

農業は全くの素人です。よろしくお願いします。
有機野菜や無農薬野菜を食べると回虫やギョウ虫が寄生するなんていうことを時々聞くのですが、どうもよくわかりません。
有機とは言っても人糞は使っていませんよね?
肥料として使われる牛や鶏の糞にも、人間につく回虫やギョウ中の卵があるのでしょうか?
仮に牛糞や鶏糞に卵があるにしても、昔下肥を撒いていたように野菜の上からザバっと撒くような使い方はしていないので卵は野菜にはつかないような気がするのですが…。
どなたかご教示くだされば幸いです。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
#1の方の回答とそのお礼に補足させていただきます。
例えば堆肥を使うと回虫が寄生すると仮定します。であれば、どの野菜を食べても、そのリスクは同じです。有機農法だけが堆肥を使うわけではありません。
生野菜では回虫やギョウ虫より、食中毒菌のリスクの方がはるかに高いですよ。ニュースにはなっていませんが、サラダ由来の食中毒って結構起きます。
今日本では、生の畜糞を使うことはありませんが、使った場合、大腸菌汚染の方が怖いですね。畜舎のすぐわきに農業用水があり、その水が畜糞で汚染されているのを知らずに、潅水したりすると、野菜も汚染されます。
ちなみに、(不安にさせるようで申し訳ありませんが)それらの菌は洗ったぐらいではとれません。(もしいたら)運が悪かったとあきらめるか、それがいやなら、調理して食べてください。
カット野菜は「加工」には当たらないので、原産地表示が必要です。また、サラダも原料の原産地表示が必要になりました。今は移行期間中ですが、来年には、「原料:レタス(長野県産)」などと表示されるとおもいます。
フォローになるかどうか‥ 私は、スプラウトという生食用の野菜を作っていますが、生産者は衛生管理に粉骨砕身しています。だから、多くの場合は安全なんですけどねえ。
ご回答ありがとうございます。
>例えば堆肥を使うと回虫が寄生すると仮定します。であれば、どの野菜を食べても、そのリスクは同じです。有機農法だけが堆肥を使うわけではありません。
そう言われればそうですねえ。その通りです。
「無農薬野菜には回虫の卵」なんてのも変ですよね。
そもそも全ての農薬が回虫の卵に効果があるわけじゃないんだから、「農薬使ってる=回虫の卵はない」は成立しませんし。
カット野菜とサラダの件、知りませんでした。ありがとうございます。
スプラウトですか。大好きです。お仕事頑張ってください。
No.4
- 回答日時:
有機質肥料を畑にまいた場合、確かにその有機質肥料の原料(人糞、牛糞、鶏糞などなどなど)には寄生虫はいます。
要は原料をどう使用するかの問題なのです。
ここに大きな誤解があるのですが、無農薬有機栽培が当たり前だった時代には、人糞は直接散布はせず、発酵させてから使用しました。
理由は、寄生虫防止というよりも、そうしないと効果が強すぎて肥料として使用できないからです。発酵させれば寄生虫の卵も死滅します。
まあ、なので、発酵が足らなかったりするとやはりそこに寄生虫がいたのでしょう。それに、散布方法も問題があったのだと思います。昔の人は今の人よりも回虫を持つ人は多かったようです。
それと同じ事で、牛糞や鶏糞はそのまま畑には使用しません。
きちんと発酵させて堆肥にするか、乾燥された物を普通は使用します。
ただ、生の物を使う事もありますが。その場合は私には分かりません。
上からザバッとはまかないので、問題にはならないと思いますが。
結論を言うと、100%安全というのは無農薬だろうがなんだろうが、ありえないです。
そしてまた同時に、現代において寄生虫がくっつくような栽培方法をしている農家は無農薬農家だろうがなんだろうか、どんな肥料を使っていようが皆無に近いです。
(人糞を使っている農家は結構います。でもちゃんと発酵させています。)
「皆無に近い」と書いたのは、以前読んだ本の中で、
無農薬で農家を始めた家に行ったら、畑に新鮮な人糞がたくさんまいてあり、もらった野菜も臭かった・・と書いてあったので・・
でも心配はいりません。どうしても心配であれば栽培農家に行けば分かります。
ごめんなさい。結局回答にはなりませんでしたが、参考にでもなれば幸いです。
ええっ?人糞を使っているところもあるんですか?
