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仮想力線電磁気学
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/3684/
では遠隔作用論を仮定していますが
この理論でこれまでの遠隔作用論の問題、近接作用論の問題点が解決されるのでしょうか。それともまだ、不備が生じるのでしょうか。
またこれを重力の遠隔作用論に応用することもできるでしょうか。
この理論の本旨は遠隔作用の立場で考えても全物質について計算すれば正しい結果が得られると考えているところにあると思います。ただ、実際に全物質について計算することが困難であるため、その検証は難しいと思われます。しかしながら、それをもって理論を否定することが正しい方向とは言えないようにも思います。

A 回答 (3件)

冒頭の数章を読んだだけですが、特殊相対論も量子論も理解できていない疑似科学の特徴が現れています。


いくつか例を取ってみましょう。

>従来の科学者たちは、相対論や量子論といった新理論によって、それらを補おうとしてきました。
>しかし、これらの新理論では、あまりにも常識離れした、無理・無茶な考え方を強いられます。

まず特殊相対論が、古典物理学で説明できない点を解明していることを、この方は知らないようです。例えば、古典電磁気学では、ある種の条件下で、電荷を観測するとして、電荷に対して静止している観測者と、運動している観測者で矛盾があることが示されます。これに特殊相対論で修正を加えると矛盾が解消します。

>事実、ローレンツ力(電荷が磁場を横切ると生じる力)という現象は、マックスウェル方程式では説明できません。

否。古典電磁気学で遠隔作用でも近接作用でもローレンツ力は説明可能です。

>これに対し、遠隔作用では、直接相手に作用が及ぶため、所要時間を必要としません。

否。特殊相対論はすでに100年を経過して正しいことが認められています。離れた場所で所要時間0で物理現象が起こると仮定すると、因果律が崩壊することがわかっています。物理現象の因果は光速を上限とすることがわかっています。

さらには、ある程度までは古典電磁気学は遠隔作用でも近接作用でも同じ結果が得られます。
決定的な違いは、電荷に関する運動量と運動エネルギーです。遠隔作用説では、説明できない物理量が残ってしまいます(運動量や運動エネルギーが計算上齟齬をきたす)。近接作用説ではこれらを完璧に説明できます。
最初は遠隔作用説が優勢でした。しかし、上記の齟齬を解決できず、近接作用説なら完璧に説明できることが立証され、現在は近接作用が正しいとされています。
件のHPは気にしないほうがいいでしょう。
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おそらくあなたは、この理論を熟知されていると思いますので、これまでの遠隔作用論の問題、近接作用論の問題点を箇条書きにして教えていただけませんか?そうすると、他の方も含めて回答しやすいと思います。



個人的には第4章 遠隔作用と疑似近接作用の71番の、作用・反作用云々という箇所でも厳密な考え方をしていないし、意味不明なすり替えもあるように思います。
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そのホームページはよく見ていませんので,適当なコメントかどうかよくわかりません.


一応言っておくと,遠隔作用論を適用する場合,作用の伝達時間が問題になるような気がします.要するに,作用を伝達するには,媒介する何か,場とか粒子とかが必要になります.そうでないと伝達時間が0となってしまいます.場が媒介する場合は近接作用論となり,粒子が媒介する場合は遠隔作用論となります.
詳しくは知りませんが,場を量子化すると(場の量子論というやつ)粒子像を取り出すことができるので,どちらの立場でも考えることが可能であると思います.これ以上は好みの問題ではないでしょうか.
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