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ATX2.2電源はデュアルコア対応電源で、+ 12V1は専らCPUに電力を供給し、+12V2はPCI-Eと外部接続部品への電力供給を専門に行う。
+12Vのアウトプットの2組の経路は全く電源構造上独立しており、それぞれの通電、圧電、保護回路を持っているゆえに、経路同士は干渉しあわず、出力の大きなシステムでも電力供給、電圧面で安定している。

と聞きました。
電源を選ぶならATX2.0対応電源か2.2対応電源かどちらがいいのでしょうか?使用時にどのような違いが有るのでしょうか?

2.0電源の中にも+12Vラインが1と2に別れ、デュアルコア対応で、INTELが認証済み(+12V1のピーク16.5A)のものもあります。

参考までに現在のスペックは以下のとおり;
CPU:PEMTIUMD 820
M/B:945P
メモリー:512MX2
GPU:X1300 256M 128BIT
光学D:DVD±WR
HDD:160G

A 回答 (1件)

電源の歴史は、PC側で要求されるそれぞれの電圧の供給量の変化です。


初期のAthlonは+5Vが重視され、同時期のPentiumは12Vだったため、その頃の電源は、+5Vが強化されている分、現在の電源と比べて12Vが貧弱です。

現在は、ATX電源が供給している+3.3V、+5V、+12Vは、直接マザーで使う分は少なく、もっと低い電圧を変圧して使用しています。先に書いた初期のAthlonは、+5Vから変圧していましたが。現在は、CPU/GPUその他もろもろ、元になる電圧に+12Vを使うようになりました。結果として、同じ400Wの電源でも、12Vの供給能力を多く取ってあります。この辺の変異が、ATX電源のバージョンの変化です。

簡単に言えば。CPU用4ピンが付いたり、20ピンが24ピンになったのは、「そういう回路が必要だから」ではなく、「12Vを十分供給できる証明書」にすぎません。20ピン電源でも12Vが十分供給できるのなら、現在も問題は無いのです(ただ、電流量が増えるのにコネクタが増えないと、「発熱して焦げる」ことがあるので、無理はさせられませんが)。
ATXのバージョンが2.0とか2.2とかには、そういう程度の意味しかありません。

+12V1/2の分離も、元はCPUの消費電力増加に対応させた物ですが。最近は逆にCPUの消費電力は落ちているので、正直オーバースペックと化しています。が、ハイエンドのGPUの消費電力が増えたため、こういう高出力電源の使い道には、困っていないようです。
…PentiumDなら、12Vは2系統の方がよいでしょう。現行の電源なら、容量さえ足りれば、どれでもOKなはずです。

この回答への補足

詳しいご説明ありがとうございました。

補足日時:2007/01/29 16:06
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