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こんばんは。
来月にフランスに行くのですが、いまさらながらユーロ高に慄いています。
いつもは事前にUFJなどの窓口で、滞在中に必要なお金をユーロに両替して持っていくのですが、
調べていると、両替の相場とユーロの相場が違っていることに気づきました。
前者は1ユーロ161円、後者は156円となっています。
この差はなんによるものなのでしょうか?
また、現地のATMでお金を引き出す(UFJのオールインワンでは海外でも預金を引き出すことができます)ときには、どちらの相場が適用されるのでしょうか。
もし156円のほうだとすると、日本での両替は最小限にして、現地のATMで引き出したほうが、多少は得になる…というようなことはありえるんでしょうか…
せいぜい15万円ほどなのでそれほど違いはないかもしれませんが、後学のために(笑)おしえていただけると嬉しいですv

A 回答 (4件)

「両替の相場」とおっしゃるのは現金両替レート、「ユーロの相場」とおっしゃるのは銀行間レートのことでしょう。

その差は銀行側のマージン、すなわち手数料収入です。
相場と申しあげますかレートの数字には、No. 1のご回答のようにいくつもの種類があります。代表的なものに銀行間レート、公示仲値、対顧客電信売レート/買レートなどがあります。

・銀行間レート その名の通り外国為替市場において銀行間の取引に使われるレートです。新聞やテレビなどで報じられているレートは特に断りのない限り銀行間レートです。質問文中の「ユーロの相場」とおっしゃるのはこれのことと思われます。
・公示仲値 銀行間レートは株価などと同じく常時変動しており、金融機関でこれを取引の基準に使うと処理が煩雑になります。そこで各金融機関は銀行間レートに代えて「公示仲値(TTM)」というものを定め一日を通して適用します。(一日に数回見直す金融機関もあります)
・対顧客電信売レート/買レート 公示仲値は金融機関側のマージンを含まないレートです。顧客との取引には必ずいくらかの手数料が上乗せされます。対顧客電信売レート(TTS)は主として、外貨現金のやり取りを伴わない取引に適用されます。具体的には外国送金、トラベラーズチェック販売などが該当します。
TTSは、TTMに一定のマージン(為替手数料)を上乗せすることで機械的に計算されます。ユーロの為替手数料は1円40銭から1円50銭ですが、シティバンク銀行のように1円に設定している銀行もあります。対顧客電信買レート(TTB)はこの逆で、TTMから一定のマージンが引かれます。
・外貨現金取扱手数料 外貨現金は保有しているだけで為替リスクや死蔵コストが発生するので、外貨現金のやり取りを伴う取引きにはその分手数料が上乗せされます。実際にはTTSに外貨現金取扱手数料を加算したレートを「現金売レート」として表示することが多いです。「現金買レート」も同様です。
・クレジットカード会社が定める通貨間換算レート クレジットカード会社でも通貨間の決済処理がありますから、銀行などと同様に通貨間の換算レートを毎日定めます。このレートは銀行間レート、あるいは公示仲値と同一視して差し支えありません。クレジットカードを海外で利用した場合の引落し額は、このレートに手数料(1.60~1.63%が多い)を乗せて計算されます。(TTSと一致するとは限りません)

日本の金融機関ではユーロの為替手数料は1円40銭~1円50銭、同じく現金取扱手数料は2円50銭~6円です。
三菱東京UFJの為替手数料は1円50銭、現金取扱手数料は2円50銭ですので1ユーロ当たり合計4円(現在のレートで2.5%)上乗せということになります。他の金融機関では三井住友、郵便局(外貨両替取扱局に限る)が三菱東京UFJと同じく4円です。金融機関での両替では現時点でこの4円が最安なので、三菱東京UFJで両替されたのは結果的に正解です。