それはちょっと驚きです。
人糞は現代農業のタブーなんだと勝手に思っていました。
でも、人糞はとてもいいんだそうですね。
親戚の昔話によると、牛糞鶏糞は生を使うと強すぎるんですが、人糞だけは生でもよく効いたんだとか。
>現代において寄生虫がくっつくような栽培方法をしている農家は無農薬農家だろうがなんだろうか、どんな肥料を使っていようが皆無に近いです。
そうですね。やはり「有機野菜には回虫の卵」説は、消費者の無知から生まれた誤解でしょうね。
どうもありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
確かに10年ほど前に有機野菜を食べていた家の子供が腹痛で病院に運ばれて回虫がものすごい数で出てきたという記事がありました。
そのときに母と話したことですが
昔まだ強い農薬や化学肥料が無かった頃はギョウチュウなどの危険を避けるために主婦たちはきちんとした野菜の洗い方の知恵を持っていて(祖母の野菜の洗い方は本当に丁寧です。)生で食べないなど調理の仕方も気を使っていたそうです。そして年に数度虫下しを飲み体を守っていたそうです。(検査もありましたよね)
化学肥料が使われるようになり虫の心配が無くなり、そういった知恵もなくなってしまったのでしょう。生で食べるレタスや、水耕栽培の野菜なんかのサラダも出てきたり野菜の食べ方も大きく変わりましたよね。
有機栽培が見直されるようになって作る方は学ばれても、食べるほうは「食べ方」を知らない。農法の問題ではないと思います。
もちろん有機農法も昔のままではなく進歩してますし本当に衛生には気を使っているようですので
そう心配することは無いと思います。
でも野菜はしっかり洗う、ということは心がけています。(食中毒防止もできますし)
ご回答ありがとうございます。
>有機栽培が見直されるようになって作る方は学ばれても、食べるほうは「食べ方」を知らない。農法の問題ではないと思います。
なるほど。確かに私の周りにも、スーパーのほうれん草束ねたまま流水でさっと洗って終わりの人とか、「無農薬だから洗わなくても大丈夫」などと言ってる人とかいます。
消費者の無知ゆえ起きたことが生産者に責任転嫁されているケースもたくさんもありそうですね。
No.1
- 回答日時:
昔はそういうことはよくあったようです。
今は国内ではないでしょう。
しかし、中国では人糞を使うことも良くあるようです。
昨年中国産のキムチから寄生虫の卵が見つかって韓国で大騒ぎになりましたが、
そういう白菜を使っていたからのようです。
キムチになっていたら寄生するとも思えませんが、気持ちが悪いですね。
日本にも各国から輸入されていますし、加工品になってしまうと原材料の生産地がわかりにくくなりますから、
全くないとは言い切れないのではないでしょうか?
関係ないですが、中国では農薬に対する規制もゆるいようで、
かなり強い農薬(日本では禁止されているようなもの)が使われることも多いそうです。
あちらでは「毒菜」なんていう言葉もあるそうな…。
さっそくのご回答ありがとうございます。
>今は国内ではないでしょう。
私も「有機野菜を食べると~」は濡れ衣のような気もしているのですが、そう言ったり書いたりしている人が多くて…。
>加工品になってしまうと原材料の生産地がわかりにくくなりますから、
そうですよね。生野菜でもサラダやカット野菜になれば生産地を表示しなくてもいいんでしたよね。確か。
産地はっきりした野菜を買って自分で洗って自分でサラダにするのが一番、ということでしょうか。
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