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フランス語の11~20の数詞がどうしても覚えられなくてすごく悩みました。そこで、よくよく観察してみると、どうやら3つのグループに分けられるような気がするんです。先生はこんなこと、教えてはくれませんでしたが…。

最初のグループは11~14です。名付けて「ゥ~ンズ」グループ。特徴は、元を1~4とすれば、それぞれの語尾に、多少の例外(変化)はあっても「ゥ~ンズ」がくっつくっていう感じですね。

1(un)の「ア」が「ウ~」に変わって、尻尾に「ンズ」がくっついて11(onze)。
2(deax)はそのまんま東、じゃなかった、そのまんまに尻尾に「ゥ~ンズ」がくっついて12(donze)。
3(troi)の最初の子音2つ、“t”と“r”だけ残って、語尾が「レーズ」に変化して13(treiz)。
4(quatre)も“quatr”まで同じで、これは語尾が「レーズ」じゃなくて「オールズ」に変化して14(quatorze)。

正確には全部「ゥ~ンズ」がくっつくわけじゃありませんけれど、何となくそれと近い音にはなっているような気がします。

で、問題の15と16はすっ飛ばして、17~19はもうみんな親戚同士、名付けて「dix」グループ。これは頭に「dix」がくっつくだけなんで、簡単です。

20だけは特別ですから、これは単独で覚えられます。

さて、問題は15と16です。

15(quinze)は5(cinq)とは似ても似つかぬ形をしてますし、16(seize)も6(six)と似ているような、似てないような……。音として似てるとすれば、むしろ5(cinq)の方なんじゃないかって気がするんです。だからすごく混乱しちゃうんです。

親に似ない子供のことを「鬼っ子」って言いますよね。1桁の数詞を「親」だとすれば、一体、なんでこんな「鬼っ子」が紛れ込んでいるんでしょうか?

しかも16(seize)はむしろ5(cinq)の変化形のような気がするんですが……。

どなたか、なぜ「15」と「16」だけこんな奇妙な形になっているのかご存知の方、ぜひ、その理由を教えて下さい。そして、11~20の数詞がどうしても覚えられなくて困っている私を助けて下さいませ。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

参考までに、フランス語の親にあたるラテン語を挙げておきます。



5:quinque
6:sex
15:quindecim
16:sedecim

これだけでは相当違うように見えますが、これらから現代フランス語の形に変形するのは無理な変化ではありません。

qui は「クィ」→「キ」→「ツィ」→「シ」のように変化することもあれば、途中の「キ」で止まることもあります。フランス語は n のために鼻母音化し「サン」「キャン」のようになりましたが。
また、長い単語の途中や最後の音が脱落や変化するのもよくあることです。例えば me^me の元の形は metipsimus ですから。従って15、16の場合も無理はありません。

ちなみにラテン語では17も同じような数え方で septemdecim でしたが、18は duodeviginti (two down from twenty)、19は undeviginti (one down from twenty) のように表現しました。(17までと同じ octodecim, novemdecim もあります)
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この回答へのお礼

頂いた回答を読んでいて、思わず感動してしまいましたヽ(^o^)丿。そうですよね、フランス語の原型はラテン語なのですから、こうしたご説明をして頂ければとてもよく分かります。

また、先生がなぜ説明されなかったのかも、何となく分かりました。それは決して先生を侮辱する意味でなく、その説明をするにはラテン語を引っ張り出してこないと説明できないからで、初学者の我々にはかえって難しくなってしまって理解できないから省略されたのだろう、と推測しています。

ちなみに私がフランス語を学んでいる語学学校は、フランス語を勉強したことのある人なら聞けば誰でもその名は知っている有名な学校なのですが(私はただの一生徒に過ぎず、そこの広報担当ではないのであえて名前は出しません)、そこではフランス語の他にラテン語や古典ギリシア語も教えています。そこの先生ですから、きっとご存知の筈です。

