No.5
- 回答日時:
#4の方の指摘が#2の方、またはその他の方にうまく伝わるかなと気になります。
しつこいかもしれませんが補足させてもらいます。異なる次元のものを比べることは出来ない、これは大原則なんですが#2の方が「=」を使って表したことが無意味だということについては「?」と思う人がいるかもしれません。
式と数値との区別の付いていない人がいるから誤解が生じます。水について「1g=1ml」が間違っているという理由です。
「水1gの体積は1mlである」は正しいです。その「体積」という言葉を抜かすと誤りになります。#3の方も同様です。「水1mlが1g」という表現をしています。「水1mlの質量は1g」と言うと正しくなります。日常的に使っていてそれで通じるということと物理的に正しいということとは別です。
#4の方は次元が等しくないものに対しては「=」を使うことは出来ないと書いておられます。でもそれだけではありません。単位が違うものは次元が同じでも比べることが出来ないというのがなかなか定着しないのです。gとkgを換算しないで同じ式の中に入れて計算して間違いに気がつかない生徒がいます。
2m/s×2s=4mですが答案に2×2と書くところを2+2とあれば間違いになります。数字が同じだから合っているとは言えないのです。2m/s+2sは意味を持ちません。これは単位の異なる量を足したり引いたりすることは出来ないということです。
速度と加速度と単位が間違っていたり、エネルギーと力を同じ単位で書いたりと単位に無頓着な生徒が多いです。数字が同じだから単位が違っていても間違いではないと言ってくる生徒が多いです。普段使っている量でこういう事を意識していないと新しく習った量に関しては全く対応が出来ません。加速度の単位でm/s2の2が抜けていると全く意味を持たないというのがなかなか理解されないのもこの辺から来ているような気がします。高校で力学の授業をやっていてうんざりしていました。
ついでにもう一つ「=」に関係することをこの機会に書いておきます。物理の人もよく間違っています。
化学反応式です。2H2+O2=2H2Oと書く人が多いです。化学の応用分野(例えば危険物取扱者資格試験、劇物毒物取扱者試験、・・・)でも見ます。今化学の教科書では、2H2+O2→2H2Oと書きます。ある物質が別の物質に変化したのであるから「=」ではないと考えています。反応の前後のエネルギーとか、体積とか質量とかを比較するときは「=」を使います。量を比較するときは「=、>、<」等を使うことが出来ます。反応熱を扱うときは「=」が出てきます。これは反応の前後でのエネルギーの比較です。反応式には「=」は出てきません。
授業では「A君とB君が等しいという言い方はない。でもA君の体重とB君の体重が等しいという表現はあり得る。身長が等しい、持っているお金が等しい、・・・もありうる」という話をします。
化学反応式に「=」が書いてあったら間違っていると思って下さい。その理由を上で説明しました。
詳しい解説ありがとうございました。あいにく私は小学校レベルの知識しか持ち合わせていないので詳しいことはわかりませんが、今回いただいたコメントが理解できるようにがんばって勉強していきたいと思います。ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
間違ってます.
次元(質量,長さ,時間等)が異なる量を直接比較することが,そもそもナンセンスです.
#2さんが随所で使用されている「=」も間違っています.
次元が異なる物理量を=で結ぶことは,ナンセンスです.
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