プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

スーパーカブ50に詳しい方にお尋ねします。キャブレターをオーバーホールしたのですが、キャブレター側面に付いているネジ(2箇所)をいじってしまい、アイドリングが、安定しなくなってしまいました。どのように調整すれば元に戻るのでしょうか?マイナスのネジとスプリングが付いたプラスのネジがあります。初心者なので詳しく教えてください。(初心者が安易にいじるな!と、怒られそうですが、これから学んで行きたいと思います。よろしくお願いします。)

A 回答 (2件)

カブに限ったことではないのですが、その手のキャブレター(VMタイプといったかな?)では、スロットルストップスクリュー(ばねの付いた方)とアイドルミクスチャースクリュー(パイロットスクリューともいう)の二つの調整ねじがあります。

これはそれぞれアイドリングの回転数(アクセルがどこまで戻るかを調整)する役目とアイドリング時の空燃比を制御する役目を持っています。

さて、エンジンを十分に暖気してから止め、まずアイドルミクスチャースクリューを一杯に締め込み(力を入れすぎて無理に締めないこと)そこから3/4回転ほど緩めます。この状態でスロットルストップスクリューで規定のアイドル回転になるように調整します。

規定のアイドル回転数に調整できたら、その状態でアイドルミクスチャースクリューを半回転前後、左右に回し回転数が一番高くなるポイントを見つけます。さらにスロットルストップスクリューで規定値までアイドル回転を下げます。この操作を数回繰り返し、規定のアイドル回転数に調整します。この操作はできるだけ少ないスロットル開度で規定のアイドル回転を維持する。言い換えればアイドル回転時にもっとも効率のよい空燃比を探し出す操作です。

これらの操作でもアイドリングが不安定である場合は、キャブレターをオーバーホールした際に、組み立ての不備などにより、フロートチャンバーの油面が規定値から外れてしまっているとか、ジェットやニードルの取り付けの不備により正しい燃料の計量が行えないなどが考えられます。また、アイドリングが不安定になる要因にはキャブレターのマニホールドへの取り付け部からのエアの吸い込みや、純正と異なったエアクリーナーの使用でも起こります。

オーバーホール作業に問題がなければキャブレターの調整は上記のように行えばOKのはずです。

ただし、アイドリングの不安定の要因がキャブレターにある場合においてのみの対応です。
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この回答へのお礼

ありがとう御座いました。気をつけて分解したので油面等は狂っていないと思うのですが・・・。なんだか心配になってきました。明日の昼休み調整をしてみます。

お礼日時:2002/02/25 23:49

No1に詳しい回答がありますので、カブの特性上の補足をしておきます。



『マイナスのネジ』の付いたパイロットスックリューの基準もどし回数は【一回転~一回転プラス1/4回転】の範囲です。(記憶間違いでなければ・・・)

No1の回答の方法の3/4回転戻すところを一回転戻すから作業した方が早く適正なセッティングが見つけられると思います。
また、調整を繰り返す場合でも上記の範囲内で回転数を変化させれば通常は元の調整に戻ります。

回答で○回転と言っているものは、ネジの回転数です。
ドライバー(ネジ回し)を指先で回してネジを右回転にいっぱいに締めこんだ状態がゼロ回転です。(握ると締め込みすぎる危険性あり)
その状態から左回しに戻す回転数のことを言っています。
マイナスのネジならネジの頭の「-」が反転したところが1/2回転です。
お解りですね。

調整可能なネジを緩める時には「現状から締め込むまでに何回転するか」を調べてから作業しましょう。
調べたらメモする癖もつけるとさらに良いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとう御座いました。(調べたらメモする癖もつける)確かにそうですよね!明日の昼休みにチャレンジしてみます。

お礼日時:2002/02/25 23:44

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