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ここ数年来の疑問です。
なぜレース途中の給油が禁止にならないんでしょうか?

F1って毎年のようにレギュレーションが変わっていきますね。
その目的として、安全性の強化 と コース上のオーバーテイクの増加 が挙げらることが多いですよね。

私がF1見始めたのは1990年なんですが、以前の給油禁止時代の方が、断然オーバーテイクが多くて面白かったと感じます。(記憶が美化されている可能性は否定できませんが。)
オーバーテイクが少ない理由としては、
(1)近年のF1マシンは空力に過敏過ぎてスリップストリームが使いにくい、(2)抜きにくいサーキットが多い
等も指摘されてます。
でも、コース上での順位変動を増加させるためには、給油禁止がかなり即効性のある方策だと思うんです。

レギュレーションは一面的な見方で決定されるべきものでもないでしょうが、皆様は「給油禁止」についてどう思われますか?

A 回答 (8件)

ゴールまでの時間を削ることにあらゆる努力をし、走行スピードを競うのがレースの本質であるとするなら、給油が導入された経緯は、そこから外れています。



しかし、給油禁止時代にはオーバーテイクが盛んだったかと言えば違います。ウィングカーが全盛の80年代から導入直前の頃には、長く単調なレースが見られる時代がありました。原因はグランドエフェクトを利用した車の特性と、メーカーエンジンの台頭、そしてタイヤ開発競争の過熱による大幅なスピードアップにあったと思います。その中からフラットボトムや給油規定、グルーブドタイヤが生まれてきたのです。おかげで最近ではずいぶんオーバーテイクシーンも増えてきました。

ドライバーにとって給油は、ただ不確定要素が増えるだけですし、命を削って稼いだタイムなど、無残に消し去る非合理さは嫌われて当然だと思いますが、レースをショーとして考えれば、それだけで動きが演出できるので、やむなきかなと思います。
とにかく、給油禁止は直接オーバーテイクを増やす要因とはならないでしょう。エンジンを馬力規制でもして、燃費方向へ開発力を向けた方が時代に合いますし、レースを面白くするかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

どうやら、「予選2位でスタートし、ピット戦略でトップに立ちそのままフィニッシュ」というようなレースが強いマイナスイメージを伴いながら私の記憶のどこかに漂っているらしいです。
もっとも、給油禁止であっても似たようなレースはあったはずですね・・・。

しかし、F1って排気量減らされても、グルーブドタイヤにされても、速くなっていくから驚きですね。
ついに鈴鹿のコースレコードが更新されましたし。

お礼日時:2002/04/23 01:39

gajyuさんと私の考えが割と近いようでなんか嬉しいです。


私も給油反対派です。

まず早いマシン・ドライバーがレースに勝つのは当たり前です。
それを商業主義により変なレギュレーションで縛ることに違和感を感じます。

昔の給油が無かった時のほうが面白かったと思ってます。
重量変化でマシンバランスが狂うのは判っている事ですから、各チーム・ドライバーはどの重量でbestなセッティングにするか工夫していたと思います。
重い時にマージンを稼いで、軽くなったときにバランスの崩れたマシンを振り回すドライバーや、重いときは我慢して軽くなってから追い込むドライバーがいましたよね。
終盤にタイム差がどんどん無くなる・ラスト数週でドッグファイトになるスリリングな展開が結構あったと記憶しています。このことをgajyuさんも感じてらっしゃるのでは?あの頃のF1は面白かったですね~。

>チーム間の駆け引きは確かに面白いと感じるんですが、各チームとも試行錯誤の時期は終えたらしく、以前ほど多様な戦略が出てこないような気がします。

確かに給油の作戦も、もう出尽くしてますね。一時期のフェラーリ・シュー兄の給油作戦には驚かされましたが、今はもういくつかのパターンのどれを選ぶか、どう組み合わせるかだけになってます。一回目の給油の頃には各チームの作戦がほぼ丸見えですね。
コンマ1秒を争っていたタイヤ交換も給油のせいで腑抜けになってしまいましたし…。ピットワークに見るべきものは既にないと感じてます。

