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  加賀の舊前田藩の「御手木」といふ職、もしくは地位について教へてください。石を扱ふ仕事に關係あるかと想像します。
  尾山神社の境内にある力石に「御手木」の文字が彫られてゐます。

A 回答 (1件)

こんにちは!



元々の手木(てこ)の意味は、足軽に貸しだす刀が不足した場合、刀の代用品として足軽に持たせた先のとがった丸い棍棒の事で、手に持つ木だから「手木」と通称されていたようです。

従いまして、この手木の本来の意味から察するように、地位は高くはなく、多くは足軽階級(手木足軽)で、足軽の組頭(手木小頭、あるいは手木足軽小頭)がまとめ役をします。

この手木の方々の仕事は、簡単に言ってしまえば、庭師のような、庭の整備が主な仕事だったようです。

昔の資料などでは、敬称で御をつけて御手木と記載されています。
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この回答へのお礼

  早速の御教示ありがたうございます。「テコ」といふ讀み方も知りました。尾山神社の境内にある力石には「舊藩主前田家ヨリ拝領石」として「元御手木中」とありますが、明治になつてからも、御手木衆の仲間組織があつたのでせうか。興味が深まりました。ありがたうございます。

お礼日時:2006/12/06 17:40

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