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高校生の息子が「将来は、環境学を大学で学びたい」
と言っています。
そのような大学に入学できるかどうかは別として、
環境学を学べる大学はあるのでしょうか?
また、世界を見たらどこの国の何という大学あるいは関係機関が
あるかも教えてください。
私も環境悪化が心配なので、息子も良い選択をしてくれている
と思ってます。

A 回答 (4件)

まず、「環境」を仕事にしている者として、息子さんの選択に感謝し、心強く思います。



「環境」は社会の集大成であり、あらゆる学問が必要とされます。そういった意味では、まさに#1さんがお答えになった通りです。

ただ、質問の趣旨を推測するに、もう少し狭義の「環境」を指しているように思います。例えば、大気汚染や水質汚濁に関する研究などを想像しますが、いかがですか?

この推測を元にすると、そういった分野では埼玉大学が力を入れています。私の後輩はやはり、高校の時に「環境」を目指して同大学で勉強してきました。一つの選択肢になりうると思います。

世界は広くて、それこそあらゆるところに環境分野の関係機関があります。むしろ大学へ進学してからの方が、そのような情報を集める点に関しては楽かも知れませんし、もちろん軌道修正も可能です。私の場合は、大学4年で環境方面へ軌道修正しました。

環境はまだまだこれからの分野です。ご子息のご活躍、期待しております。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
まだ、本人も漠然としてしか、イメージがありません。
私とて、ひとこで「環境」と言っても他方面に広がる
分野であることはわかりますが、それではどのような
大学があるか等はまったくわかりません。
参考になることがありましたら、また回答を願います。

お礼日時:2007/01/27 11:41

私は現在大学の理工学部生です。

学科は土木工学科ですが、その中で3種類のコースに分かれることになっており、私は環境システム(ES)コースを専攻しております。私の大学では昔から土木工学科が有名なので科の下にESコースがある形になっていますが、最近では環境科のある大学も増えてきていると思います。1~2年の頃は「環境」といっても(基本が土木工学科だからか)やや「人間から見た環境」(公害など)寄りでしたが、高学年になっていくと環境分析化学や環境計量学など地球環境化学的な事も学べます。これは後に(4年や院に入ってからなど)公害防止管理者や環境計量士、技術士(環境分野)などの資格を取る時に役立つと思います。どれも環境関連の会社へのリクルートにも役に立つと思います。
あまりイメージがないと思いますが、環境科はだいたい土木工学科から分裂していっているような印象を受けます。
それはやはり、環境の歴史は人体への環境(公害問題)から、地球環境問題へと発展していった事からだと思います。
私の結論としては、とても化学的な地球環境関連に進みたいならば化学科が一番だと思います。しかし、例えば「日本の琵琶湖などの水質を改善しその地域の生態系を守りたい」「地球温暖化による海面上昇やそれにともなった潮の流れの変化や気候の変動を検証し予測する」などの具体的な事を考えるのならば、土木工学科で環境関連のコースを選択できる大学を選ぶ事もいいかと思います。
機関はいっぱいありますが国際的なものは有名なNGOやUNEPなどがあるかと思います。他にもいろいろあると思います。
大学を調べる時はその学科で受けられる講義名を調べてみるとイメージがしやすいと思います。
あと卒業後地球環境関連のUNEPなどに関わるのはかなり難関(東大京大あたりの博士くらいは必要か)と思います。一般の日本の会社を受けるのならば、いきなり「地球環境」に関わるのは難しいかもしれません。そして、最近の会社は大抵環境部門を持っていますが見栄え上の形だけの可能性が高いので気をつけてください。環境分野で一番会社が分かりやすいのは水質関連だと思います。上下水道の大手など。
長くなってしまいまい申し訳ありません。
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環境学には#1,2様の言われるとおり自然科学の分野もありますが、他にも法律や経済学など社会科学からアプローチするところもあります。


息子さんがどこから環境問題にアプローチしたいかが重要ですね。
得意な分野で大いに力を発揮してもらいたいものです。
ただ、数年前に大学生だった身から言わせてもらえば、環境○○学科(特に○○がカタカナ)のようなところは何をしているかわかりにくいので、一度ウェブサイトなどを参照した方がいいですね。

化学科出身ですが、近頃の大学は環境にも力を入れています。
前身が繊維の染料だったために、特に水質汚染に関する講義が盛り込まれていました。教養科目として経済学から見た環境の講義もあります。
肩肘を張らなくても大学で環境を勉強できる機会は多いと思います。

環境は学問におけるごく一部ですので、それだけを専門に勉強するには大学院や企業になってしまうと思います。
まずは自然科学でしたら化学科や生物学科、社会科学でしたら経済学や法学など大きな分野から基礎固めから入るのが一般的だと思います。

大学を卒業する頃には基礎が固まり、大学院や企業の情報が手に入りやすくなるので、改めて詳細な分野の選択をすればいいですよ。

大学の4年は下積みと割り切ったほうが正解かもしれません。
外科医になるのに内科や眼科などを学ばないといけないのと同じです。
その間にも色々な人間に接することで夢や進路は変わっていきますから。
(私は環境問題に興味があり化学科を選んだのですが、結局プラスチック合成に心惹かれてしまいました。)

環境問題について関心の高いことは非常に喜ばしいですね。
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環境学というのは、学問としてとらえた場合に実に曖昧な分野だと思います。


環境保護といっても、生物を対象とすることもあるでしょうし、地球環境のこともあるでしょう。産業廃棄物やゴミ問題かもしれません。もしかすると熱帯雨林をどう守るかという話かも知れませんし、フロンガスをどうするか、水質保全をどうするかという問題かも知れません。
また、地球環境を守るという場合でも、環境負荷の小さい製品の開発ということもあるでしょうし、政治的に解決する手法もあるかもしれません。

要するに、もっと具体的なイメージを固めなければ進路を絞れないということです。世の中には付け焼き刃的に「環境」を名乗る学部や学科も多く存在しますが、上述のように雑多な問題が混在し、その解決方法やアプローチも、広く自然科学から社会科学まで多種多様です。そのため、環境という名前だけにとらわれると選択を誤ることもあります。

個人的な意見ですが、「環境学」と明確に言えて、すべての環境問題の解決に役立つようなものはないと思います。もっと具体的なイメージを固めて、生物学、化学、地球科学、政治学、経済学などの個別の学問分野を学んだ上で取り組むのがよいと思います。

回答になっていないかもしれませんが、安直に「**環境**学部(学科)」を選ぶことだけはやめた方がよいと思います。
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