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高分子化合物で化学構造だけでどちらが
ガラス転移温度が低いとか分かりますか?
例えばポリプロピレンとポリエチレンの比較で
どちらが低いとかです。
分かる方お願いします。

A 回答 (2件)

重合方法によって大きく変化しますので.構造しきだけではわかりません。

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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
過去の院試問題で出ていたので
教科書を調べてもよく分からなかった
んですが・・。

お礼日時:2006/08/20 09:13

おおまかですが、「分子が自由に形態を変えられそうな柔軟な構造」であるほどTgは低くなります。

主鎖が良く似た構造であれば側鎖にいろいろ大きいものが付いている方が分子が動きにくいのでTgは高くなります。従って一般論としては「PPはPEよりTgが高い」と言う表現は間違いでありません(例外も多い)。

その他主鎖が剛直であればやはり分子は動きにくくなるのでTgは高くなります。一番柔軟な構造は単なる-C-C-の鎖。この中にアミド結合等が入ってくるとその分Tgは上がります。最も剛直なものは主鎖にベンゼン環が入っているような構造で、耐熱性の高分子では多く見られます。

プラスチックの分子模型モデルがもしお近くにあれば、上記の「柔軟な構造」は手にとって感じることができます。組み立てて試してみてください。

あと注意点ですが、高分子に添加物(可塑剤等)が混入すると一気にTgは下がります。PVC(塩ビ)は水道管からビーチボールまでいろいろな硬さのものがあるように見えますが、これは硬いのが本来の姿で、柔らかいものは可塑剤が添加されて柔軟性を高めているのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
細かく説明して頂いて大変分かりやすいです。
アミド結合等が入って上がるのでしたら
ヒドロキシル基の場合もそうなのでしょうか・・?

お礼日時:2006/08/20 12:14

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