プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 はじめまして、自分は前の会社では営業していたものですが、前の職場の社長に利益率をあげなさいといわれました。
というのは利益率があがれば粗利もあがるとのことです。
単純に考えればあたり前のことですが、この社長がいっていることはそうじゃなくて、たとえば、ビールの粗利率1パーセントで売っていたとして月200ケース買う人がいて、売り上げが20万 粗利2千円 粗利がひくいから売らなかったとして、20万の売り上げがなくなります。そしたら2千もなくなります。全体的な荒利率は5パーセントから7パーセントにあがればいい?ただし、営業としては目標の金額に達成できない。だけど、会社としてはよくなっているとのことです。わかる方がいれば教えてください。

A 回答 (1件)

質問の文面がすでに混乱しているように見えますが。


ご質問の内容は、
・利益率が上がれば利益も上がる?(タイトル)
・利益率が上がれば粗利も上がる(本文の前半)

多分、単純に、「粗利と売上高だけにとらわれてはだめ」というだけの話ではないかなと思いますが。
たとえば、単なる例題だと思いますが、粗利1%は低すぎます。これで売ると、かなり特殊な手だてがない限り赤字になるでしょう。
赤字になっている商品で、売上をいくらのばしても普通は意味のないことです。

さて、企業経営は、おおざっぱに言えば、粗利-経費=利益 という式で動いています。利益率を上げるというのは、別の見方では、無駄な経費をかけないということです。
粗利1%でビールを売るのに、売り上げの2%の配達費をかけていては、赤字なのです。

ですから、粗利と経費のかねあいで、「あえて売らない」というのは、あり得る選択です。
逆に、この「粗利1%のお客さん」が、特別に仕入れる必要もなく、定期的に勝手に商品を引き取って行ってくれて(つまり、売り上げに対する経費がかからないで)、ほかのお客さんの購買意欲をそがないのであれば、「売り続ける」という選択もあるでしょう。

このように、売り上げと粗利だけにとらわれると、実は赤字だったというようなことがよくあります。だから、「利益率に気をつけろ」という話ではなかったのかなと思います。

また、もう一つの考え方もあります。
利益率にあまりにもとらわれると、今度は、「必要な経費がかけられない」という状況に陥ることがあります。これも、短期的には利益が出ているようだけれど、長期的に見ると落ち目になりやすく、その意味では、やはり、売り上げも大切です。

こういうバランスを考えて企業活動をすべきで、「売り上げ目標」のような、単一の目標を、どんな手を使ってでもクリアすればいい――というのを、戒めた言葉でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。大変よくわかりました。質問も混乱しててわかりづらかったとおもいますが、たいへん、勉強になりました。
 もう一度、よく考えてみます。ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/11 11:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!