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斎号と道号の違いを教えて下さい。宜しくお願い致します

A 回答 (1件)

戒名というのは本来は2字でした。


現在一般に戒名といわれているのは、本来の戒名の他に、仏弟子としての位階や性別を表わす「院号」「道号」「位号」を総称したものです。
「院号」はもともと、寺院を寄進した貴族や皇族に授けられたものです。
また「院号」に準ずるものとして、「寺号」、「軒号」、「斎号」、「庵号」などがあります。
「寺号」は、寺の建立者やこれに準ずるものに付けられます。
「軒号」は、屋号、雅号の類がよく付けられます。
「斎号」は、部屋、転じて書斎、居間の意味で、多くの医者、芸術家に与えられました。

利休の斎号は<抛筌斎>でした。その意味は、魚を捕る道具である筌(せん)をなげうつ、つまり、道具は中身を入れるものであり、その中身が大事なのだということでしょうか。
武者小路千家歴代家元14代 不徹斎宗守(ふてつさいそうしゅ) 有隣斎徳翁宗守と料理研究家・千澄子との間に生まれ、昭和49年後嗣号「宗屋」を襲名し、平成元年10月「不徹斎」の斎号を大徳寺福富雪底管長より授与されました。同年12月、先代有隣斎が病のため「宗守」を襲名し、現在に至ります。


「庵号」は、大寺に属した建物、草庵、茶室の意味です。
この他にも、「房」「舎」「堂」「園」などがあり、いずれも場所、空間、処を表わして院号に次ぐものと考えられてきました。

「位号」は現在は、「戒名」や「法名」の末尾に尊称として付けるのが一般的です。
昔は身分によって付けられていましたが、現在では、その人の信仰の深さや社会的貢献度によって選ばれています。
「位号」の表わす意味は、以下の通りです。

成人男子…大居士・居士・大禅定門・禅定門・清信士(善士)・信士(清浄土)など
成人女子…清大姉・大姉・大禅定尼・禅定尼・清信女(善女)・信女(清浄女)など
男の子供(十五歳くらいまで)…童子・大童子・禅童子など
女の子供(十五歳くらいまで)…童女・大童女・禅童女など
男の子供(四、五歳以下)…幼児・嬰児・孩児など
女の子供(四、五歳以下)…幼女・嬰女・孩女など


http://www.e-butsudan.com/02_kaimyou.html

戒名の格付け
各宗派の特色 
臨済宗 
庵号、斎号、軒号のほか、「禅定門」、「禅定尼」という位号

http://sogi-iso.jp/jouhou/sougi18/18_1_4.html

道号とは、戒名の上につけられるもう一種類の名ですが、分かりやすく言えば、号とか字(あざな)にあたるものです。

 歌人や俳人が別名を持っているようなもので、中国にこの道号が生まれ、日本に伝わってから戒名の上につけられるようになりました。
http://sogi-iso.jp/jouhou/sougi18/18_1_5.html
例 http://sogi-iso.jp/jouhou/sougi18/18_1_7.html

参考URL:http://sogi-iso.jp/jouhou/sougi18/18_1_4.html
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この回答へのお礼

大変参考になりました。有り難うございます!

お礼日時:2006/07/15 20:47

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