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ウィキペディアで「太平洋ベルト」と検索しますと、
以前は4大工業地帯の一角を占める地位にあった
北九州工業地帯の近年における凋落がわかりました。
すなわち、
現在は工業生産額で3位の阪神工業地帯の33兆円に遠く及ばず
同地帯は現在7兆円と低迷をしています。
そこで疑問に思いました。

1そもそもどうして北九州工業地帯は停滞をしていったのでしょうか?

2福岡県は九州の中核的な県ですが、工業生産額という尺度で判断しますと静岡県の東海工業地域の17兆円にも大きく抜かれています。
一方、人工では福岡県(500万人)のが静岡県(380万人)より上回っており、大都市というイメージでは前者の方に軍配があがります。
このことは、福岡県は工業以外、すなわち、商業、農業が盛んであるために人口が集中しているという解釈でよろしいのでしょうか?

どちらかでもおわかりになるようでしたら
どうか宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

1)北九州工業地帯は、もともと筑豊炭田と八幡の製鉄を基礎とする資源指向型工業の集積した地域です。

(製鉄は必ずしも資源指向とはいえませんが、鉄鋼を原料とする工業からみれば資源指向だといえます。)
 ところが高度成長期以降、石炭から石油へのエネルギー・原料革命、素材部門から電機、自動車など耐久消費財部門への転換にともなう消費地立地の進展、さらに大陸市場の喪失などの条件が重なって、生産基地としての北九州の地位は大幅に低下しました。
 最近、大陸への距離の近さが改めて見直され、日産、トヨタなど自動車組立工場などが立地していますが、大勢を覆すに至っていません。

2)多くの地方都市が衰退するなかで、県庁所在地や広域中心都市(札幌、仙台、広島、福岡など)が一人勝ちする傾向が顕著です。経済のサービス化や東京を頂点とするネットワーク化(支店都市化)が、その背後にあると考えられます。福岡が発展したというより、九州の他県がもっと落ち込んだため、相対的にウエイトが高まったというべきでしょうか。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなって申し訳ありません

頂いた回答は参考になりました!
エネルギー革命と、他県の落ち込みですね。

参考になりました!

お礼日時:2008/01/09 18:16

北九州都市圏は鉄の町で、近隣にある筑豊の炭鉱地区に支えられ発展してきたが、鉄冷えとエネルギー転換で没落



福岡都市圏はもともと商圏で、今も昔も大規模工業施設はほとんどありません。新幹線の開通でそれまで中心だった北九州都市圏を通過して、終点の福岡都市圏に人やお金が流れるようになり、現在も九州の他の地域の人・金・物を吸い込んで成長している感じです。
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この回答へのお礼

福岡都市圏は商圏ですよね☆
多少土地勘あるんですが、言われればそうかなって思います

回答ありがとうございました!

お礼日時:2008/01/09 18:24

そもそもどうして北九州工業地帯は停滞をしていったのでしょうか?



やはり製鉄の需要の関係じゃないかと・・・。



東海工業地域は多分愛知のトヨタで結構いってるんじゃないかと思います。
あと、福岡の人口は商業圏ということも大きいでしょうね。
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この回答へのお礼

エネルギー革命と、福岡は九州の中核都市という説明で
とりあえず納得しました!

ありがとうございました☆

お礼日時:2008/01/09 18:33

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