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こんにちは。
ショパンの練習曲(作品10.25)の順番ですが、まずこれは基本的には作られた年代ごとに並べられているのでしょうか?またショパンの曲にはタイトルが殆どありません。これは何故でしょうか?確かに黒鍵とか、大洋とか言われてますが、確か別の人がつけたと記憶してます。是非教えてください。

A 回答 (2件)

手元の資料をひっくり返してみたのですが、ショパン練習曲の一曲一曲の作曲年を書いた物はみつかりませんでした。

但し、大抵の資料には、

Op.10 は 1829~1832、(モーリス・ヒンソンは1828~1832と記述しています)

Op.25 は、1832~1836 と出ています。

一曲一曲の作曲年がわかれば教えて貰いたいと思いますが、これほど資料をひっくり返しても出てこないので、恐らくショパン自身記録していないのではないかと思います。

ショパンが自分でニックネームを付けなかったのは、彼自身、自分の曲にニックネームを付けるのが好きではなかったからです。

ネットの検索だけでもかなりの勉強ができます。下のようなサイトからはじめてみてはいかがでしょうか?スクロールダウンしたら「練習曲」と出てきます。ここに、aeolian harp に関する記述も日本語で出ていますし。

では。

参考URL:http://www.piano.or.jp/enc/dictionary/composer/c …
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手元の「ショパンエチュード集」(全音)の解説によると、


作品10は1833年、作品25は1836年にパリ・ライプチヒ・ロンドンの3社から出版。
但し、どちらも曲順は作曲年順とは異なっています。

これは想像ですが、曲により作曲年を特定できない(2~3年の幅がある)ものがあるため、出版にあたり、曲順を明確に特定できる発表順にしたのかも知れません。

またタイトルについては、19世紀頃までの曲はナンバーで把握されており、「曲にイメージによる副題を付ける」という概念そのものが無かった、と聞いたことがあります。
それが美術史における「印象派」の台頭により、絵画と同様に音楽にもイメージを基にしたタイトルを付ける風潮が広まり、ドビュッシーをはじめ印象派の曲において積極的にイメージによるタイトルが採用されるようになった・・と記憶しています。
近代ヨーロッパにおいて音楽と美術が互いに影響を与え合った一例、と言えると思います。
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この回答へのお礼

お二人様共有力な情報を有難うございます。もっと勉強しようと思います。

お礼日時:2006/07/19 02:55

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