厳しいレギュレーションとフルコースコーションで常にドッグファイトを作り出すCART(当時はINDYでしたが)と、とにかく早いマシン・ドライバーが勝つF1でそれぞれ良かったと思うのですが。

バーニー・エクレストンとマックス・モズレーのフェラーリ救済、商業主義に染まった協会(FIA、旧FIFA及びFOCA)の体制が変らない限り、F1は死んでいくのかなと危惧する今日この頃です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>あの頃のF1は面白かったですね~。
すごく面白かった・・・。
少なくとも、見ていて眠くなりませんでした。
まあ、学生時代は夜型だったのも事実なんですが。

>コンマ1秒を争っていたタイヤ交換も給油のせいで腑抜けに
ホントにコレがなくなったのは残念です。

今回質問したことで、実家のどこかに眠っているF1総集編1990~1995あたりのVTRの発掘を決心しましたが、
その一方で、「今のF1も楽しもう」と感じたのも確かです。

あと、いわゆる商業化の流れは気になりますね。
あまりこの方面については考えたことがなかったんですが、最近は「エクレストン、ちょっとやりすぎ?」ってな印象はあります。
政治的経済的綱引きはずーっと続いていることですけどね。

あ、ちなみに私の愛車もインテRです。

お礼日時:2002/04/24 00:59

>チーム間の駆け引きは確かに面白いと感じるんですが、各チームとも試行錯誤の時期は終えたらしく、以前ほど多様な戦略が出てこないような気がします。



いえいえそんなことはありませんよ。
たとえばフェラーリのシューマッハとバリチェロとでは給油のタイミング、回数を変えていたりとか結構よく見ているとかくチームで工夫があるようです。

しかし給油がなしだったらタイヤが持たないかと。
それと満タンの時とほとんど無くなったときの車重の変化でショックなどの調整なんかが難しくなるのではないかと。
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この回答へのお礼

>いえいえそんなことはありませんよ。
>たとえばフェラーリのシューマッハとバリチェロとでは給油のタイミング、回数を変えていたりとか結構よく見ているとかくチームで工夫があるようです。

確かに。戦略がより完成されて緻密になった、というべきでしたね(笑)

再度ありがとうございました。

お礼日時:2002/04/23 02:00

私も90年から見てますが、給油反対派です。


F1はスプリントレースですので、給油すると「耐久かよ!」と思ってしまいます。
給油は下の方も言ってらっしゃるとおり、ピットの駆引きも見せ場にしようとする意思が強いです。
ただ、もう一つ理由があるのですが誰も触れていないのでちょっと追加で書きます
給油については94年、セナの死がかなり影響していると思います。
当時はハイテク空力マシンでしたのでセッティングもシビアでした。
特にガソリン満タン時と空になったときは重量バランスの変化が大きい為、どちらにセットするかが勝負の鍵になってました。
当然その反対側はバランスの取れていない危険は状態ですので、ドライバーにも危険が伴います。
マシンの重量バランスの変化を少しでも減らし、危険を減少させる為、ガソリンタンクを小さくし、給油により補うようにしたはずです。
グループドタイヤも最高速度の低下を狙ったものでしたね
(補足訂正があればお願いします)
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この回答へのお礼

ご回答いただいた皆様ありがとうございます。

F1の場合、1レースで消費する燃料は200kgくらいでしょうか?
私は、kitune様が指摘された「車重によるバランス変化」が減少したことがオーバーテイク減少の一因だと考えてました。(以前からオーバーテイクは少なかった、というご指摘には思わず唸っちゃいました。「そうかもしれない・・・」と)

満タン時と空の時の双方を満足させるセッティングは不可能(アクティブサスだけは例外でしょうかね)だったので、コース・タイヤ・マシンの素性 を考慮して、最適な妥協点を見出していたのが給油無しのレースセッティングですよね。
各ドライバーが見つける妥協点はそれぞれ位置が異なるでしょうから、マシンの素性に差があっても、レース中のある一時点での戦闘力は逆転しうるわけです。マシンにとって速いサーキット・遅いサーキットもはっきりしていたように思います。
これだと、確かにマシンとドライバーがレースに占める比重は高いですね。
また、給油禁止のままだったら、トップチームと下位チームの戦闘力の差が今より広がってたかもしれないし、特定のマシンとドライバーのみが勝つようなレースにFIAが危機感を持ったとしても当然かもしれないですね。