それにしてもフランス語の奥深さを改めて認識させられました。そして、また語学の勉強が楽しくなりました。これだから語学はやめられませんね(^^♪。どうも有難うございました<(_ _)>。

お礼日時:2007/03/02 21:47

No.3 です。

混乱を引き起こしてしまったとすると
申し訳ないので、お名前の toulouse のある
数も覚えられる童謡を添えて置きます。

1, 2, 3, j'irai dans les bois
4, 5, 6, cueillir des cerises
7, 8 ,9, dans un panier neuf
10, 11, 12, elles seront toutes rouges,
a Toulouse.

http://comptine.free.fr/
ここの左側のタイトル(スピーカマークがあると、童謡試聴可)
をクリックしてみて下さい。

ここで幾つか暗唱出来ましたら、情調により
女坂、男坂で、歌ってみて下さい。

日本の数詞と思われがちな いち、にい、さん、~は中国からの伝承で
日本の固有のは、ひい、ふう、みい、~ です。これらを巧みに
使い分けることが出来るのですから。。。

頑張って下さい。
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この回答へのお礼

いろいろお気遣い頂き、どうも有難うございました<(_ _)>。ご紹介頂いたサイトの童謡、楽しく聴かせて頂くことができました(^^♪。

では、au revoir!

お礼日時:2007/03/03 02:27

toulouse さん はじめまして



最初に煙に巻くお話を致します。
掛け算の九九は、幾つ掛ける幾つの数までを学びましたか。
19×19迄(最低でも13×13迄)を暗記して下さい。
この機会に、お薦め致します。

さて、お困りの数はそれぞれギリシア語・ラテン語の接頭辞ですと
「15」:pentakaideca quindeci,「16」:hexakaideca sexdeciです。
コレをご覧になれば、加算法利用され5+10、6+10の作りと分かります。
これが、変化してきて今日の表記になっております。

この語彙がそのまま残っている言葉がありまして
五進法(base quinaire、十五でなく五です ),一方雑誌では
隔週刊誌(Quinzomadaire、二週間に一回発行)とり
十六進法(base hexadecimale)にはhexa~ですが、御馴染みの
六十進法(base sexgesimale)と多様な言い方になっております。

数の概念とその表記の歴史は、古く約三万年と言われております。
人体をベースにして、五進法(片手)、十進法(両手)、二十進法(両手両足など)
十二進法【片手で親指で、人差指から小指までのそれぞれの
関節(三個×四本=12)】などが複雑に交じり合っております。
(人体を利用して多くの数を示すとき、人は、何を指したか、それは頭髪です。コレは、トレビア)
コレが、十進法に統一されてきたのが、つい最近のフランス革命後です。
ですから、「鬼っ子」が幾人もいてもおかしくない年月して経過していなとのことでしょう。
かつては、百二十をsix-vingts と、三百をquinze-vingtsと言っており
Les Quinze-Vingts 病院の名称になっていました。
http://www.cosmovisions.com/monuQuinzeVingts.htm

上記の如く数に関する考察は、本当に限がありません。
いっぽん(一本)でありながら十二本分の容量を入れる瓶を
Salmanasarと言い、十六本分ならBalthazarと言い伝えている
来歴も、又、楽しからずやです。

最後に、19×19までの数を身近なものと致しますと
これら一覧表の中に、加算・減算・乗法・除法を自然と発見できて
フランス語の数の文字表現に潜んでいる、四則演算をも発見できるからです。
(19を【とく】と発音すれば
コレを読んでとく(得)した気分になれましたか。。。)
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この回答へのお礼

大変高尚な内容のご回答、有難き幸せに存じ奉りまする。と、「ありがとう」も「有り難きこと」を語源とするもので、おっしゃる通り言葉の
「来歴も、又、楽しからずや」ですね(^_^)。

さて、初めにお断りしておくべきだったかもしれませんが、私はまだフランス語は初学者の段階でして、掛け算の九九どころか、先週はje suis, tu es…と、こっちの方を掛け算九九の様に唱えてます(^^ゞ。

