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何十年も前のスピーカーが今もなお人気ってゆう事が多いですが(YAMAHAにしてもBOSEにしても)現代のスピーカーはそんなに発展してないってことですか?

A 回答 (5件)

まず、何をもって発展していないかを明確にしなければならないと思います。


発展を進歩とか技術革新がされているのか尺度で言うのでしょうか。
そのことと、古いスピーカーが人気が有ると言うのも、骨董的価値で言うのか、オーディオ的に言うのか(音色や雰囲気等々)
まさに、種々の尺度が有ることがまさにオーディオ的と言えるのでは無いでしょうか。

コーン紙を動かす一般的なスピーカーは、基本的な原理は同じで有ってもコーン紙の種類やボイスコイルの熱耐量等々発展はしていると思います。
また、他の方式で鳴らすタイプのものも結構なものが有ります。例えば、ムラタ製作所で出した圧電タイプのスピーカーや平面スピーカーなども有ります。

けれど、楽器と同じように必ずしも新しいものが良い音(これがまさにオーディオ)で無いとしてウエスタンタイプのスピーカーを制作している所も有ります。

私の結論としては、オーディオの世界では発展の有無を問うのでなく、音色の違いやスピーカの種類による差異などの質問がおもしろいと感じます。
ただし、技術的なことで有れば、もう少しシビヤな質問を。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。圧電タイプのスピーカーなんてあるんですね。勉強不足でした。とにかくオーディオは奥がふかいってことですね!

お礼日時:2002/02/21 18:24

「人気があること」と「発展すること」って


違うんじゃないかなぁ、と思います。

「発展」という視点でみれば
アキュラシー(再生の正確さ)は向上していると思います。
ただ、スピーカーがアキュレートになるほど
スピーカー固有の癖がなくなり
結果どのスピーカーも同じ音になる、ってのが道理ですよね。

確かに最近のスピーカーは、かつてに較べると
固有の癖あるいはキャラクターが少ないようです。
昔は、同じアメリカ製のスピーカーでも
西海外のメーカーと東海岸のメーカーでは
全然音が違うと、よく言われましたよね。
でも、違うからこそ「オレは西海岸派」みたいな好みがあって
そういう人にとっては「最近のスピーカーは癖がなくてつまらない」
と、なってしまうのではないのでしょうか?

実は私もLS3/5Aという
かつてのBBC(英国放送協会)のモニタースピーカーを
愛用していたことがあって
今使っているスピーカーの方が全然音は正確なんですけど
でもたまにあのLS3/5Aの小骨っぽい音が
懐かしく魅力的に感じられます。
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この回答へのお礼

納得のいく説明ありがとうございました。現代のスピーカーは発展してないんじゃなくて個性がなくなってきてるんですね。
といっても最近のスピーカーで聞いたことがないのでわかりませんが…
今度一度聞いてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/21 17:34

音楽にたとえてみてください.



古い音楽(たとえばSWING)なんかは、たしかに今の音楽より古く
今の音楽は古い音楽があったことを前提に!?作られています。
でも、古い曲もいいですよね。

スピーカーの音もこういう感性の問題です。

本当に古いものがよければ、メーカーもずっと
古いモデルを作りつづけているはずです.

特に、高音、重低音に対しての要求はかなり変わっていますから
ALTICあたりの古いモデルでは再現できない音が
今は普通に聴かれています。
それを必要と考えるかどうかだとおもいます。

でも、そろそろ、フルレンジを軽く鳴らすタイプの
いいやつが出て来ないかなと思っているところです.
昔はこのタイプが多かったのですが、
最近はカチッとした高音をだす2way、
不自然な低音を出す3wayが増えてしまいました。
中音とのつながりが悪いので、個人的には
好きになれません.

この回答への補足

回答ありがとうございます。フルレンジってゆうのは3wayとかに比べると音が明細ではないと前雑誌でよんだことあるんですが、逆にフルレンジの良い所はどこですか?悪いとこが他にもあれば教えてください。

補足日時:2002/02/21 17:28
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追記


オーディオの世界を知っていただくために追記します。

例えば、日本の世界的スピーカーシステムとしては木下モニターが有ります。それは、他の日本製品の様に外国での評判が良い。これはレコードスタジオ等に用いられています。
また、ゴトーやYLの様にオールホーンシステムが有ります。ゴトーのフルシステムは当方の夢のまた夢ですが、多分SPだけで1千万はかかるでしょうし、オーディオルームもとなるとおいそれというわけには行きません。
ドイツには、新方式で鳴らすタイプの大型(2m近く)のSPが有るようです。
小さいものではオラトーンやVicotrの球形タイプなどがありますし、三菱では絵画につけて鳴らすSPのがありました。NEC系の所ではフイルムSPも有ります。

ホール等で一般的に使用されているSPはオーディオ雑誌では知ることが出来ません。あくまでも一般の人が目にしているのは民生用です。むろん、民生用がレベルが落ちるとか悪いと言う意味で言っているのでは有りませんが、安易な評論家に惑わされ無いことを望みます。
けれど、それらが音色的にどうなのかは別の次元と思います。

そんなことを調べるのも変わったオーディオの楽しみかも知れません。
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この回答へのお礼

追加の説明ありがとうございます。いろいろな種類があるんですね!球形やNECのスピーカーは見たことあります。ああゆうスピーカー音も一度聞いてみたいものです。ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/25 15:41

補足ありがとうございます



フルレンジのよい所は、音が自然になるところです。
たとえば3wayスピーカーでは、信号を周波数ごとに
3つに分割しますが、
この分割する過程で音が変わってしまいます。(注)
とくに、その境目の周波数ですね。

フルレンジにはこのような問題がありません。

逆にデメリットとしては

低い周波数、高い周波数まで特性が伸びないという問題があります。
振動板が分割して寄生振動を始めるような高い周波数では
音そのものもにごりますが、
そこまでいかなくても、
スピーカーは高い周波数ではインピーダンスがあがってしまいますから
音は小さくなってしまいます。
逆に低い周波数ではボイスコイルのインピーダンスが下がりすぎて
まともに振動板をドライブする事ができません。

でも、中音はフルレンジが一番きれいですから、
これを重視する場合は
フルレンジ、もしくは、
フルレンジ+ツィーターの2way、
といったスピーカーを薦めています。

ピアノ、ボーカルなんかを重視する場合です。

音の聞き比べはたしかに大事ですが、一瞬ではなく
長い時間聴いてみることをお勧めします。
一見全然パッとしない物が
意外に聞き易かったりします。


(注)
アンプの出力もスピーカーも、インピーダンスは
一定ではありません。
(アンプはアンプの設計で、スピーカーは周波数で変わる)
このため、ネットワークの設計ではかならず妥協が生じます。
また、ネットワークは通過域で見ると抵抗分となりますから、
そのぶんだけアンプのダンピングファクターを悪化させます。
最近、2wayでネットワークを簡略化したものが増えていますが
これは、こういった問題点をクリアする為のもので、
スピーカーの帯域が昔よりも広くなった為可能になりました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうござます。質問とは関係ないんですがフルレンジ+ツィータ-のスピーカーが聞きたくなりました。一度どっかの店で試聴したいと思います。詳しい説明ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/25 15:37

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