流を作り出し、体内に熱を生じさせるそうです。かなり距離をとっても強く被曝するみたいですね。

　体温が１度違うだけで、人は具合が悪くなったりしますし、男女の産み分けにも関係してきます。

　電磁波だらけの世の中ですが、なるべく使わなくていいものは使わないようにする、コンセントを抜く・電源を切るなどの姿勢が大事だと思います。

　ちなみに、ケータイについては、欧米では１６歳未満の子供はケータイを使用しないようにと、政府が通達を出している国もあります。また、５月にアメリカでケータイと脳腫瘍との関連が認められ、ようやく労災認定されたそうです。私はペースメーカー装着者が近くでケータイ使用者がいたために意識不明となってしまったという投稿記事を見て、ケータイは持つまいと思いました。自分の体にもいいですしね。強い電磁波をあちこちに撒き散らしたくありませんし。頑張って公衆電話などで済ましています。友達にも呼びかかけていますが、こちらは難しいですね（＞＜）

　無線でデータの送受信が出来るものは、有線のものより、無頓着になりやすいですし、強い電磁波を出しますので、より注意が必要です。

　電気が発明されてまだ１世紀ほど、大量に消費されるようになったのは、ここ数十年です。マイクロ波のような自然界に僅かしかなかった電磁波が、大量に環境に放出されるようにもなりました。鯨やイルカが浅瀬に迷い込むのも、彼らの磁気を感知する力が乱されているからだという説もあります。

　利便性を追求する余り、環境や健康のことがないがしろにされているのを、特に日本で感じます。一番危険なのは「無関心」「問題を知らされない」ということではないでしょうか。

　電磁波は「最期の公害」と言われています。これで公害が終わる、という意味ではなく、これで人類が滅びるという意味の「最期」だそうです。

　あ、電磁波９９％カットのホットカーペットが富士通から出ています。他の会社で、電磁波低減の電気毛布もあるそうです。みんなが関心を持てば、世の中の流れも少しずつ変わってきますね（＾＾）

この回答へのお礼

ありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時：2006/02/24 11:56

No.4 回答者： shou1 回答日時： 2006/02/17 07:28

No.1で電磁波過敏症を挙げておられますが、コレの原因が電磁波ではないと言うことは、少なくとも過去７－８年にわたる調査（スウェーデンのカロリンスカ研究所を含む）で明らかになっており、世界保健機関からファクトシートも出ています。

国際基準の範囲内の電磁波の健康影響としては、これ以外に、
・発症率が高く（数％オーダー）、
・即時に発症する
ものはこれまで知られていません。

参考URL：http://www.who.int/peh-emf/project/FS296_EHS_Jap …

No.3 回答者： gura_ 回答日時： 2006/02/14 19:41

　電磁波で生体への影響がはっきりしているのは、真夏の紫外線による「日焼け」です。

　この強さは1kW/m^2程度と言われています。
この対策はご承知のとおりです。

　このような強い電波環境の施設には、一般の人が入らないような処置をとるように義務付けられています。↓
http://www.tele.soumu.go.jp/j/ele/body/system/in …

　心配とお考えの事をあえてすることはありませんが、過剰な心配はしなくて良いと思います。↓
http://www.tele.soumu.go.jp/j/ele/body/index.htm

　ちなみに日本には、自動車と携帯電話は同じぐらいの台数がありますが、交通事故では、年間8000人程度の死者がありますが、携帯電話の電波の影響で死亡したということを聞いたことはありません。
　

参考URL：http://www.tele.soumu.go.jp/j/ele/body/index.htm

No.2 回答者： hawkwind 回答日時： 2006/02/14 17:25

まずはおさらいですが、ご存じのようにこの世は電磁波の塊です。

音が聞こえるのも、色が見えるのも電磁波なら、
人がものを考えただけで電磁波は発生します。。。

電磁波が問題となるのは特定の周波数に関してですが、
電磁波の肉体への影響についてはよく分かっていない部分も多く、
家電レベルでは審議が続行中です。

なので不安が先行する形で
些細なことにも過剰反応するのは禁物と戒めています。

下記URLの本を読めば深く理解できるようですが、
冒頭の説明だけでも参考になります。

なお、ペースメーカについては誤作動が問題であって、
内蔵へ悪影響を与えているのではありません。

参考URL：http://homepage3.nifty.com/~bemsj/EMFbook.htm

No.1 回答者： naoko00800 回答日時： 2006/02/14 17:02

電磁波過敏症で検索されると

いろんなサイトが出てきますよ。

実験として
卵をＡグループとＢグループに分けます。
条件はまったく同じにしておき、
Ｂグループのそばで携帯の電源を
入れたり切ったりします。
（携帯は電源を入れる時と切る時
がもっとも電磁波が出ている）

そうすると、Ａグループの卵は
ほとんど全部孵化しますが、

携帯のそばに置いたグループは孵化率が
極端に下がります

長時間電磁波を浴びる仕事を
していた女性は
特に生殖器に問題が出やすいという
データもあります。（不妊になる）

高圧線や送電塔の近くに
住んでいる人や
パチンコによく行っている人で
電磁波過敏症が
出やすいという話も。

質問者様は携帯を耳から離して
使われているとのことですが
とても賢明です。

携帯電話で長時間話していた
営業マンの人が、
ろれつがまわらなくなったり
頭痛がしたりという話は
しょっちゅう効きますよ。

ガウスメーターという電磁波測定器で
携帯を計ると、針が振り切ってしまうほど
強い電磁波が出ているそうです。

日常生活では、携帯に特に気をつけてくださいね。