数詞はやっとこさ10まで覚えたって感じで、やれやれと思ってたら、またもや新たな強敵(?)登場って感じのレベルです。ですから、まるで
anapaultoleさんが私におっしゃるのは、ちょうど大学教授が幼稚園生に向って話しているような感じですね(-_-;)。

が、そうは言いましても、これが半年、1年先にはまた変わっているのではないか、というより変わっていたいですね。で、その時再度ご回答を読み返した時、また新たな事実が分かるかもしれませんが、今の私にはあまりに高尚過ぎて理解不能です。申し訳ありません(ーー;)。

しかし、大変な博識に基づく内容あるご回答だということは分かります。有難うございました<(_ _)>。

お礼日時:2007/03/02 23:38

trgovecさんの回答を拝見して、そうか、ラテン語がそうなっているのか・・・



親戚言語のスペイン語も似たところがあります。

4 cuatro クアトロ
5 cinco  シンコ
6 seis   セイス
7 siete  シエテ

14 catrce カトルセ
15 quinse キンセ

16 dieciseis ディエシセイス
17 diecisiete ディエシシエテ

イタリア語もチンクチェントhttp://www.museo500.com/なんて風で、似た系統でしょうね。

で、ラテン語がそうなのか~と知ったら納得しやすそうですが、
覚えるぶんには理屈を考えずに「フランス語はこういうものなのだ」と覚えてしまってもいいような気がします。

私はスペイン語の数を覚えたとき、スペイン語の場合は11から15までが変(!?)なのですが、何も考えずにそんなものなんだと思って覚えました。
11オンセ、12ドセ、13トレセ、14カトルセ、15キンセ
16からはディセシセイス、ディエシシエテ、ディエシオチョ、ディエシヌエベ、20でベインテ。


日本語の「いっぽん、にほん、さんぼん、よんほん、ごほん」なんてのも恐らく難しいですよね。どこでホンになるのかポンになるのかボンなのか。
どうやって覚えてるんでしょうね。

この回答への補足

ところでその変(!?)な11から15まで覚えるにスンナリ覚えられましたか?もし私だったら頭ん中がテンパっちゃいそうです(-_-;)。

で、これは邪道かもしれませんが、私の場合、例の変(!?)なフランス語の15、これはカタカナ表記だと「カ~ンズ」に近いんですけれど、サッカーのドイツ・ナショナルチームのゴールキーパーとして2002年の日韓共催大会の際一躍有名になったカーン選手、まずこの人がゴール前でシュートが飛んでくるのを構えている姿を想像します。次に、一遍に15個のボールが飛んでくるのをカーンが1人で受け止める姿を想像します。これで15は覚えます。

16はカタカナ表記だと「セ~ズ」に近いんですけれど、15はこれで覚えてますから、ふたつ併せて「完成図」、「カ~ン(ズ)セ~ズ」と、無理にこじつけて、やっと頭に入りました(^_^)v。

after_8さんのスペイン語の面白い覚え方とかありましたら、ぜひ教えて下さい(^^♪。

補足日時:2007/03/02 22:57
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この回答へのお礼

おっしゃる様に語学はどうしても丸暗記しなければならないところがあります。それはそうなのですが、私も40を超えていますので、小中学生の頃ならスンナリ頭に入っていたのが、どうも理屈で考えがちになってしまうんです(T_T)。

ただ、そうは言っても全て理詰めでいくと、本格的にラテン語を勉強しなければならないことになってしまいますから、それではいつまでたってもフランス語が身に付かなくなってしまいますしね。ですから、ある程度丸暗記しなければならないことも必要だと思います。そういう意味ではafter_8さんのお考えはとても参考になります。有難うございました<(_ _)>。

それにしても、さすが親戚言語、スペイン語ってよく似てますね。フランス語の次はスペイン語やろっかな~(^_-)-☆

お礼日時:2007/03/02 22:11

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