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「皇族・華族の為の学校」「教師は一流。生徒は三流」・・・・・・等。
古き日の学習院の印象は、文献などで何となく掴めるのですが、現在の学習院は、一体どのような雰囲気なのでしょうか?
以前、偶然ネットで週刊誌に取り沙汰された事件を拝見し、もはや昔の学習院のイメージは壊れてしまったのかなと思うと、出身者でもないくせに、妙に哀しくなってしまいました。

学習院ご出身者の方(もちろん、そうでない方でも構いません)がありましたら、昔と現代の学習院の違い、思い出話などお教え下さい。
どうぞ、宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

高校のカテでのご質問ですが、学習院の高校についての雰囲気をお知りになりたいのでしょうか?それとも学習院全体(幼稚園~大学、大学院)の雰囲気でしょうか?文面からして後者であるとしてお答えします。



私自身は、学習院の初等科(小学校)、中等科(中学校)に在学経験があり、親戚2人は学習院大学の教授経験者で、それ以外の親戚にも学習院関係者が多くいます。

まず、“皇族・華族のための学校”という雰囲気は未だにあります。この傾向は特に初等科で強いように思われます。いわゆる家柄がいい人の子孫が多いですね。まあ、その人たちが現代社会において、社会の中枢にいたり、金持ちというわけでは必ずしも無いんですが、歴史上の人物の子孫とか、私の友達にもいますよ。あとは、学習院関係者の子供がほとんどだということも事実です。実際、小学校入学時点での入学試験は頭の良し悪しを判断しているとは思えないですし、関係者なら有利になると思われます。ただ、この傾向は上(中等科→高等科→大学)に行くにつれて弱まってきます。中等科より上では関係者や貴族、華族ではない、一般の人もたくさん学校に入ってくるようになります。

“教師は一流、生徒は三流”という感じはあまりしませんね。確かに教師はいいのが多いですが、当然ながら外れもいます。また、生徒は三流ではないと思います。まあ、超一流ではないと思いますが、(家柄が超一流という人はいますが、あくまで生徒本人の能力と考えてのことです。)三流ではないです。もちろん全体的に見ての話であって個々の能力差は当然ありますが、1.5流ってとこでしょうか。また最近では、特に男の学生で、ある程度優秀な人間は学習院の大学までは行かずに外の大学を受ける人も増えてきていますし、受験校とまではいかなくても完全な付属校ではなくなりつつありますね。

まあ、全体としては、未だに学校として良い学校だとは思いますよ。初等科にしても、いじめとか、学級崩壊とかとは無縁ですね。私立ですから基本的に学校側の権限が強いですし、例えば、私が中等科の時にも授業中寝てたりすれば、生徒を平手打ちする教師もいました。(別に度を越えた体罰という事ではないですよ。あくまで教育としての行為で、怪我させられたりということは無いです。)親やPTAを恐れて子供の正しい教育が行えないということは無い学校です。いい意味で昔の教師の権限、威厳は保たれているということですね。

以前との比較に関しては、私の親戚などに聞いても、学習院自体がそう劇的に変わったと感じたことはないですよ。

ご参考にしていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答、どうもありがとうございます。
「教師は一流。生徒は三流」とは、家柄志向の抜けないその昔に、「こいつは、昔、俺の先祖の家来だった」と、公然と教師を罵る生徒がいた事象を指した、以前、書物などで聞き知っていた言葉です。
誤解、ご不快等がありましたら、申し訳ございませんでした。

また、適切なカテが見つからなかった為、こちらのカテゴリーに質問致しました。

やはり、「家柄がいい」という点では、学習院は未だ別格の位置づけにあるようですね。
大変、参考になりました。
この度は、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/06/02 13:35

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