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3年前に他界した母のお墓のことです。
母の御骨は、先祖代々の人たちと共に、お墓へ骨壷に入れるのではなく骨のまま入っています。
納骨式の時、私は骨壷に入れて納骨すると思っていたので、
納骨の時にお墓の中を見て色々な人の御骨がバラバラに入っていてショックを受けました。

そういうお墓の造りだから仕方がないと自分に言い聞かせて、3年経ちましたが、気にかかっています。
これから誰かがお墓に入るたび、母の御骨の上に誰かの御骨がバラバラに積み重なっていくと思うと、たまりません。
バラバラになって誰の遺骨かもわからない状態になるなんて、悲しいです。
せめて、何かサラシ等の布の袋に入れてあげたいと思っています。
今からでもお墓を開けて、そういった事をするのは可能でしょうか?
また、納骨して3年経ちましたが、お墓の中を見て、母の骨と他の人の骨の区別は付ける事が出来るでしょうか?

それと、今からでも他の御骨と母の御骨の区別がつき、取り出せるなら、ペンダントにして身に付けたいとも思っています。
一度お墓に入った御骨では、ペンダントには出来ないでしょうか?

A 回答 (4件)

こんばんは。



 仏事関連の業者で働いている者です。

 埋葬の仕方は地域性などがあり、また特に土葬から火葬へ移行する際の風習の変化もあって、一定しないように見受けます。自分が仕事をしているそれほど広くない地域でも、地区によって埋葬の仕方は数パターンあるので、ご質問にあるようなケースも特に奇異なものではないと思います。

 あくまで自分の仕事をしている地域での話しですが、ご遺骨は、土に還ることがよいとされる傾向があり、○○家の墓というような一族の墓地の場合、続いて上や横にご遺骨が納められるケースがほとんどで、それが普通です。
 サラシを用意することもありますが、サラシは案外と早く朽ちるものですし、サラシが朽ちれば結局、他のご遺骨と混ざったような状態になります。

 ご遺骨は、当初いわば焼けたカラカラの状態ですから、お墓の下の納骨室部分に納められた場合、湿気を吸っていきます。3年経っているということですので、その前に納められた御骨が何年前なのか、お墓の建立場所の湿気・水はけ等の状況によってかなり異なりますが、お母様の御骨と他の方々の御骨とを一片も混同せずに峻別することは難しいかと思いました。

 ただ、まだ古い新しいぐらいは十分区別できると思うので、納骨室に納めた際のだいたいの場所がわかっていれば(おそらくいちばん上ということなのだろうと思うのですが)確実にお母様のお骨だという一部を判別することは、まだ可能だと思います。

 今からご遺骨を再度埋葬し直すことはあまり現実的ではないように思いましたが、ご遺骨をだいたいこのあたりという感じで判別することは可能だと思います。その先ですが・・・ご遺骨をペンダントとすることに関しては、なんとも言えませんです。自分は宗教者ではないですし・・・ご遺骨を判別することが可能であるならば、そういうお弔いの仕方や、旅立った方との一体感を得る方法もアリなのか、とも思いますが。

 ともかく、ご遺骨はかなり湿気を吸っていることは確かです。また判別できるかどうかも、実際にお墓を開いてみないとわからないですね。

 中途半端なアドバイスですみませんです。では。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
一族のお墓だと、上や横に納めていくんですね。
それが普通だと聞いて少し安心しました。
周りの友達などに聞くと、そういう納め方をしている人がいなかったので。

サラシの袋に入れるためだけに埋葬しなおすのは、やはり現実的ではないですよね。
自分ひとりで骨を取り出す作業は難しいと思います・・
もしやるとしたら、なにか手続きが必要なのでしょうか?

最初、母のお墓をたてたかったのです。
でも、事情があって一族のお墓に納骨しました。
母のお墓をたてるまで一時的に一族のお墓に納骨しておくというつもりだったのです。
こういう納骨の方法では、遺骨が選別出来ないのであとから母のお墓をたてることは出来ないのでしょうか?

