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こんにちは。私は高校一年生です。
今度家庭科の学習で暮らしに関係する新聞記事について発表する事になりました。
発表日は4/19です。
私は新聞で「散骨」についての記事を見つけました。
初めは散骨について全く知らなくて、遺灰を撒くと知って正直何でこんな事をするのかと思いました。
しかし、自然に戻りたいという人間の気持ちも分かるような気がしました。
皆さんに質問したい事は、

(1)なぜ散骨をするのか、またなぜしたいと思うのか。
(2)散骨についての知識(本当に初めて知ったことなので 汗)
(3)あなたは散骨をしたいと思いますか。(その理由も)

この他にも意見、補足要望など何でもして下さい。
もちろん、ずべての質問に答えて頂けなくても結構です。
まとめる際の注意などもあればよろしくお願いします。
あなたの個人的な意見でも、社会一般の意見でも結構です。
どんな些細な事でもかまいません。2,3日のうちに沢山回答いただけると助かります。
沢山の回答お待ちしております。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

(1)散骨そのものはたぶんに儀式的で象徴的な風習だと思います。


 人間の体の80%以上は水分です。水分は火葬の時の熱で蒸発し自然界の水蒸気の循環に加わります。水以外の物質も例えば水素・酸素・炭素などの化合物として空気中に放出され個体はエアロゾルとなり、雨にまじり地上に戻ります。

 エアロゾルにならなかった物質は大気中のチリとして長い間大気中に漂うことになり、大気の循環により拡散されます。そうやって人間の体を構築していた物質のほとんどが、一部は生命の世界に再び参加し、またあるものは自然環境に戻っていきます。

 残った骨の中のカルシウムの化合物などが「お骨」として象徴的に扱われる事になりますが、火葬のとき焼け残った(焼き残した)もの全部がお骨になるわけではありません。ですから結果として散骨などしなくても人間の体だったもののほとんどは火葬の時に自然環境にばらまかれ、すてきなことに森林や田畑を潤し、一部は命の世界にもどるわけです。

 だからといって、散骨という風習に意味がないとは申しません。想像ですが、なぜ散骨したいかというと、死後、自然との一体感を予約することにより、今の人生を充実させたいといった想いがあるのかもしれません。また、少子化に伴い、入るお墓のない人も増えていると言います。私もその口ですが、あとくされのないようその辺の海にでもばらまいておいて欲しいというような人も中にはいるかと思います。

 なにせお墓を作ると地上の面積が必要ですし、そうでなくてもあとの供養やお墓のお世話などのことを考えると、経済的負担やそれにかかる手間といった大小の負担を子孫に強いることになります。元来日本人は先祖を祀る気持ちが大きい民族ですが、昨今の家族環境の大きな変化によって、このへんの心境にも大きな影響があるのかもしれません。

 例えば老人介護などは、歴史的に見ると、同居の直系の親族がこれに当たってきました。核家族化の進行や都市化によってこれらの世代間の連続が弱まり、先祖や子孫という概念が従来の準家族といった地位から、決定的に低下してしまったと感じるのです。おそらく今の都市生活者は二代上の先祖(おじいちゃん、おばあちゃん)にすらそれほど親近感を感じない人が多いのではないでしょうか。そうなると子孫に守られて冥界ですごすという考えよりも、自然と一体化して、自らが属していた共同体集団そのものを見守りたいという想いが生まれてくるのも自然なことだと思います。

(2)散骨ですが、海洋葬、山岳葬、珍しいところでは宇宙層、鳥葬などの動物葬などを聞いたことがあります。しかし人間の生活環境に近いところではなるべく行わないのがエチケットなのかもしれません。

 散骨は死後の世界観に密接に関係していると思います。それは生前、散骨を予約することにより、充実した人生が送れると当事者が思うのならそれを希望するでしょうし、その人にそれを望むなんらかの宗教的背景がある場合も多いと思います。日本人の多くがなじんでいる自然宗教は特に散骨により死後の安寧を得られると考えられているのではないでしょうか。

 また散骨には社会的役割があると感じます。例えば突然の死に見舞われた本人はもとより、その人の遺族にとっても散骨は心を慰める行為である場合も多いのではないでしょうか。なぜなら故人は散骨の儀式により自然との一体感をもち、遺族にとってより身近な存在になるからです。この場合「肉親の死」と「現実」のあいだを埋めるスペーサーの役割を負っているのが「散骨」という儀式になるのだと思います。

