プロが教えるわが家の防犯対策術!

ショパンのエチュードop10no4を練習しているのですが、とりあえず「四分音符=100」はほぼ完璧に弾ける状態にはなりましたが、ここから速度を「二部音符=88」(全音出版の楽譜の規定速度)の状態にまで上げるには、弾き込む以外にどの様な練習法があるでしょうか。
僕の知っている練習法は、例えばリズム練習や形を変える(分解練習かな?)等は、苦手部分の克服に利用していますが、でも規定の速度(四部音符に直すと)「四分音符=176」は、さすがに無理そうな気がしています。
単なる気後れでしょうか。
全音出版のop10の本には、それぞれのエチュードの練習法や弾き方についてのアドバイスがあるのですが、それも参考にすべきでしょうか。(とりあえず、指番号の使い方は参考にさせてもらってます。)
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ショパンの曲において、「練習方・解釈・運指・弾き方」について最も詳しく書かれていて、最も評価が高い楽譜は、コルトー版です(知っていたら、ごめんなさい)。

見れば分かりますが、曲解説や難しいフレーズでの練習方が満載で、楽譜と言うよりは、参考書といった感じがします。指使いもとても参考になりますよ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4111800610/sr …

それから、どうでもいいけど、この曲エチュードの中でも難しい曲ですよね。アルゲリッチがこの曲を1分40秒という、鬼のようなスピードで弾いている録音がありますが、私には無理です・・・・。
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この回答へのお礼

コルトー版、名前だけは聞いたことがあるような気もします。
1分40秒…。鬼か、神ですね。
書店で探してみます。
アドバイス有難うございます。

お礼日時:2006/11/20 16:00

No.1です。

コメントありがとうございました。

メトロノーム片手にCDを聴いて、世間のピアニストがどういうテンポで弾いているかを確かめるのも重要な勉強の一つです。因みに、手元にあったCDのうちの2枚聴いてみますと、アラウは72,ゼカリーは76でした。ま、そんなものでしょう。88でなんて、たとえ弾けたとしても冗談みたいに馬鹿げた音に聞こえると思います。当然88を目標とする練習は無意味だということになります。私だったら取り敢えず、70を目標に練習すると思います。

ピアニストはお客にわからない程度に速度を調節します。むずかしい所にさしかかったら、わからないように、やや遅めに弾きます。

楽曲分析というのは、一つ一つの音がどのように機能しているかを勉強することです。音がグループになったら和音になったりメロディーになったりします。

音楽の構造を勉強するにあたって、音楽理論や西洋音楽史に基づき、データとして音符を捉えるのが楽曲分析の目的の一つです。それによって、どこから何処までがフレーズか、とか、メロディーと低音のバランスをどうするか、とか、強弱のプランを立てたり、というようなことを、データ分析によって客観的な判断をするわけです。

ですから有能な教師は、例えば、なぜそこを大きく弾くのか、とか、なぜそのようなバランスで弾くのか、とか、なぜフレーズはこうなるのか、とか、全て客観的に分析し、理由をつけて説明することができます。

ま、そういうレッスンはドライな感じになりますけどね。でも感情的で主観的なレッスンよりも理論的なレッスンの方が私は好きです。なぜかというと、先生が「納得のいく」説明をしてくれるからです。

もし大学レベルでなければ楽曲分析に関して勉強する必要はないでしょう。先生の言うとおりにやれば良いと思います。で、将来的に音楽理論を勉強したければ、いくらでも手段はあります。
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この回答へのお礼

わざわざ有難うございます。
プロの方でも、88では弾かないものなんですね。
70~80を目標に練習することにします。
そういえば僕の先生も、ここは大きくとか、どうしても平淡になってしまうから左ペダル踏んで、とかよく仰ってます。
多分、それが楽曲分析なんですね。

お礼日時:2006/11/20 11:59

全音のショパンエチュードったら、ドイツのペーター版のほぼ丸写しのやつですね。



速度の88は全音指定ではありません。ウィーン原典版は、それはショパン自身の記述という学術調査の結果を示しています。

ご質問のように説明の付いた出版物もあり、それなりに参考になると思います。しかし、実際の練習ではそれ以上の事をやらなければなりません。楽曲分析についての解説まではありませんよね。技術だけなら今の時代コンピューターの方がうまく弾きますので、楽曲分析は欠かせません。先生の助けを借りるのが手っ取り早いと思います。

この曲は一部、ト音譜表の音を左手で弾きます。ある解説書にはそれを「左手の助けを借りる」とありますが、その記述は適切ではありません。ト音譜表はそもそも「右手」という意味ではありませんので。

ウィーン原典版をお勧めします。練習方法の解説までは付いていませんが、学術的な分、何処やらの版と比較するだけで、役に立つ情報が満載という感じです。

主観的な事を言わせて頂きますと、まず、ショパンが使っていたピアノは現代の物より小さく、弾きやすかったのです。ですから、二分音符=88 にこだわる必要は無いと思います。多少遅く弾いても良いと思います。

この回答への補足

二部音符=88は僕にとっては異常な速さですが、それが70でも多分、きついです。
そのような、速さを克服する為の練習法というのは、ないでしょうか。
楽曲分析というのは、曲の感じ、弾き方などのことでしょうか。
先生の助けは、とりあえず技術が形になってから、教わるつもりでいます。

補足日時:2006/11/20 01:23
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この回答へのお礼

アドバイス有難うございます。
ウィーン原典版とは、表紙の赤い本の事でしょうか。
全音の、技術に関する説明も参考にしてみる事にします。

お礼日時:2006/11/20 01:23

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