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映画『ハーヴェイ・ミルク』。ゲイであることをカミング・アウトし、人間の権利と自由に向けて闘った彼の想いと人柄は印象深く敬意に値しますが、一部で批判されるようにこの映画が結果としてミルクの暗殺者ダン・ホワイトを自殺に追い込んだ観もあります。個人の抹殺は問題の解決は元より、ひと時の憂さ晴らしでさえない筈です。ダン・ホワイトについてネットでも情報がほとんどないので次の2点を教えてください。
1.ダン・ホワイトは経歴(警官・消防士)からアイリッシュかなとも思います。彼の「理想的アメリカ男性像」への固執、「ゲイ・フォビア」かと感じるありさまを作り出した背景や強迫力があったのでしょうか?
2.ホワイトの判決を不当としてデモが行なわれましたが、控訴による闘争はあり得なかったのでしょうか。デモを含めた反発的闘争手段の必然性が問われるところと考えます。

A 回答 (1件)

映画『ハーヴェイ・ミルク』をご覧になった質問者さんなら


アメリカの現状については詳しいと思います。、
ご質問の1.については大方の考えを持ってらっしゃると思いますので、
あくまでも私見を申しますと・・・・

狂信的に「理想的アメリカ男性像」を追求するのは、主にアイリッシュ
やドイツ、スラブ系白人の中で見られる徴候だと思います。
彼らは、白人でありながら、さほどエリート階級に属さず、
都市部には比率的に少なく、保守的な地方に住み、
「ホワイトトラッシュ・レッドネック」の中にも多く見られる人たち
です。
彼らは、多くの場合公正中立な教育を受けておらず、偏ったキリスト教
倫理観や理想的男性(女性)像を強要されて育ちます。
見方を変えれば、「イスラム原理主義者」と非常に良く似た人達とも
言えます。
そう考えると「反キリスト教原理主義者」を殺害することには何の躊躇
もしないで実行できる人間ではないかと思います。

2.アメリカでは「社会通念」の是非を争ったり、人種間の争いに関する
裁判は、早期に決着させ、たいがいは裁判を長引かせません。
そうしないと、その争いが裁判の外の社会にも広がり、取り返しの
つかない暴動や社会的混乱を生じさせるからです。
もちろん、「控訴」は出来ますがその結果(社会的混乱)を良しと
しない有権者によって選挙の際の抗議票に結びつくため、
市議会・検事局は控訴を棄却させることが多いのです。
それを知っているからこそ、不当だと思う人々は過激なデモをおこした
のであり、社会的混乱を「その程度」で留めたい他の大多数のアメリカ
市民は控訴という長期闘争を許さないのです。

文才がないため、乱文ご容赦ください。
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この回答へのお礼

早速の御応答ありがとうございます。心より御礼申し上げます。1.わたしも全く同じ問題意識からホワイト氏をアイリッシュかと想定しました。民族差別ではなくホワイト氏の心情・行動をそのような面からも理解しなければ、現在とこれからの批判的な思考・行動は不可能でしょう。引き続き、ホワイト氏の生活史に関する御教示をくださる方を期待します。2.について。成る程、そのような事情なら、あのような暴動が起こった必然性も理解出来ます。1.の問題と合わせ、やはり移民国家アメリカの社会性全体を念頭に措かなければならないのですね。勉強になりました。

お礼日時:2006/09/16 00:00

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