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今使用の機器の音がどうも立体感に掛ける様に感じてきました。
あと、シンバル等の鋭い高音が強く少々粗っぽく聴こえ、低音も少し強めな気もします。
もう少し中域を前面に出し、奥行き感が有って落ち着いたクリアな音が聴ける様に改善出来無いものかと思っております。
ドンシャリの典型例でしょうか。

因みに、各機器については以下の通りです。
アンプ:DENON PMA2000IV
CDプレーヤー:DENON DCD-SA500
スピーカー:MONITOR AUDIOのBronze B6
スピーカー・ケーブル:MONSTER CABLE Z1R
ライン・ケーブル:AET HIN LINE QUAD

その他、アンプとCDプレーヤーの下に防振ゴムを4個置き、スピーカーの下には他のサイトで勧められた百均の「おちょこ」をインシュレーターとして3個置いています(「おちょこ」インシュレーターは1個百円なのに結構効果的です)。
スピーカーの設置については、後ろ側の壁から40~50cm程度、側面の壁から25~30cm程度離して左右のスピーカー間は2m弱で、内向きに傾けて設置し、リスニングポイントとの3点はほぼ正三角形になる所で聴いています。
部屋の広さは6~8畳程度。

この状態から変えていくとしたら、どの様な事が考えられるでしょうか。
機器の限界や、設置の改善方法、電源/スピーカー・ケーブルの交換等、何か参考になる事が有ったら教えて下さい。
一応、スピーカー・ケーブルをBeldenの497MK2への交換も考えていますが、スピーカー・ケーブルの交換ではあまり効果が出ないですか?

A 回答 (6件)

大変失礼な物言いで恐縮ですが、ご自身でも認識されている通り、ドンシャリの音だと思います。

アンプや CD プレーヤーが押しの強いドンシャリ系ですし、モンスターも押しの強い音だと思います。AET は音像がタイトに締まる傾向だと思いますが、この組み合わせだとシャリの部分が強調されて聞こえるかもしれません。Monitor Audio はドンシャリではないと思いますが、陽性の明るい音なので、全般にハイテンションな組み合わせだと思います。

もっとも良いのは、スピーカー以外のもの、特にアンプと CD プレーヤー、スピーカーケーブルを変えることだと思います。小手先でいじったりすると泥沼化するおそれがあるので、少しずつ買い替えるにしても、今の音を中和しようとはしない方が良いでしょう。

機器の買い替えはまとまった資金が必要ですので、まずはケーブルから変えても良いかもしれません。安くて中域に充実度があるのは、monitor だと思います。キレイなピラミッドバランスに、銀コートのシリーズは多少色艶が加わります。基本的には、ラインケーブルもスピーカーケーブルも同様の傾向です。もう少し高いところでは、van Den Hul が密度の濃い音だと思います。

電源ケーブルは、安くて比較的マトモなものとして、行田電線のキャブタイヤが良いと思います。パソコン用としてパック入りで売られていますので、探してみてください(ケーブルの被覆に YUKITA とある)。安いオーディオ用の電源ケーブルとしては Belden の製品がありますが、これはお勧めしかねます。

スピーカーケーブルやラインケーブルも、Belden のものはお勧めしにくいものが多くあります。巨大なケーブルメーカーなのですべての製品を試したわけではありませんが、普通の電器店のオーディオコーナーにあるものはダメだと思います。

セッティングですが、機器も3点支持の方が良いことが多いでしょう。しかし、機器のセッティングの効果が出るのは、他の部分が十分に追い込まれてからです。

スピーカーのセッティングですが、Bronz B6 なら標準でスパイクがありますので、こちらの方が良いかと思います。前2本をスパイクにし、後ろは5円玉+パチンコ玉のようなもので1点とする方法もあるでしょう(当方はこれに類似の状態)。

壁からの距離は、左右で必ずしも揃える必要はなく、むしろ揃えない方が正しいことが多いと思います。一般的な住宅の壁の中身は、左右で対象ではありません。同様に、部屋の床や天井も、骨組みの通っている位置が対象とは限らないでしょう。形式的に長さを揃えるより、実質的に、最も音が良くなる距離を見つけるべきです。

同じく、正三角形にこだわる必要もありません。人間の耳自体、左右で異なった聞こえ方をしているのですから、右を多少後ろにとか、左を少し内寄りにとか、最も適切にステレオイメージが広がるポイントを見つける必要があります。角度も同じで、箱の表面が平面である保証はなく、またユニット1つ1つの個体差もありますから、箱の表面に分度器を当ててもあまり意味はないでしょう。

セッティングで重要なのは、形式的に長さや角度の数字を揃えることではなく、その部屋、その人にとって最適の方法をらなければならない、という点です。もちろん、何の基準もなしに置くことはできませんからメジャーが無用というわけではありませんが、それだけに頼っても意味がないということです。

