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このたび、夫が師匠から独立し、個人事業主となることになりました
(これまでは個人事業主の師匠から、固定の月給をもらっていました)。

これからは、私が経理をすることになりそうです。
私自身、個人事業主で確定申告を経験していますが、小遣い稼ぎ程度の金額です。

これを機に、しっかり勉強したいと思っています。そこでいくつか質問です。

「開業届」は必要なのでしょうか。
 …私自身は開業届を出していませんが、何の不都合もないように感じています。
  夫は独立するタイミングで、開業届を出すべきなのでしょうか。

「青色申告」をするべきでしょうか。
 …私は経理については素人です。
  専門知識がないので勉強が必要かなと思っているのですが、
  1年目から「青色申告」をすべきでしょうか。

気軽に相談のできる窓口、組織を教えてください。
 …将来大きなお金が必要になった時のこと、入るべき保険類、
  日々のお金のやりくり(仕事もプライベートも)などなど、
  知りたいことは山ほどあります。
  雑誌の「家計簿診断」などはほとんどサラリーマンが例に出ますよね。
  「個人事業主はいったいどうしたらいいの?」といつも思います。
  (ちなみに私たち夫婦の親・親戚に個人事業主はいません)
  どういうところに相談、問い合わせにいけばいいのでしょう。
  「たとえば」でかまいませんので、ぜひ教えてください。 

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

>このたび、夫が師匠から独立し、個人事業主となることになりました



 新たなる門出ですね、おめでとうございます。

「開業届」
 いきなり来年の確定申告のときに申告書を出しても構いませんが、気持ちの上でも提出しておいた方がよいと思います。特に青色申告をお考えの場合は開業届も同時に提出するのが普通だと思います。書式は税務署にもありますが、取りに行くのが面倒な場合は下記のサイトからダウンロードして印刷したものに書き込んで提出してもよいことになっています。

http://www.taxanser.nta.go.jp/report2.htm

「青色申告」
 下記のサイトにあるようにさまざまな特典がありますのでお勧めしますが、まずは自信がなければ現金主義による帳簿で開始されてはと思います。もちろん完全な複式簿記ですと特典である特別控除額もそれだけ大きいので、可能ならそちらでもよいとは思いますが。

 青色申告の届けですが、白色申告していた人が青色に切り替えるときは、前年の3月15日までに届けを出さないと認められませんが、開業の場合は開業の日から2ヶ月以内に申請することができます。青色申告のメリットは次の通りです。

1.身内に給与を支払うことができる
 白色申告では定額の専従者控除がありますが、同居の親族に給与を支払うことはできません。青色申告では認められた範囲でそれが可能です。結果、一家の所得の中で給与所得控除が適用される部分が発生し、その分税額を押さえることができます。

2.青色申告特別控除
 完全に複式簿記を用いて記帳し申告する場合は最高55万円の特別の所得控除が認められます。複式簿記でなくとも、貸借対照表や損益計算書を同時に提出する場合には最高45万円の特別控除が認められます。これは白色申告にはない特典です。

3.損失の繰り越し
 所得の計算の上で損失が発生したときは、それを翌年以降最長3年間に渡って繰り越すことができます。

http://www.taxanser.nta.go.jp/2070.HTM

 一方、青色申告には記帳の義務や、記帳のもとになった書類の保存義務などの守るべきルールがあります。記帳の方法などはまずは税務署のパンフレットなどをご覧になってはどうでしょうか。
「青色申告者のための貸借対照表作成の手引き」
「記帳制度における記帳の仕方-事業者用-」
などいったパンフレットが税務署の窓口にありますので、ハウトゥー本をお求めになる前にお読みになることをお勧めします。これらのパンフレットは納税者に理解してもらうことを第一の目的として書かれていますのでお勧めです。なにしろ無料というのがいいです。

 それらをお読みになった上でご自分の理解度にあわせて、図書館や本屋さんで参考図書をおさがしになるとよいでしょう。また個別の疑問に関しては、税務相談室や税務署の個人所得税の係でも電話で相談に乗ってくれますし、よほどのことがあって自分の名前を出すのがいやな場合は、匿名でも相談に乗ってくれます。その場合は、電話番号の前に184をつけることをお忘れなく。

