準・究極の選択

私は今、4年制国立大学法学部在学中(いま2年です)なのですが、ボランティアをするようになってから、福祉工場や授産施設や作業所等をサポートする仕事がしたいと思うようになりました。障害について知識はほとんど無いですが、簿記やエクセルはある程度できます。事務の仕事、作業の補助など、何でも構いません。こんな私でも雇ってもらえるのでしょうか?また、募集はどこでしているのでしょうか?福祉人材センターのHPをみていると、欠員補充が基本で、新卒不可のところが多いようなので、今のうちから探して新卒扱いになってしまう前に就職したいです。どなたかご回答お待ちしております。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

各都道府県の社会福祉協議会(各都道府県の福祉人材センターでもあります)が「福祉人材フェア」を定期的に開催しており、新卒者も含めた採用活動を行なっています。


ですから、各都道府県の社会福祉協議会のホームページをチェックしてゆくのも1つの方法です。

現実問題として、障害者施設を経営する社会福祉法人等は、社会福祉系の大学・学部や専門学校以外には、ほとんど求人を出しません。
これは、社会福祉系以外の学生では資格要件が満たされないことが多い、という事情にもよります。
社会福祉主事任用資格、介護福祉士資格、社会福祉士資格などです。
無資格の方でも採用できうるのですが、無資格者を採用してしまうと法人等に入ってくる公金(運営費になります)が減ってしまうので、法人等は無資格者の採用を忌避するのです。
加えて、福祉人材センターやハローワークに対しても求人を出さず、口コミや縁故等で人を集めているところもまだまだ少なくありません。

ですから、社会福祉系学部以外の方が採用情報にありつくのはかなり困難を伴う、と思っていただいたほうが無難です。
また、おっしゃるとおり「欠員補充」がメインで、遅いところは年が変わってからの求人になったりしますし、正直言って、あまりおすすめできないものがあります。

事務系の仕事に就きたいと考える場合は、障害者自立支援法に基づく自立支援費の請求事務や、あるいは、介護保険法に基づく報酬請求事務にたずさわることが非常に多くなります。
そのほか、社会福祉法人会計基準や授産施設会計基準の知識も必要で、商業簿記とは全く異なった知識・技術が求められてきます(社会福祉法人の簿記・会計はかなり特殊なのです)。
入職してから憶えてゆけば何とかなるものの、そういった決まりに基づいている、ということは、事前に学習しておく必要があるでしょう。
とにかく、事務系の仕事量(非常に煩雑でもあります)はたいへんなものになりますよ。

そのほか、就職を希望するところが社会福祉法人立か、それとも無認可(社会福祉法人立ではない、ということ)であるかも必ずチェックする必要があります。
というのは、身分保障等の面で大きな差が開いてしまうからです。

結論としては、いまはあわてずに、もう少し調べてみたほうがよいように思います。
ボランティア活動が就職に結びつくケースも多いので、ボランティア先に働きかけてみるのも良いと思いますよ。

この回答への補足

たいへん参考になりました。本当にありがとうございます。もう少し自分でもじっくり調べてみます。ありがとうございました。

補足日時:2006/08/01 13:25
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>福祉工場や授産施設や作業所等をサポートする仕事がしたいと思うようになりました。


 ご質問者様は、4年制国立大学法学部在学中と有りますので、社会復帰施設での直接的な仕事(事務の仕事や作業の補助)などに結論を求めなくても良いのではないでしょうか。
 ボランティアをされて、ご存知かと思いますが、障害者の方々の人権は、多くの場面で、侵されています。人権を侵害されているが故に、住みにくい社会での就労は、多くの困難をきたしています。
 アドボカシーの観点からご質問者様は、今の学業を進み、弁護士になられ、障害者の方々の人権を擁護する形を考えてみられてはいかがでしょう。

アドボカシー=advocacy、権利擁護
*ご質問内容からは、窺いしれない事情がある場合は、回答通りでは有りません。

この回答への補足

ありがとうございます。じっくり考えてみます。

補足日時:2006/08/04 13:01
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