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ニートというとまるで親や社会に寄生している紐のような言われ方をしているようなイメージがありますが、実はニートは不当な労働条件で奴隷のような立場に落ちることを甘んじて受け入れずに頑張ってストライキを続けているという捉え方はできないでしょうか?

おそらくバブルの頃、ニートのような人は皆無だったのではないでしょうか。それは好待遇な労動が沢山あったからニートをするより働くことに魅力を持てたからだと思います。ところが最近は派遣会社やサービス残業、社会保険の不適用など本来守られなければいけない労働条件すら満たされていないことが多いように思います。ですがそんな条件でも生活の為に甘んじてその待遇を受け入れて奴隷のような立場で働いている人もかなりいるのではないかと思います。ですが本当はニートのようなストライキ行動を取る方がつらくて寧ろそちらの方が将来を開く道なのかもしれないと思います。奴隷の労働条件を一旦受け入れてしまうと益々資本家に奴隷の様に扱われるようになっていくように思います。以下に示すサイトではニートが誇りを持ってニートをやっていると主張がありますが、こういうことと関係があるように思います。

http://ne-ta.com/2006/06/post_1160.html#more

また、この論点から捉えなおすと、ニートを改善すべき、排除すべき存在と一方的に決め付けているのは権力者・資本家の意図のようにも思えてしまいます。つまり質問は次のようになります、このようにニートに対して一種の社会に対する反発、ストライキ説と捉える考え方は間違っているでしょうか?間違っているとしたらニートをどのように理解したらよいしょうか?

A 回答 (8件)

実はパートやアルバイトだけでなく正社員の給料もドンドン減らされており、昔のような年功序列も終身雇用もなくなり、雇い主に無茶なノルマを課され、要求される結果が出せなかったりちょっとでも失敗するとリストラという具合に、社員の労働環境も悪化の一途をたどっていますが、本来なら不満が高まり、それが政治や雇用主へ向けられるはずなのですが、労働者の下にニートというダメ人間の階層を作り出すことで


「君らはニートよりずっとめぐまれている」
「ニートのようなやつがいるから経済がよくならない」
などと話題をすり替えたり、不満の矛先をそらしているのです。

例えば、年金問題一つとっても、
お偉いさんの描いた、日本は何時までも経済成長し続け、金持ちになった国民は子供をたくさん作るので人口もどんどん増加し、支払われる年金の徴収額も未来永劫増えていくというどう考えても無茶としか思えない構想と、
業者からのリベートや、退職後の天下り先欲しさに何の特にもならない(それどころか大赤字)になる事業を発注しまくったり、自分たちが楽しむためだけに一等地に社宅や保養所を作った役人のせいなのですが、
最近では身勝手な若者が払わないから年金システムが破綻しそうになっていると原因が完全にすり替えられています。
払った人間だけで解決できない保険というのは、はっきりいってネズミ講と変わらないような気がするんですが・・・・・。

このようなことが起こる背景には、
金が全ての世の中となってしまったため雇用主の力が非常に強くなってしまい、そこから献金を受けている政治家、広告収入を得ているマスコミが表立って企業を批判できなくなってしまったこと。
加えて何もしなくても給料が増え終身雇用も約束されていた団塊近辺の世代が労働組合など雇用主に抵抗するシステムを自ら放棄し骨抜きにしてしまったためです。
そのため勝ち組ばかりが公の場で発言し自分たちに有利な流れを作り出してしまうため、弱者の意見はほとんど表に出てきません。
また、仮に負け組みが頑張って発言権を得ても、その時は既に勝組になっているため、自分の存在価値を否定するような発言は出来ない仕組みが出来上がっており、結果的に弱者の意見を代弁する人が公の場に出てこないという問題もあります。
こんな不満だらけの世の中なのに、ニートに限らず「誰がやっても同じ」と一般人が選挙にいかなくなってしまっているのは、こういったことの表れでしょう。

ニートが社会に対するストライキかどうかは別として、一部の勝ち組を除き国民全体の労働に対するやる気がそがれてしまっているのは事実です。
現状、底辺の労働者は必要がなくなれば契約更新拒否というリストラの手間すらかからないシステムの下、いつ切り捨てられるかわからないという不安に苛まれながら劣悪な環境でこきつかわれ、しかも給料から衣食住の費用を差し引くと小学生の小遣いほどしか残らないの生活保護以下のレベルの人も多いです。
これではいっそ鬱のふりでもして生活保護を受けようと思う人が出てきてもしょうがないでしょう。
そもそも金を持ってる官僚や企業の経営者までが、公金に手をつけたり、時間外取引などルールの穴を利用して金儲けをしているんですから、制度の不備を逆手に取るニートが出てくるのは当然です。

上記のようなことをなくすためには、まじめに働いたらたとえパートやアルバイトでも生活保護とは一線を隔する金額の賃金が与えられる。
所得に関わりなく十分な社会保障が受けられる体制が必要だと思います。
特に今若者が自暴自棄になっている原因が、
年金をきちんと納めても老後貰える額が少なすぎて死ぬまで働き続けなければならない。
医療費が上がってしまい稼ぎが少ないと気軽に病院にいくことも出来ないし、大病した場合金が払えないので治療そのものが受けられない。
だったら年金も医療費も払わず、その場だけ面白おかしく暮らして早死にした方がいいじゃん、というものです。
こういった不安を払拭しない限り、たぶんこれからもニートは増え続けるでしょう。

