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豚の血液を原料とする鉄製剤の寄生虫感染や病原菌感染からの安全性についておしえてください.豚肉を生食した場合の、寄生虫感染や病原菌感染の危険性はつねに指摘されていますが、おなじように、豚の血液から寄生虫感染や病原菌感染するということはないのでしょうか。製造過程で加熱処理でもなされているのでしょうか

A 回答 (1件)

http://www.biocon.co.jp/itiran/funct/hemu.htm

遠心分離して赤血球を分離し、それを酵素分解し、さらに遠心分離でヘム鉄成分を集め、限外ろ過したのちに濃縮、滅菌操作をしていますので、細菌、寄生虫などは大丈夫だと思います。

しかし、限外ろ過でろ過してしまうウイルスがあれば、問題となるのでしょうが、食用になる豚から取られた血液を利用しますので、食品衛生検査で合格している豚なら、信頼できますし、豚肉と同程度の安全性ということになります。

そもそも、豚由来で人にウイルスで影響が出るとしたら、インフルエンザなどがありますが、酵素処理したりする段階で活性が残らないでしょうし、最終の滅菌過程で地球上のものなら感染性が無くなります。

豚のレバーや肉を使用するのとどこが違うかと言えば、血液の中の特定のもの、ヘム鉄だけを回収したものですので、むしろ、安全ではないでしょうか。寄生虫に関してですが、仮に、赤血球に寄生する特殊なものがいるものがあれば、その豚は全部廃棄処理されますので、人が食用や化粧品等の原材料にできませんので、日本では安全ですし、赤血球よりはるかに小さい大きさのろ過した段階で残るような小さな卵などは存在しませんので、心配はまったくないと思います。

食品の衛生検査の基準はかなり厳しいので、海外で購入したものでなければ大手のものは信頼していいのではないでしょうか。

参考URL:http://www.biocon.co.jp/itiran/funct/hemu.htm
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/25 19:55

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