 また、特に産業革命以降、人間の生活は自然環境と切り離されてきました。多くの人たちが生産の現場に近い場所に住み、豊かな文明生活と引き替えに過密な都市生活を余儀なくされています。その反動でなのか、自然回帰志向が強まり、そのひとつの現れが散骨志向となって現象化しているのかもしれません。

 「どんな些細な事でもかまいません。」というお言葉に蛮勇を得て投稿しますが、フリーハンドで書いたせいか、眠いせいかまとまらない文章になってすみません。
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こんにちは。


高校生ですか。研究発表、大変ですよね。

私自身の考えを申しますと、
人は本来、海で生まれた生き物ですので、生まれた場所へ帰って行くのが自然かと。
私は、自身必ず海に散骨してもらいたい希望がありますので、しかるべき時の来る前にきっちり遺言しようと思っています。

蛇足ですけれど、趣味で海に潜る事があります。
海の中におりますと、癒される感覚になります。
暗く狭く、会ったこともない骨(ヘンないい方ですけど)と死後に閉じこめられたくない(要するにお墓の中)、という思いが大きいです。
海ですと、海水に溶け、流れ、砂に混じり、魚の養分ともなってくれるでしょう。
次に生を受ける時は、人間でない確率が高そうですしね。
(…あまり人間に生まれ変わりたくないのです)

…ヘンな奴、とお思いでしょうが、至ってフツー&真面目です☆
参考にならなかったらすみません。
(2)については、知識がありません。わたしもこれから勉強せねば、と思っていた所、素晴らしい質問を拝見して、書かせて頂きました。

頑張って下さいねv
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この回答へのお礼

御礼をするのがとても遅れてしまって申し訳ありませんでしたm(__)m
でも、お陰様で大成功の発表が出来ました。
私自身大変勉強にもなりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/06/27 19:48

そうですね・・文化的に残る風習もあれば・・死して尚・・の想いの表れもあるでしょう・・



それが普通・・の国もあることですし。できれば故人の願いはかなえてもやりたいい・そんなところでしょうか。


似たような質問がありましたので御紹介します。
「あなたの灰どこに撒いてほしですか?」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=210056

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=210056
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(2)について、「散骨」で検索して見て下さい。


下記HPは一例ですが色々と参考になる資料があると思います。

先日、親戚で続けて二件の葬儀がありました。
その内の一つで子供がなくお墓を誰が引き継ぐのかということになり結局主人の兄弟に決まりました。
 (主人が先に亡くなり、奥様が今回亡くなりました)
参列者の一人が
自分は「墓」は作らない、山に散骨するように子供には言ってあると言われました。
理由は、先のように後々誰が「墓」を見るのか
子供に見てほしいと思っても海外を含めて遠くで暮すことになれば現実的ではない
自分の子供に子供が無い場合には無縁墓になってしまう
経済的にも場所的にも問題があるし、これらの事を考えると「散骨」が最良であるとのことでした。

「散骨」とは違いますが、「墓」は作らずお寺(本院を含めて)の納骨堂に納める方法も多くの人が利用しています。

参考URL:http://www.nichiren.com/sogi1.htm
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2だけ。



さん骨は葬式の一部分ですから.宗教行事の一つでしょう。
かっては.にんべつちょう制度のような戸籍制度の一つの行政組織として社寺仏閣が機能していました。その結果それなりの経済支配があり.人によっては墓一つ作っただけですってんてんになったような人もかっていました。
日本は宗教の自由が認められていますから.原則としてすべての方法を認めなければなりません。しかし.水葬やちょうそうのように死体が.身の回りにあると.伝染病感染等の衛生条件の悪化.死者として祭ったものなのか殺人事件かの区別がつきにくく犯罪の温床となる事が考えられます。したがって.殺人事件等と区別が刃っきりつく方法での死体の取り扱いは認められるべき物でしょう。
宗教法人からの経済支配や江戸時代の身分制度のなごりなど各種宗教法人にはいろいろな問題が残っています。宗教法人による経済支配を逃れるためにはさん骨も一つの手段でしょう。
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高校時代に散骨という埋葬方法があると知ってから


死んだら海に散骨してほしいと思ってる25才です。

(1) お墓だとその場所にしかいられない気がする。
    海だと潮にのってどこへでも行ける。
(2) 骨を砕いて粉にしないといけないが、
    粉であればどこにでも散骨できるらしい。
    家の庭に散骨したひともいる。
(3) (1)と同じ。

ちなみにうちの両親も海に散骨がいいようです。
先祖代々のお墓には入りたくないし、お墓買うのは高いので
好きな伊豆の海で眠りたいとか。
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