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私は今、ANAカードを使っています。支払い(カード利用は全て対象)すると100円で1マイル相当(マイルに変換するために年間で別途2100円必要ですが)家計の全てをANAカードで支払っています。無料航空券をもらえるので、換算すると15000マイルで無料航空券を利用するなら約25000円相当(もちろんこれ以上の場合もありますが)なので還元率は150万円で25000円=1.7%くらいです。
年会費やマイルへの返還手数料差し引いても1.6%くらいの還元率です。これ以上お得なクレジットカードがありますでしょうか?教えてください。

A 回答 (1件)

世の中の全クレジットカードを調べたわけではありませんが、1%台後半の還元率なら十分高い部類になります。

もちろん、特定企業の利用や特定商品の購入に限って5%や8%といった高い還元率が適用されるケースは除いてです。

利用店舗や購入商品を問わない普遍的な還元率の高さでは、ポケットカード(株)のP-oneカード[1]の名前がまず挙がります。このカードは
・請求額は利用額から1%を自動的に割引き
・さらに、利用額1000円あたり1ポイント(シルバーカード以上なら1.5ポイント)付与
と二本立てになっています。
ポイントの価値ですが、例えば2100ポイントでプリペイドカード(QUOカード)10,000円分と交換できるので、この場合0.48%の還元に相当します。シルバーカード以上なら0.71%の還元ということになります。
「利用額の1%を自動的に割引き」と併せると一般カードで1.48%、シルバーカード以上で1.71%の還元ということになります。なお年会費は一般カードは無料、シルバーカードは1,200円です。

P-oneカードほど有名ではありませんが、GE Moneyカード[2]という選択もあります。年間40万円以上使えば翌年は100円あたり3ポイントの割合でポイントが付与されます。
ポイントの価値ですが2,000ポイントで1,000円のギフト券に交換できますので、結局100円あたり1.5円の還元ということになります。
年会費は5,250円ですが年間40万円以上利用すれば免除されます。上記のポイント付与率の観点からもですが、年間40万円以上利用という条件を満たせるなら悪くない選択です。

ところで今お使いのANAカードですが、還元率という点では決して悪くないカードだと思います。もちろん飛行機での旅行に興味のない方には価値がありませんが、逆にマイルを貯めてあちこち旅行することを考えておいでの方にはこれほど面白いカードもありません。
質問者さんは「15,000マイルで国内線往復特典航空券、価値は25,000円分」という、控えめの見積もりをなさっていますが、使い方によってそれ以上の価値の航空券に引き換えられることもご承知の通りです。
例えば日本-ヨーロッパ往復のファーストクラス特典航空券、通常は定価(普通運賃)でしか出回らずまともに買うと160万円程度しますが、マイル引き換えなら12万マイルで入手できます。極端な例ではあるものの160万円÷1,200万円で還元率は13%にもなります。

また出口側(何に交換するか)はそのままでも、入口側(どうやってポイント/マイルを貯めるか)の工夫で還元率を上げることもできます。
よく知られているものはANA VISA/Masterカードでの、リボルビング払い「マイ・ペイすリボ」設定です。ANA VISA/Masterを含め三井住友カードが発行しているクレジットカードでは、カードに「マイ・ペイすリボ」[3]の設定をするとポイント換算率が倍(1000円=2ポイント=20マイル)になります[4]。この場合75万円の利用で15,000マイル貯まりますので、特典航空券の価値を25,000円と算定すると還元率は3.3%ということになります(年会費、マイル移行手数料差し引き前の数字)。
ただし実際にリボルビング払いになってしまうと余分な利息を払うことになり損です。この場合「支払額の追加」手続きを毎月行って必ずその月で払い切ってしまい、利息を回避することが必須です。

年間利用額が100万円以上あるならANA JCBを活用する方法もあります。JCBカードでは年間に100万円以上の利用があると翌年「スターα」メンバーに昇格し、ポイント付与率が50%アップします[5]。この50%アップ分のポイントはマイルへの移行にも使えるので、100円で1.5マイルがもらえる計算になります。100万円の利用で15,000マイル獲得、交換する特典航空券の価値を25,000円とすると還元率は2.5%です(年会費、マイル移行手数料差し引き前の数字)。
上の「マイ・ペイすリボ」より還元率は下がりますが、年間100万円の利用があり、かつ「マイ・ペイすリボ」の追加払い手続きが面倒なら検討の価値はあります。

【結論】
還元率は1%台の後半あれば上々の部類だと思います。還元率の高いカードとしてはP-oneカードなどが有名です。
一方、ANAカードも使い方によっては還元率が高くなります。「入口側」の工夫だけでも、2.5~3.3%くらいまでは手が届きます。

[1] http://www.pocketcard.co.jp/card/card_01.html
[2] http://gemoney.jp/card/basicinfo/basic.asp
[3] http://www.smbc-card.com/mem/revo/mypace.jsp
[4] http://card.milefan.jp/archives/000343.php
[5] http://www.jcb.co.jp/campaign/starmembers.html
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この回答へのお礼

Umada様
大変わかりやすく丁寧な回答ありがとうございます。
私個人的には【買い物をする度に○%の割引】とういうカードには実は魅力を感じていません。あまりお得感を感じないというかなんとなく。できればポイントが貯まっていくタイプを希望してANAカードにしました。
おっしゃるとおり無料航空券でもっと上(海外旅行に家族で)を目指してポイント還元率を高めようと思います。
私はANA JCBです。改めてUmada様の意見を聞き、現在のカードでどんどんポイント蓄積していこうと思いました。ありがとうございました。
P.S 試算すると3年間(マイル有効期限内)に日本-ヨーロッパ往復のファーストクラス特典航空券を夫婦二人分獲得するのは経済的に不可能と判明しました(^^;

お礼日時:2006/12/10 06:13

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