プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

整数論の本で、von Mangoldtの関数
Λ(n)=logp(n=p^mの形のとき。p:素数、m:自然数)
=0(それ以外のとき)
が乗法的であるとあるのですが、なぜか分からないのです。
(整数論的関数f:N→Rが乗法的とは、互いに素な自然数
m、nに対してf(mn)=f(m)・f(n)が成り立つこと。)

たとえば、
Λ(p^m・q^n)=0、Λ(p^m)=logp、Λ(q^n)=logq
(p、qは異なる素数、m、nは自然数)
より、
Λ(p^m)・Λ(q^n)=logp・logq
で、
Λ(p^m・q^n)=Λ(p^m)・Λ(q^n)
とはならないのですが・・・

本では当然という感じで説明はなく、何か定義の
理解の仕方が間違っているのか、ネットで検索
したりしてみたのですがまだ分かりません。
教えて頂けるとありがたいのですが。

A 回答 (1件)

あきらかに乗法的でないでしょう.


「乗法的でない」の誤りだと思います.

一応参考URLを載せておきます(定義のすぐしたに乗法的でも加法的でもない旨の記述あり).

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Von_Mangoldt_function
    • good
    • 0
この回答へのお礼

誠にありがとうございます。
「von Mangoldt function」で調べれば分かりましたね。
黒川信重他著の「ゼータの世界」という本で、
「乗法的関数の重要例としてEulerの関数やvon Mangoldtの関数
がある。」
という記述があるのですが、von Mangoldtの関数は乗法的では
ないのですね。
ゼータ関数の勉強をしているのですが、参考URLでlogと
von Mangoldtの関数の関係など、大変興味深いことが分かり、
参考になりました。

お礼日時:2007/01/18 19:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!