以上、ご参考までに。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

スピーカーに送る音を変えていく方針が妥当な様ですね。

まずはスピーカーのセッティングとケーブルの交換をしてみたいと思います。
スピーカーのセッティングについてですが、左右のスピーカーの間隔をどれぐらいにするか悩んでいます。
広過ぎてもかなり離れて聴かないとまとまった音が聴こえず、狭過ぎると今度は音が鋭くなり過ぎたりするので。
でもドンシャリを回避するには、広めにセッティングした方が良いのかも知れませんね。

スピーカーケーブルについてはMonitor PCとVan Den Hulは考えていなかったので、それらのケーブルについて今少し調べてみました。
Monitor PCは高音が綺麗できらびやか、Van Den Hulは音が柔らかめで上品な音を出す様ですね。

電源ケーブルについてはPMA-2000IVは貧弱な物を使っているらしい事は聞いていましたが、結構高価なイメージが有って今迄手を出していませんでしたが、yukita製についても今度調べてみたいと思います。

今、スピーカーの下に設置していた物を取り除き、前の2本だけスパイクを取り付け直しました。
以前スパイクを使っていた頃は4本取りつけていましたが、前2本のみ取り付け、後ろは別な物1点で支える方法もなかなか面白いですね。

補足日時:2006/09/24 00:26
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スピーカー間の距離と角度は、ケースバイケースで変わってくるので、どうするのが一番というのはトライ&エラーで見つけていくしかないでしょう。

一般的には、近づけると近接効果で低域が持ち上がり、離すと音像が拡散しがちですが、良い位置を見つけてやると両方同時に解決できるようになります。

ちなみに、当方の場合は6畳フローリングで、ツイーター間が約120cm、ツイーターからリスニングポイントまでが約150cmくらいです。ここがベストポジションというわけではありませんが、他の家具との兼ね合いもありますので...

ところで、ステレオイメージを調整するちょっとしたテクニックですが、片方のスピーカーを逆相にして、モノラル音源を再生します(バイワイヤリングなら、高域・低域ともに逆相に)。すると、理屈通りだと、左右の音が打ち消し合って音が聞こえなくなります。実際には、僅かな距離の差や左右のスピーカーの個体差、室内での反射などによって、低音以外はなかなか打ち消されませんが、定位が非常に不安定になります。
この状態で、音が定位する側があれば、そちらに音を反射するものがないか探ったり、そちらのスピーカーを少し遠ざけたり角度を変えたりします。スピーカーを動かすときは、ほんの数mmずつ動かします。
こうやって、できるだけ音が広がり、部屋中から聞こえてくるようにしてから正相に戻すと、よりタイトに音像が結ばれるようになります。お金は一切かからない割に効果が大きいので、お試しください。
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この回答へのお礼

再び回答、ありがとうございます。

自分も先程色々と変えてみたところ、どうやらツイーター間が1.7m弱、リスニングポイントまでも1.5m程度が丁度良い様です。
又、意外にも後方はあまり空けない方が良さそうな気がしました。
それと、そのモノラル再生によるセッティングの決定も手軽に出来そうなので、今度実践してみたいと思います。

色々有益な情報、ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/25 23:32

ドンシャリというのは個人によって感じ方が異なると思います


ただ、システム的には、AV方向のしっかりした固い音質かな??という想像はできます。
6畳~8畳という感じだとハーベスとかソナスの小型スピーカーに管球アンプって組み合わせがベストな気がしますが
そのままのシステムならベンチマークのDACでもかませると
少し柔らかめの音質になると感じます
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No.2 です。

物言いが過ぎたようで、失礼しました。いちおう常連は常連ですが、多数派とはかけ離れたことを言っていたりしますので...

1つ、大切な点が抜けていました。それは、そもそも「ドンシャリ」という言葉がどういった音をさすのか、普遍的な基準はないということです。ですから、ある人が言うドンシャリと別の人が言うドンシャリは、実際にはかなり幅があるものと考えざるを得ません。

その上で、お使いの機器の総和が、私の基準で行けばドンシャリに当たるということです。私の場合は、おそらく、オーディオ雑誌や一般の人が良いという以上に、中域の密度感やなめらかさといった点を気にしていると思います。ですから、一般に言われる以上に、ドンシャリであると感じる範囲が広い人だと思います。

そういう次第で、私の思う良い音は過激に過ぎるかもしれませんが、お使いの機器だと確かにそう思う人もいるかもしれないという一例として、ここに1人いたとお受け取りいただければ幸いです。
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この回答へのお礼

