
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
魂というような見えないものは比べることは出来ません。
比べられないものには違いがありません。
違いがないものは同一のものです。
魂はただ一つです。
それは、普遍的な「私」であるといえます。
「私」は私として生き、あなたとしていき、AさんBさんとして生きています。
自分として自覚されているのは、私やあなたであって、普遍者の「私」ではありません。
自分は「私」ではないのです。私が生まれる前「私」は私以外の多数の人として生き、私が死んだ後「私」は私以外の多数の人として生きます。
私はこう考えています。それが「私」が私をとおして考えたことなのでしょう。
とても丁寧なご回答ありがとうございます。生物の授業で、目や耳のしくみはこうなっていて情報を脳に届ける、などと教わりますが、では、その情報の受け手の核は何のか、というのもわかりません。

No.8
- 回答日時:
こういう追加書き込みはしたことがないのですが、ひとつ。
Ano1についての意見はちょっとおかしいので、言い直します。これも「客観的」に解決できる問題とは言い切れませんね。むつかしい点があるかと思います。質問者はさすがに、私の予想通り、学校でそういうこと(デカルト)を学んだことまで、記憶していました。ただ、それを見る限り、担当の先生はマニュアルを見て、知らないことをしゃべっていただけですね。学説史概説として間違いとは言えませんが、これで、この先人の偉大さを感じる生徒などいるわけもありません。倫理(高校版、哲学哲学史)ほど、教師・生徒に理解されない学科もないんじゃないのかな。あとで考えて、先生がトンチンカンをしゃべってたことに苦笑したことが何回かあります。内職で、だれも、聞いてないから問題化しません!!!こんな学問に興味をもって、あげくに専攻してしまい、世間を過ごしていくのには苦労してます。ただ、質問者の発する認識論は偉大な疑問であることは私自身が、人類の最高の知性である人々によってあちこちで触れられていることを確認してます。身近なところで、(いずれも岩波新書)アインシュタインの啓蒙書「科学はいかに作られたか」最後の数行に。シュレジンガー「生命とは何か」間接的ながら随所に。
No.7
- 回答日時:
質問者はとても、哲学的傾向が強い方ですね。
とても、うれしく思いました。私も生来の傾向が、根本的に懐疑するというか、深くつっこんで考えるほうなので、こういうことを真剣に考える人にであうと、自分だけではないと(なかったと)なんかうれしい気分。さて、時間を今、に限って、考えてみると、「自分はなぜ自分なのか」は、眼前にいる他人を考えることで触発された疑問でもあります。また、今、の枠を取り払って考えてみると、諸科学の成果によって、猿などの自己認識、犬などの自己認識、また、広く生物(動・植物)界での自己意識の待たれ方などにも、それなりに想像の及ぶところがあるはずです。(低次では、内と外の区別のあるだけにすぎないアメーバなどの自己認識も忘れてはいけないと思います。)ANo1の方への追加質問などは、この角度から考え続ければ、殆ど科学の問題ではないかと思います。ANo2の方への追加質問に私の考える哲学分野の視点が仄見えます。これが「自己」ですね。あなたなら岩波文庫「方法序説」by デカルト が読めます。世界史上に残る不朽の著作であなたの考えていることは、たとえ周囲の人には変に思われても正当な疑問です。昔から”馬鹿の考え休むに似たり”(だっけ?)とかなんとか言って、我流で考えるよか、優れた師匠について教わったほうが早いって言います。たった2、300円のこの本を、是非お読みになって下さい。
良い本を教えていただきありがとうございます。ぜひ読んでみようと思います。デカルトというと、「われ思う、ゆえに我あり」というのを高校で習いました。そのとき自分は、これってちょっとずるい、と思いました。なぜかというと、前線が通過したので雨が降った、とか台風が来たので雨が降った、という説明が欲しいときに、地面がぬれてるから雨が降ったと言ってるような気がしたからです。原因~事象~結果という説明が欲しかったのに、結果~事象という答えを言われたような気がしました。
No.6
- 回答日時:
「>自分の生まれた瞬間には、他にも多くの人間や生物が生まれた」時のことを客観的に、例えば空の上から俯瞰していると想像してみてはいかがでしょうか。
客観的に見ている人にとっては、見ている対象のそれぞれに区別がある必要はなく、仮にAさんがBさんであったとしても全く問題はありません。
つまり、「ある一人の人間がAさんであるのかBさんであるのか」ということは、
たとえばAさんが「私はAという人間なんだ」あるいは「私は私なんだ」と意識することによって決定されるのではないでしょうか。
「>自分の魂は自分の魂であって、他のAさんBさんの魂でないのか」
という点に関しても同様で、
たとえば、ある花を見て「私というものが、花を美しいと感じている」と認識した時点で「>自分の魂」という概念が確立するのでしょう。
「私が」という自我に対する認識の発生が自分を自分たらしめている、ということになるように思います。
感じたり、考えたりすることによって自己が生まれる。だから、感じたり、考えたりすることを完全にやめることができたとき、何かが見えてくる。というのが、無の境地とか禅というものなのかもしれませんね。
No.5
- 回答日時:
多分あなたの記憶とペアになってな慣れられない何かがあるんじゃないでしょうか?