チーム間の駆け引きは確かに面白いと感じるんですが、各チームとも試行錯誤の時期は終えたらしく、以前ほど多様な戦略が出てこないような気がします。
あと、給油解禁でタイヤ交換競争が消滅したのも残念なんです。マクラーレンとフェラーリのピットクルーが見せた「タイムアタック」は緊張感が漲っていました。

レース関係者の間で給油に関する議論がほとんどされていないようなので、安全面(ピット作業中・走行中)・マシン開発・興行面などなどから現状維持が望ましいと判断されてるのかもしれないですね。

私の周囲にはF1を見る人が少なく、こういう話がまったく聞けないんです。
今回は大変勉強になりました。ありがとうございました

お礼日時:2002/04/22 01:44

F1って昔から実はたいしてオーバーテイクシーンはなかったと思うんですが、どうでしょう?


確か故ケン・ティレルもインタビューでそう言ってました。
はじめからマシンに差がありますからね。
給油しようがしまいがオーバーテイクにはあんまり関係ない気がします。

ただ、F1もCARtも毎年1回くらいは炎が上がってますから、危ないからと言うことで禁止した方がいいとは思いますけど。
一応耐久レースじゃなくてスプリントなんだし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼はまとめて記入させていただきました。

お礼日時:2002/04/22 01:47

自分は給油禁止賛成派です.



あと、自分はttstさんとは逆に、給油の復活がフェラーリに有利に働いていると思います.
F1の給油が復活したのは、FIAのフェラーリ救済の意向があったのではないかと思います.

gajyuさんがF1を見始めた1990年ごろは、F1はホンダの全盛期でフェラーリは不振を極めていました.
その理由の一つに、給油禁止のルールの中では燃費性能に優れるホンダエンジンにアドバンテージがあったことが挙げられます.

ですから、FIAがF1界きっての人気チームであるフェラーリの復活を図るために燃費のよくないフェラーリに有利なように給油を復活させたのではないかと思います.
給油が復活したころは、ホンダ本体はF1から撤退していたので、ホンダからの抗議もありませんので、スムーズに承認されたのでしょう.

環境問題が言われてきた中で、F1から低燃費レースとしての側面が無くなったわけで非常によくないことだと思います.
フェラーリも復調した事ですから、また給油禁止を復活させ、モータースポーツのイメージ向上を図ってほしいものです.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼はまとめて記入させていただきました。

お礼日時:2002/04/22 01:48

たしかに、コース上での順位変動と言う面では、ピットインは少ない方が良いでしょう。


 しかしながら、フェラーリ等の少数のトップグループと他の多数のセカンドグループとの車の性能の差がかなりひらいてしまっている現状で、ピットワークをレースの要素としてより重要なものとして取り入れることにより、レースをもっとエキサイティングなものにしようというFIAのもくろみは、現時点では、成功しているのではないかと思います。コース上での2秒の差は決定的なものがありますが、ピット上での2秒の差はクルーのちょっとしたミスでなくなってしまいます。これは、見ていてなかなか緊張感があって面白いと思うのですが。
 ドライバーと車のパワーが結果を生むレースよりドライバーと車とピットクルーのパワーが結果を生むレースの方がワクワクすると思いませんか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼はまとめて記入させていただきました。

お礼日時:2002/04/22 01:46

最近の傾向としてはCARTなど給油を義務づけていることが多いですね。



これはマシン性能及びレーサーの能力の特化によって一方的なレースにならないようにピット作業という要員も組み込んでいるんです。

>でも、コース上での順位変動を増加させるためには、給油禁止がかなり即効性のある方策だと思うんです。

どのみち給油をしなければタンクは空になりますよ。
それにタンクが軽ければその方が早く走れますのでそれで時間を稼いで給油時間をおうがするという方法おありますし給油は何も問題は起こしていませんよ。

マシンの性能とレーサーの能力だけで決まってしまうレースって楽しいとは思えません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼はまとめて記入させていただきました。

お礼日時:2002/04/22 01:46

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