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先日母を亡くし、4月に納骨の予定なのですが、
生前母が父方の墓(父は長男です)に入ることをあまり望ましく思っていなかったため、
せめて父が生きているうちは、実の両親の眠る墓に入れてやりたいと思っております
(父が亡くなったら父の遺骨と一緒に父方の墓に入れる予定です)。
私を含め兄弟(実の息子達)は大賛成、父並びに親戚も概ね賛成なのですが、
法的、宗教的、その他問題はないでしょうか?
今思いつく問題点は、一度納骨した遺骨を取り出して別の墓に移すことは可能か、
墓石に彫る名前はどうなるのか(母方の墓に母の名前を彫ったら出た後にどうするか)
などです。
ちなみに宗教は浄土真宗、母方の墓は埼玉県大宮市の公園墓地、父方の墓は上野の某お寺です。
四十九日まであまり日がないので、どなたかお詳しい方がいらっしゃったら教えて下さい。

A 回答 (3件)

amida3@本願寺派布教使(浄土真宗の坊さん)です。

すでにNo.1で回答済みですが、宗教的に特に問題はありません。
確認すべきは、母方の霊園規則での納骨可能範囲に入っているかどうかです。
この点がOKなら納骨できますし、そして、母方の墓所が寺院墓地ではなく「霊園」なので、将来出して改葬する場合も埋葬証明書はすぐに発行してくれると思います。(その後市役所で改葬許可証を取得し改葬)
また、両墓地とも関東なので、田舎のように「骨壷から出してザザッ!」と混ぜるのではなく」骨壷のままの納骨でしょうから、改葬もしやすいです。
あと、1点覚えておかなければならないのは、「お骨」はいつまでもそのままの状態ではありません。カルシウムですから徐々に空気中の水分を吸収し、10年もすれば、量も半分近くになり、早ければ、20年もすればつ壷の中に骨の形が残っていない状況になる(水状になってしまう)こともあります。
また、No.1の言う分骨は、伝統ですが、火葬時に「分骨証明書」を取得していませんので、今からですと、一旦納骨後、その墓地管理者から「分骨証明書」を取得してからでないとできません。
浄土真宗では阿弥陀さまだけにしか読経したり、手を合わせたりはしないのです。
阿弥陀様は、形に表せば仏像(木像)ですし、絵に描けば、御仏壇などのご本尊・絵像様ですし、字にあらわせば「南無阿彌陀佛」です。
ですから、墓石に「南無阿彌陀佛」をと申すのです。
ただ、この字が無ければ、別に絵像などを持参しお参りさせていただくだけですので、必ず必要な文字とまでは言いません。
墓はその漢字を見ても下に「土」とありますように、残った骨を土に戻すための宗教上の施設です。その墓に入れて、土に戻るまでの期間を経過させているだけです。つまり、最後に残った遺骨を土に返すための宗教上の施設であります。
いずれにいたしましても、お墓が、自分が仏法に出会わせていただく大きなご縁になりませんと、本来の意味がありませんので、亡き人を縁として仏法に出会い聞いていくという仏道を歩まれることを念じあげます。
合掌
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなり申し訳ございませんでした。結局、親族話し合いの結果、父方の墓に納骨いたしました。話し合いの際に皆様のアドバイスを参考にさせていただき、非常に役に立ちました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/20 03:03

いいかげんな仏教徒です。


亡くなった方は「極楽」にいらっしゃるので、「お墓」自体はいってみれば遺族のためのモニュメントです。
遺骨自体、火葬して焼け残った骨をすべて骨壷に入れられるわけでなく、灰にまじって捨てられるものも多いですから、「分骨」で分断される・・・と考える必要はないと思います。そこまで考え出したら火葬できない。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなり申し訳ございませんでした。結局、親族話し合いの結果、父方の墓に納骨いたしました。話し合いの際に皆様のアドバイスを参考にさせていただき、非常に役に立ちました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/20 03:03

浄土真宗の僧侶です。


ご家庭のご宗旨が浄土真宗とのことですが、お骨に関してお伺いの件では宗教的に特に問題はありません。

浄土真宗では、墓は、故人を埋葬した目じるしとして大切に扱うということ以外には、特別なきまりはありません。
お父様や親族の方の意向、ご本人の遺志を尊重してあげるのが一番かと思います。

一度納骨したお骨を他の墓所に移すことは問題ありませんが、「分骨」という方法もあります。
分骨は、よくご兄弟それぞれでお骨を納めたい場合や、お尋ねのように実家の墓と嫁ぎ先の墓の2つがある場合などに、なされることが多く、一般的に行われています。

浄土真宗では、お骨そのものを崇めたり、供養したりということはしません。むしろ、お墓参りを縁として阿弥陀さまの前に手をあわせ、自身を振り返り、み教えに出会わせていただくことが何よりも大切とされています。 

墓石には、正面には「南無阿弥陀仏」のお名号を刻まれるべきです。
故人の名前については、「釈○○」のご法名を刻まれるか、俗名を刻まれるのが一般的です。

墓石の場合、一旦彫ってしまうと修復が厄介です。
もしよろしければ、分骨という方法も検討されてみてください。

又、浄土真宗では、お骨の一部を分骨して、親鸞聖人の御廟である大谷本廟(西本願寺)や祖廟(東本願寺)に納めることをおすすめいたします。

分骨のことなど、詳しくは、お手次のご住職におたずねになってみてください。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
宗教上の問題は特にないとのことでとりあえず安心しました。
「分骨」については、あくまでイメージですが、身が分断されてしまうような感覚もありますし、
父を含め周囲も望んでいませんのでできれば避けたいです。
となると、墓石に彫った名前の修復の問題が出てきますが、
例えば彫らないで済む方法(極端に言えばペイントするとか)はあるのでしょうか?
或いは彫った場合の具体的な修復方法(費用も含め)がわかればと思います。

お礼日時:2003/03/04 22:55

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