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江戸時代に金銀を見つけるのは大変だったでしょうけど、水銀を見つけるのはもっと大変だったのではないのですか?

A 回答 (4件)

鉱物はほとんどが鉱床から採掘されます。

鉱床は周囲の岩石に比べてある種の元素が高濃度で集まっている場所なので、一般に独特な形状・色などをしており、注意深い人が露頭を見ればすぐ気づくことが多いです。

特に代表的な水銀の鉱石である辰砂(鉱物名)は独特な赤い色をしており、顔料にも使われるようなので、野外では見つけやすかったと思います。実際No1の方の指摘のように古代から知られている水銀鉱床があります。また金属水銀の抽出も他の元素に比べれば比較的簡単です。


その点からは、金銀は石英脈にともなうものにしろ、砂金にしろ、よほど大きなナゲットでも無い限り、外見(ぱっと見て)からは存在の判断が比較的難しかったのではと思います。
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この回答へのお礼

色も独特で他の金属よりも見つけやすいのですね、ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/07 14:55

水銀の鉱石である辰砂は金銀の鉱石と較べれば比較的豊富な上、色が鮮やかな赤なので比較的見つけやすかった筈です。

日本にも多くの土地で産出されたようで、丹波、丹羽、など、丹のつく地名は水銀の産地であった場所が多いようです。
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この回答へのお礼

丹~の旧国でとれたのですか、ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/07 14:59

もうほとんど言われてしまっているのですが・・・



鉱物というのは、普通鉱床とかそういった、いわゆる鉱物だまりからとった石ころを精製して手に入れます。
鉄でしたら鉄鉱石というものを製鉄します(砂鉄でもよいです)。銅でしたらいろいろありますが、黄銅鉱とかが主流ですかね。
金銀も同様です。非常に不変性が高く、砂金として流出することすらある金はともかくとして、銀も銅も、みな鉱石から精製するのです。

鉱石は、たいてい一箇所に固まっています。固まるプロセスには諸説ありますが、とりあえずその鉱石がある場所を見つければ、そこの近くにはそれがたくさんあるのです。それが金山、とか銀山、とか銅山、といったものです。
で、それが鉱床とよばれるものです。それを探す人が、山師とかいわれたプロです。
この点では、金も銀も、水銀も見つけるための苦労は変わりません。ようはその鉱床があることに誰かが気づくか気づかないか、ですから。問題はその鉱床とか鉱脈とかいわれるものが「多いか少ないか」です。
金銀は、少ないから貴金属なのですね。金銀が実際に含まれているかは、山師ならばわかったかとは思います・・・最大の問題は、見つかるかどうかなのです。


また、たとえば銀なら銀でそのままで埋まっている鉱物を自然~と命名するのですが、これは自然界にはほとんど存在しません。特に現代では自然銀は掘りつくされたといわれています。
つまり、日常使っているほとんどの金属は、元は石ころの中に入っていたのです。

水銀も同じです。辰砂というものから水銀が出てくるということは奈良時代以前より知られていました。
蒸発したものを集める、という手法を除けば、水銀の生成は難しくありません。温度が低いですから。
外国では紀元前より存在は知られていたようです。

補足程度にしておこうと思ったら回答になってしまいました・・・

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/辰砂
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この回答へのお礼

辰砂が見れるサイトありがとうございます。

お礼日時:2006/06/07 14:58

こんにちは。


自然水銀を見つけるのは大変だったでしょうね。

しかし、辰砂という赤い鉱石を加熱すると水銀が得られる事は非常に早くから知られていて、常温で液体である事もあり、かなり早くから知られていた金属です。

日本でも東大寺の大仏造営をはじめ、青銅製の大仏に金メッキをする方法として水銀に金を溶かした金アマルガムを塗って加熱する方法が使われています。
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この回答へのお礼

辰砂を焼くのですね、ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/07 14:53

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