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戦艦大和の船体図や模型を見ると、
船首から船橋を経由し船尾までロープのようなものが
張られています。
これは何でしょうか?
何の為のものか疑問です。用途は何ですか?

大和関係の本を買ったのですが、
アメリカのアイオワ級戦艦にはロープがありません。
また、ドイツやイギリスの戦艦には船橋付近にありますが、船首・船尾付近には到達していません。

A 回答 (3件)

いわゆる空中線ですね。

アンテナの役割をします。金属製です
用途は通信ですが・・・こういった形でのアンテナは金剛級はもとより多くの(旗艦を勤める可能性がある)日本艦船に配置されていました。
アイオワも艦橋(厳密には上部構造物)には張り巡らされています。ただ、写真だと光の関係で見えないことが非常に多いのです。細いですから。

なお、日本海軍の戦艦のように艦尾から艦首まではっていたのは、日露戦争のころはこの方式が主でしたね。でも、第2次大戦ではほとんどの海軍は上部構造物のみですね。あの方式は砲の上に構造物をつくらないと重みでたわみますから、重量がかかるのです。
アンテナの長さが長ければ受信する可能性も高いのですが、上部構造物のみにして(きちんと)受信するだけの技術力が日本では得られていなかったという理由もあるのかと思います。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。参考になります。

お礼日時:2006/04/30 14:49

高周波増幅部が


1球(真空管)ラジオなどは、アンテナを付けないと殆ど聞こえません。

しかし、アンテナを付ければ実用的な性能を見せます。(その後、音声増幅する。)
ならば、これで充分だと考えたのだと思います。

その他、再生方式、2球、レフレックス方式など色々あります。
スーパー方式にしますと性能は格段に向上しますが、
部品点数が10倍近くに跳ね上がります。

ここまで来れば受信機の受信能力は、空中線の性能にあまり大きく左右されなくなります。

但し、計測器での精密な調整も必要で、熟練した技術者が必要になり、コスト、技術、時間共に必要になります。

つまり、空中線の性能で受信機の性能が大きく左右される受信方式であったと推測されます。(低性能)

また、長波帯(LW)は、浅水中(1~2m)に微弱に受信可能である事や、地表波であり、

マストが低く、海水の波浪で受信を妨げられる潜水艦
への交信に使用されていました。

波長が長いので、アンテナも長くなります。
(アンテナは、延長コイルや、短縮コンデンサで、使用周波数に最適になるように変更は可能です。)
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この回答へのお礼

理由・用途もわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/30 14:50

これは無線のアンテナではないかと。


特に潜水艦とも交信し得る長波のアンテナじゃないですか?
「連合艦隊旗艦」として、より長距離との通信ができるように、長波用のアンテナを張っていたと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。御礼が遅くなり申し訳ありません。アンテナだとは思いませんでした。

お礼日時:2006/04/30 14:48

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