 相談相手として一番いいのは今までの師匠の方かと思います。それができない場合は同業者の団体や地域の商工業者の団体、青色申告会などだと思います。立場の似通った方で長年事業を続けてこられた方とお近づきになるのがよいかと思います。また商工会に入ると相談員という方がいらっしゃいまして、経営指導を6ヶ月以上受けると国金のマル経融資など有利な制度融資が利用できることも可能です。ただし、これらの団体に加入するとたまたま自分の担当になった方の力量に命運が大きく左右されることがありますので、あくまでも営業や申告の主体は自分たちにあることをはっきり認識して、行動されることをお勧めします。

 コンピュータで記帳するソフトもいろいろ出ています。弥生会計や大番頭、勘定奉行と言ったソフトがありますが、パソコンショップの店員にはわかる人はほとんどいないとおもってよいと思いますので、店頭で店員に聞かれてお買いにならない方がよいかと思います。ネット上にさまざまな情報がありますので、まずはご自分の経理内容を手作業でしっかり把握されてから判断することをお勧めします。パソコン会計で一番気をつけることは、未処理の伝票をためないということです。また未処理の伝票と処理すみの伝票を混同しない工夫は必ず行ってください。

 記帳する上で大事なことは、記憶のあるうちに処理をするということ、生活のための出費と仕事のための経費の支払いをその都度区別すると言うことです。記帳自体は非常に簡単ですが、これを毎日徹底するということは実際のところとてもむずかしいと思います。

 ある程度経済的に余力が出てくれば、税理士さんなどのプロのお世話になることも視野に入れていいと思いますが、記帳してもらう場合は、自分独自の経営分析などのためにデータの2次使用ができるところが望ましいと思います。そういうところはなかなかありませんが。

 それから、私なら、ということで書きますと、遠慮したいのは、退会に関する規定のない団体や特定の政党への投票を義務づけられる団体ですね。


 がんばってください。
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この回答へのお礼

たくさんのアドバイスありがとうございました。
知らないことばかりですのでこんなふうにいろいろ教えていただけると、
たいへん嬉しいです。
税理士さん…プロの方にいつでも助言いただける状態にあったほうが
いいだろなとは思うのですが、報酬としていくらぐらい支払う必要が
あるのでしょうか? あまり高いとちょっとつらいものがあります。
それに、ここからは想像なのですが、税理士さんにも得意・不得意が
ありますよね。こういう業種なら多く手がけているとか。自由業に強いとか。
人としても好感を持てる方じゃないと信頼できないだろうなあとも思いますし、
いい人と出会えるよう、人との出逢いを大切にしなくてはいけませんね。

お礼日時:2002/05/20 23:52

1.「開業届」は必要なのでしょうか。


開業届けを提出しましょう。

2.「青色申告」をするべきでしょうか。 
青色申告の申請をすると、税制上の特典が利用できます。
開業から2ケ月以内に届け出が必要です。
青色申告については、下記のページをご覧ください。
http://www.taxanser.nta.go.jp/2070.HTM

3.税務署の管内に「青色申告会」があります。
ここでは、税務・記帳などの相談や指導を受けられます。
会費は年に5000円程度です。
連絡先は税務署で判ります。
「青色申告会」の一例は、参考urlをご覧ください。

その他に、お近くの商工会か商工会議所でも、指導をしています。

参考URL:http://www.aoiro.org/
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この回答へのお礼

「青色申告」をするためには、開業届が必要なのですね。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/05/20 21:06

1.ご主人は、最初から、開業届と青色申告の届けを税務署に出します。


 控除面、税制面で有利になります。
2.地元の信用金庫をメインバンクにし、そこで、相談します。
3.税金は、信用金庫と、税務署で相談します。
 無料の記帳指導もあります。
4.共産等系の民主商工会へは加入しません。
 節税は指導しますが、融資を受けるときに不利になったりします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2002/05/20 21:06

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