お礼日時:2006/11/15 20:09

坊さんです。


納骨の方法やそれこそ火葬場での収骨形態も各地方で異なります。骨壷をまったく使用しないで箱に入れて墓地でザーッと空けてしまう地域もあります。どちらかというと核家族化が進んだ都市部の公営墓地や霊園を中心に骨壷納骨という新しい形態です。これは核家族化の影響で墓地も核家族化し数代で無縁仏となる可能性が高いのでそのときに取り出し撤去がしやすいためと考えられます。
もともと骨壷を要する地域でも、骨壷は墓地まで運ぶための容器でしかなくそのまま納骨するようになったのは近年の傾向です。
本来、同じ仏様の世界に生まれた一族のものが同じ土地の土に戻って行くための宗教上の施設がお墓でありますので(ですから「墓」という漢字は地面を表す草冠の下に埋葬し、最後に「土」と書くのです)、ご自身の近代的な新式の骨壷埋葬しか知らないことを常識と考えておられたことにギャップが生じているのだと思いますが、仏事の習慣上は間違っていませんし、それがその地区ではいたって常識なのです。遺骨はカルシウムですので大気中の水分を吸収し経年変化で液状化し、徐々に土に戻っていきます。
大阪を中心とした関西などではサラシ袋に分けて納骨(墓の構造が異なり入り口が狭いのでそうしないと入らない。関東のような大きな骨壷は入らない。)しますが、これもサラシ袋の風化までの間だけの問題です。
>納骨して3年経ちましたが、お墓の中を見て、
>母の骨と他の人の骨の区別は付ける事が出来るでしょうか?
理屈上はDNA鑑定等で多少の区別は可能ですが他の方も親族ですと厳密な鑑定が必要でしょう。しかし、そのためにお墓をあける許可が取れるかや分骨の手続きが出来るかどうかについては、ありえないことを行おうとしているので疑問は残り確実な回答が出来ません。
>御骨では、ペンダントには出来ないでしょうか
最近の商業主義の中でそのような商品も開発されていますがお薦めできません。分骨証明を出せるかも疑問ですし、勝手に持ち出せば犯罪となる可能性もありますが、仮に持ち出せてペンダントにしてもご自身だけの自己満足で、孫子の代では粗末に出来ないが処分も納骨も出来ない迷惑な品物にしかなりません。もしかしたらお母様の遺骨のペンダントであることが子孫の伝承されず、孫、曾孫の代でゴミとして捨てられてしまうかもしれません。よくよくお考えください。
合掌
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
骨壷納骨の方が新しい形態なんですね、知りませんでした。
厳密なDNA鑑定までして、分けることは現実的ではないですよね・・
ペンダントにするにも、色々考えなくてはなりませんね。

母の御骨も、少しづつ土に戻っていってほしいです。
でも他の人の御骨とバラバラに混ざってわからなくなっていくのが悲しいです。

最初、母のお墓をたてたかったのです。
でも、事情があって一族のお墓に納骨しました。
母のお墓をたてるまで一時的に一族のお墓に納骨しておくというつもりだったのです。
こういう納骨の方法では、遺骨が選別出来ないのであとから母のお墓をたてることは出来ないのでしょうか?

お礼日時:2006/11/15 20:11

#1です。

お礼有り難うございました。

 ご質問者さんのお母様への想いがたいへん強いというのは、よくわかりましたが・・・
 文面からすると、一族のお墓はあるが、お母様のお墓は別に作りたい、ということになるわけですね?
 
 お墓は別の墓地に建立される想定だったのでしょうか?ご親族は皆さんご質問者さんのお考えをご存知で、同意いただいていたのでしょうか?(根掘り葉掘りご事情をお尋ねする気はないのですが、あまり見聞きしないお墓の立て方なので・・・)

 ご遺骨を今から取り出すとすると・・・通常、改葬や分骨には手続きや証明が必要ですが、同一墓地内での改葬や墓地の管理のされ方によっては、案外とそのまま済まされる場合もあります。
 お墓から御骨を取り出すような場合、お寺さんにお勤めしていただくことを強くお勧めしていますが、お気持ちの問題ではあります。

 しかし・・・個人的な心証で申し訳ないですが、今からお墓を開けて御骨を取り出すというのは、どうも積極的にお勧めできないな、と感じています。ご質問者さんのご心情の問題でもあるので、なんとも言えないですが。・・・では。

参考URL:http://www.boseki.net/jibunde.html
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曹洞宗の僧侶です。


最近では時代的な経緯が分からなくなっているので、アベコベに理解されている方もおいでですが、お墓のもともとの考え方では「骨壷に入れたまま埋蔵」する方法が古いのです。
骨を特別視して礼拝の対象とするのは、仏教が中国に伝わって儒教や道教と入り混じった事に始まります。中国仏教で死者の霊は「魂」と「魄」に別れ「魂」は天に上り「魄」は地に下ると考えます。遺骨にはこの「魄」が宿ると考えられるので、地上に墳墓を築いて埋蔵するのです。
当然、個人の「魄」が宿るものですから、遺骨も個人ごとに識別できなくてはなりません。そこで壷に入れて埋蔵するのです。
今は火葬設備が整備されてほぼ全身分の遺骨が回収可能ですが、野辺で荼毘にふしていた頃は、目に付く主立った焼骨しか回収できませんでしたから、壷も今よりも数段小さなものが多かったのです。
ところが技術の進歩で回収される遺骨の量が増え、そのために壷も大型化し埋蔵にスペース的な問題が出てきたこと、葬送儀礼が簡略化して墳墓管理に手間をかけなくなったために、墳墓の埋蔵室にむき出しで納骨するという方法が考え出されました。「土に帰る」という言い方はその際に考え出された方便で、日本人の古くからの自然観に合致したためにすんなり受け入れられましたが、仏教の古い伝統とは隔たりがあります。

xxxakixxxさんがお母さんのご遺骨に思い入れが深いのであれば、お墓を管理されているお寺さんにご相談されてはどうでしょうか。一度お墓に入った遺骨からペンダントができるかどうかは、技術的な問題ですので、業者に質問、相談されることをお勧めします。
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