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初めまして。
今、カタカナについて調べているのですが、カタカナが外来語の変換に使われ始めたのいつ頃からでしょうか?
色々調べたのですがはっきりとした事がわかりませんでした。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

A 回答 (2件)

青空文庫


http://www.aozora.gr.jp/
に著作権の切れた小説・随筆の原文が収録されています(多くは新字体・新かな遣いですが)。
今確認したら、尾崎紅葉の「金色夜叉」(有名なダイヤモンド)、泉鏡花の「婦系図」、徳富蘆花の「不如帰」では外来語の表記にカタカナが使ってあります。記憶では、夏目漱石の「我輩は猫である」も外来語がカタカナ表記です。
したがって、明治30年代には広く使われていたと思います。

それ以前で、「八十日間世界一周」では、全体がカタカナで外来語は横に線を引いていたと思いますので、外来語をカタカナで書いたという例にはならないでしょう。要するに、漢字平仮名混じりで小説などを書くようになってからのことと思います。

なお、法律文は日本の敗戦まではカタカナで書くのが普通ですが、外来語もカタカナで区別がありません。戦前の学術書では、本文がカタカナで外来語が平仮名という例があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たくさんの例を出していただき、とても参考になります。
URLのほうもぜひ参考にさせてもらいます。
本当にご親切な回答感謝します、ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/10 22:27

知らないけど,戦後では


一例:
高木貞治の解析概論と整数論の本 1900 年頃は,
外国人の名前は,ひらがな,
本文の送りがなは,カタカナでした.
てーらー展開スルト など
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
例まで添えていただき参考になります。

お礼日時:2006/12/10 22:18

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