国際キャッシュカードのレートは一般によくありません。三菱東京UFJのオールワンでは「ネットワーク運営会社が定めたレートに3%加算」で、これに1回200円の手数料が加わります[1]。
オールワンのネットワークはPLUSなのでVISAインターナショナルの通貨間換算レートが使われます。VISAインターナショナルの通貨間換算レートは前出のように、公示仲値や銀行間レートと同一とみなして差し支えありません。そこから3%の上乗せは今のレートですと4円70銭に相当しますので、それだけでも現金両替レート(4円上乗せ)より悪いと分かります。
これに加え1回ごとの手数料200円と、場合によってATM設置者が徴収する手数料がかかるので、日本でユーロ現金を用意していった方が有利なのは明らかです(*1)。
ユーロを調達する他の方法にご興味があれば[2]などをご覧下さい。

【まとめ】
1. 両替のレート(現金両替レート)と、ニュースなどで報じられるレート(銀行間レート)との差は銀行の手数料収入です。
2. ユーロ現金への両替でこの手数料が少ないのは、現時点で三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、郵便局などです。上乗せ幅は1ユーロ当たり4円です。
3. 国際キャッシュカードを使い現地ATMで引き出す方法は、ユーロでは損なのでお勧めしません。ただし手持ち現金が尽きたときの備えには役立ちます。

[1] http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/itncard/naiy …
[2] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2711974.html

*1 ユーロは日本でも比較的安い手数料(4円上乗せ)で入手できるので上記の結論になるのですが、日本・現地どちらで両替しても手数料が高い通貨(デンマーククローネ、ノルウェークローネ、スウェーデンクローネなど)ですと国際キャッシュカードにもメリットが出てきます。

参考URL:http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/itncard/naiyou.html,http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2711974.html
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この回答へのお礼

うわぁ、すごい情報量!
とても参考になりました。
今回はフランスなので、日本で両替していこうと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2007/02/25 22:06

初めまして。

パリ在住のものです。
最近こちらに日本から友達が来ていて聞いたのですが、一番よいのは、日本で最低限(1万円もあれば十分)だけ両替してきて、あとはパリで両替、大きいものを買うときはカード払いのようです。

両替所が多くあるのはオペラ通り、そこから少し歩いた(もちろんメトロもあります)証券取引所Bourseの横、Rue Vivienneヴィヴィエンヌ通りです。

ヴィヴィエンヌ通りはオペラ通りよりもレートがいいので、こちらをお勧めします。LCLという大きな銀行の前がカフェレストランで、そのすぐ横のネルソン両替所は店先に出ているレートより少しサービスをしてくれます。その通り沿いのもう少し先にも何軒かあるので、レートを比べてみてください。

以上お役に立てば幸いです。
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156円というのは、銀行間取引に使われるTTM仲値だと思います。

銀行がこの相場で両替すれば利益がでないので、実際の両替は手数料を上乗せしたTTSで行われます。各行手数料は異なりますが、ユーロは1ユーロ5円上乗せしている銀行が多く、161円になります。これは手数料率3.2%とかなりの高率です。これに対し、クレジットカード手数料は1.6%程度なので、手数料は少なくすみます。オールインワンなどの海外引き出しは、PLUSなどクレジットカードのシステムを利用するので、手数料は少なくなると思います。
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この回答へのお礼

なるほど、やはりカードがオススメなのですね!
ありがとうございました!

お礼日時:2007/02/25 22:04

外国為替に従事していた経験から回答させていただきます。



相場っていうのは色んな種類があるんですよ。
おそらく、156円ってのは中値じゃないでしょうか?

両替の相場というのはcash売・買レート、送金はTTSレートって
いった感じで用途に応じて使われるレートが異なります。
両替はキャッシュ(現金)を銀行が買い取ったりする事から
キャッシュハンドリングチャージっていう手数料がレートにプラス
されます。だからちょっと高いんです。

海外のATMからおろした場合、確かレートに手数料がプラスされた
気がしますが、、(すみませんが確認してください)
ただ、フランスの銀行で引き落とす際は、防犯上かなり注意して
ください!!
個人的にお勧めなのはカード決済です。(レートもTTSレートで
キャッシュよりお得だし、買ったものの保障やポイントがつくので)

フランス羨ましいです!!お気をつけていってらっしゃい!!
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この回答へのお礼

心配していただいてありがとうございます!
カード、私もよく使うのですが、最近のユーロの値上がりを見ていると、
一ヵ月後に170円になってたりして…と、それも怖いような気がしています(笑)

お礼日時:2007/02/25 22:03

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