いやいや大丈夫です。
丁度今、こちらの御返事も投稿させて戴きました。

中域の密度感と滑らかさについては、自分の知人にも指摘され、最近その点を強化していこうと考え始めました。
ゆったり聴ける音になる様に変えていきたいと思います。

お礼日時:2006/09/24 01:20

常連さんのお詳しいご案内の後で恐縮ですが、私なりのアドバイスを・・・



お使いのシステムは中堅の王道を行くなかなか良いシステムではないですか。 置き方も色々と工夫をされて頑張っている事が窺えます。 

ご自信で「ドンシャリ型」と思われている様ですが、想像するに低域がダブついていて、高域がうるさいという感じでしょうか?  DENONの2000シリーズですから、低域が出過ぎる事は想像できます。 この「出てくる低音」を締めたい! って感じですね。 スピーカーとの接続は「バイワイヤリング」でしょうか? 2000もBronzeも対応していますからコレは是非実行してみて下さい。  SPコードは私もZ1なのでコレでいいと思います。 (#^.^#)

後は置き方ですね。 いろいろ工夫をされているようですが、全て撤去する事も考えてみて(試して)下さい。  BronzeはHPの写真を見る限り、スパイクが標準で付いているのですよね。 洋間で絨毯・カーペットならこのままスパイクで使われた方がよいでしょう。 フローリングでキズが心配なら「スパイク受け」の使用でイイでしょう。 畳ならボードが必須になります。 オチョコで3点支持が不安です。 高さが1m近くあるのに底面は20cm×30cmでは「ふらつき」に心配がありますので、純正の使い方としてスパイク4点が良いかと思います。  

アンプ・CDともゴム製のインシュレーターをお使いの様ですが、特にアンプには無駄な事のように思われます。 本体重量が20kgを越えるコイツにゴムじゃ・・・ 潰れきっちゃているような感じです。 ココは逆にスパイク系の方が、締りに繋がると思います。 オーディオラックを使われているかが記載されていませんが、スピーカーからの振動を断つ為にも、頑丈でふら付きの無いシッカリした台に置くことは重要です。 

後は電源対策ぐらいでしょうか。 ん万円もするコードやタップを買うわけでなく、ん万円程度で「専用電源」を引張りましょう。 専用回路ってヤツですね。 電気工事をする方に頼めば、いとも簡単に専用回路はやって来ます。 激変をお約束しましょう。 


私のこの投稿はroot246サンがおやりになった事を 全否定してしまっている様で申し訳ありません。 でも「悩んだら起点に帰れ!」という事もあります。 良い方向に変わって来ていると思い、次々に策を高じて行く、結果チョッとづつマイナス方向へ変わってしまう事もあります。  

色々と出来るのもオーディオです。 繋ぎさえしてあれば音は出てくるのもオーディオです。 頑張り次第です。 既にroot246さんは、頑張りだしています。 これからももっと頑張ってください。 

愉しいオーディオライフを・・・ (^^♪・・・

この回答への補足

回答、ありがとうございます。

低音は音量が大きいと言うか、締まりがあまり良くないんですよね。
妙に伸びるという感じです。
そして高音は鋭く、大きい音になると割れ気味の様な荒っぽさが出てしまいます。

スピーカーケーブルはバイワイヤリング接続です。
ある知人からは、このバイワイヤリング接続が必要以上にスピーカーを元気にさせてしまっているのではないかと言われたりもしましたが、利点を考えるとやはりバイワイヤリング接続にしておきたいと思い、そのまま変えていません。
前に適当に使っていたケーブルと比べると、Z1Rに変えたらスチール製のギターの弦を弾く音が綺麗に聴こえる様になりましたが、アンプやスピーカーとの組み合わせからか、低音の締まりに改善の余地が有りと感じました。

今、一先ずスピーカーの下に設置していた物を取り払い、スパイクを取り付けてみました。
とりあえずはYorkminsterさんの回答を参考に、前2本と後ろ1箇所に硬貨を設置する方法を取ってみました(4点支えは以前やっていたので、今回は2点支えでやってみて、調子が良さそうな方を選択してみたいと思います)。
自宅はカーペットなので、その上に直接スパイクを差してみました。
確か、カーペットの場合はスパイク受けを設置せず、そのまま直に差してしまっても良いんですよね?

専用電源についてですが、自宅はマンションですが、そういった工事は出来るのでしょうか?

補足日時:2006/09/24 01:37
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原始的な方法ですが・・・・


簡単なのはスピーカーセッティングを変えることですね。
向きを外側にすれば、高音は耳に届きにくくなるし、スピーカーを床・壁から離せば低音は響かなくなるし。

理論ではまるか、聴感ではまるかは、当事者次第だし。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
やはりセッティングを内向きにすると、高音が鋭くなってしまい、必ずしも良いと言う訳ではないんですね。
もう少しスピーカーの向きについても調べてみたいと思います。

お礼日時:2006/09/23 23:44

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