余談ですが、最近、巷のニートバッシングを見ていると、
なんか叩いてる人達の論調が戦前の日本軍に非常に似ているような気がします。
パイロット「燃料タンクが防弾処置されていないので敵の弾が当たると飛行機がすぐに燃えてしまいます、これでは戦えません」
大本営「それは貴様の甘えだ!敵の弾は気合でかわせ!!」
陸軍兵士「食料がありません、これではインパール攻略など無理です!」
大本営「それは貴様の甘えだ!人間は元々草食動物なので食料がなくなったら道端に生えている草を食べろ!!」
他にもB29を竹やりで落とせとか、機関銃を持ってる敵に銃剣で突撃せよ、など無茶苦茶なことをやらせて、
負けると「やる気がない」とか「たるんでる」とか個人のせいにしてたような・・・・・w
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
非常に貴重なご回答をいただきました。
これはニート問題の域を越え、ニート現象を説明するより根本的な問題の提示と言えます。これではニートを責めるような次元ではありません。まず私も常々実は考えていましたが、弱者が意思を結成する場が必要だと思います。昔は労組の組合などもありましたが今は派遣会社の時代なので同一派遣会社の派遣社員同士は同じ派遣先でないと接する機会もありません。同じ現場で異なる派遣会社の社員同士で労組を結成するのも難しいと思います。

マスコミも当てにならなかったんですね。残された手段の一つとしてインターネットで結合する必要があると思います。

お礼日時:2006/07/07 09:45

何やら否定的な論調が多いようですが



確かに質問者様がおっしゃるように、労働条件が悪化していることとニートの増加に因果関係がないということは言えないでしょう。それを甘えというのは自由ですが、結局回り回って最終的に困るのは本人だけではなく、我々もそうです。全体で支えなければいけないからです。

ただ、ストライキと言えるのか、というと微妙で、そこまで積極的意志があってのことではないと思います。政治参加ですとか、働かなくとも、色々社会を変える努力をする手法はあるわけで、それを怠って何もせず、親のスネを囓るだけでは、やはり消極的と言えるでしょう。

おっしゃるような人もいるとは思いますが、ニートはやはり前向きに解釈することはできないと思います。ただ、我々もそれに対して批判するのではなく、1人1人がそうならないような手法(その中には質問者様の言うような不法な労働搾取を改めるというのもあると思います)を考え、実行に移し、1人でもニートを減らす努力が求められます。結局はツケ回って負担は我々に来るのですから。

今は全てが「個人」の社会なので、なかなか見逃されがちですが、最低限のセーフティーネットや社会参加の機会を与えることは社会にとって必要です。勿論、それに応える義務もニートにはありますが。憲法でも勤労は国民の義務になってますからね。
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人(親)に頼らずに自立した上で、


それを主張するのであればいいのではないでしょうか?

しかしその時点でニートではないですね(笑)

労働が不当であると考えるのであれば、
自ら事業を起こせばいいのではないでしょうか?
そして事業を拡大してすばらしい労働条件の
会社にしていってどんどんニートを雇うぐらいの考えを
持つのであれば素晴らしいかなとは思いますね。
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この回答へのお礼

皆様、ご回答ありがとうございます。
いただいたご回答を拝読してニートストライキ論は難しいと思いました。ただ、ニートを悪いと責めたり、強制的に抑えて、それで済む問題でもないように思っています。社会全体の問題として考える必要はあるのではないかと考えています。

お礼日時:2006/07/04 18:58

法律の問題ではなさそうなので、


適切なカテゴリーで質問しなおしたほうがいいと思います。

>ニートに対して一種の社会に対する反発、ストライキ説と捉える考え方

そういう意図を持ったニートは極めて少ないだろうとは想像します。

そして、一種の社会に対する反発かどうか、
ストライキかどうかで法律上の効果の違いはなんらも生まれないので、
やはり法律上の問題じゃないと考えざるを得ないです。

# いわゆる労働争議のストライキが合法化されるのは
# 「団体」で行動しているかどうかが1つのポイントです。
# (憲法28条、労働組合法1条2項)
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 はい。

できません。
 そういう考えでいる人も中にはいるようですが、それは少なくとも単なる甘えでしかありません。

>おそらくバブルの頃、ニートのような人は皆無だったのではないでしょうか
 残念ながら大昔、「経済」という言葉が生まれた頃からいました。
 ただ、統計を取られ始めたのが最近なだけです。

 社会の労働条件が不服だからといって、「だったら自分が変えてやる」という意識がない以上、ストライキの定義に「すら」当てはまりません。
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ニートストライキ論自体が甘えでは?



そうやってストライキ(?)をしたところで
何をどう変えたいのでしょうか?
奴隷のように働かされることを改善したいのでしょうか?
疑問です。

働くというのは、
「自分の自由な時間をなくす」ことです。
言ってみれば奴隷とも捕らえられますが、
奴隷と違うところは「報酬」があるということです。
報酬は金だけではありません。
信用もあります。
将来の保障もあります。

私はニートを理解することはできません。
なぜならば、やるべきことをやらないからです。

何かを訴えたいならば、自分で行動を起こし、
それでもダメならば周りに助けを求める。
コレが筋ではないでしょうか?

ニートは社会にとって悪と思っています。
なぜならば、税金を支払わない・年金や保険料を支払わない。
これらのツケは全て支払っている人たちにやってくるからです。
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親や社会に寄生している紐のような人で十分では?


親のスネをかじっといて偉そうなことを言うな!
と思ってます。
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ニーとは、そうやってストライキをして


自分の親が奴隷のように働いて得た収入を
搾取しているんですよね。
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