ひょっとしたらAさんからBさんあるいはCさんへと自分というものは頻繁に入れ替わっている可能性もあると思います。ただ記憶がそれに伴わないので入れ替わった自覚がもてない。 などと考えると生まれ変わりに肉体の死は必ずしも必要ないとも考えられるかも知れないのですが・・
記憶から離れられない自我と記憶から自由である自我があるのかもしれませんね。 その二つのあるいはそれ以上の複数の自我の相互さようで
自分のというものができているかもしれませんね。
素人なので言葉の意味は日常会話レベルのいい加減さでつかってますが・・
そうですね。今日の僕の魂は、昨日の僕の魂と違うものが入っているのだけど、気づくことができないだけかも。というように、私も考えたことがあります。親切な回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
人は、「他人」との関係を結ぶことによって「自分」を認識するという説があります。
生まれたての赤ちゃんには「自分」も「他人」も認識していません。
しかし、成長する過程で徐々に「他人」を認識し始めます。
「自分」より前に「他人」を認識するのです。
「他人」がとった行動と「自分」がとった行動に食い違いが現れたとき、初めて「自分」を意識し始めます。
つまり、Aさん・Bさんが先にいて、Aさん・Bさんと違う「誰か」が存在する。その「誰か」を「自分」と認識するわけです。
故に、AさんやBさんになれなくて当然なのです。
以上は、脳と自己認識の関係の研究で言われていることだそうです。
この研究では「魂」を持ち出すのはナンセンスとなります。
まぁ、これも一説であり、「絶対」ではないですが。
>自分の記憶とAの記憶を入れ替えたら、自分は完全にAになるのでしょうか
これへの答えは「Aになる」でしょうね。
つまり、自分とAの記憶を入れ替えるということは、「自分」の記憶は消えて「Aの記憶」だけになるわけですから。
もし、これが「魂」を入れ替えるであれば、「自分」の記憶だけで「A」の記憶はなく
ただ、「肉体」が変った「自分」しか認識できないでしょうね。
ただし、「肉体」は「魂」の入れ物でしかないとの立場に立てばですが。
「魂」と「自己」と「肉体」の問題は、所詮「魂」の「存在」を認めないと前提が成り立ちませんから。
とても論理的な説明ありがとうございました。ひとつの大きな普遍的魂が宇宙には有る。その普遍的魂から、一人、一人の肉体という入れ物にポト、ポトと魂が注入されて、自己ができる。肉体が死ぬと、個別に注入された魂は、普遍的魂に戻る。という考えもあると思うのですが、その場合、個々の魂は完全に普遍的魂に同化して個性が無くなるのか、それとも、雨水が海に溶けてもその雨水には水の分子としての個性があるように、個々の魂の個性は残るのでしょうか。後者であれば、生まれ変わりもあるように思います。
No.3
- 回答日時:
別々に生まれて生きていた、あなたのお父さんとお母さんが出会って、愛し合って、お父さんの身体から出発した何万匹という精子の中を勝ち抜いた1匹の精子と、お母さんの身体の中の何万個とある卵子の中のひとつがめぐり合って、合体し、あなたという赤ちゃん(命)に成長し、この世に生まれでたのです。
そしてまた、あなたもおそらく、お父さんやお母さんのように、誰かとめぐりあって、誰かを生み出すのでしょう。
そうやって命は作られ、生み出された生き物によって社会が作られ、そして時代というものが存在していくのです。
ながーーーーい歴史の中の、あなたは一人しかいない存在なのです。
この世に生まれたものは、みんなそうです。
あなたの両親が子を作らなければ、あなたは存在しないし、その両親の両親、先祖、ずーーーと昔の太古の時代から、あなたの血筋の方は一度も欠かさず子供を生んできたわけです。それってすごいことだと思いませんか?
今の世の中に存在している生き物すべて、みんなそうなんです。
これってすごいことだと、私は思います。魂云々より、明確な事実です。
とても丁寧なご回答ありがとうございます。もし、記憶の移植ができたとして、自分の記憶とAの記憶を入れ替えたら、自分は完全にAになるのでしょうか。それとも、自己は変わらずに記憶だけ変わるのでしょうか。
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