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先日、乳酸菌を発酵堆肥から分離するときに、シクロヘキシミドとアジ化ナトリウムを加えるように指示されましたが、それらを加えるのはなぜでしょうか?また、乳酸菌の培地に炭酸カルシウムを加える意義についても教えて下さい。

以上、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

発酵堆肥には当然乳酸菌以外の菌が存在します。


シクロヘキシミドは真菌類に対する抗生物質ですし、アジ化ナトリウムはヘモグロビンに対して不可逆的結合することによる呼吸阻害ですから、共に乳酸菌以外の菌を減少させるのに用いるようです。
入れなくても分離はできるでしょうが、おそらく酵母などがごっちゃりと生えてきて分離が大変なので入れるのではないでしょうか?

また、乳酸菌に限らず微生物を液体培地で培養しているとどうしても二酸化炭素や酢酸などの排出に伴い培地が酸性になりがちです。これを抑制するために炭酸カルシウムを入れます。乳酸菌は特に乳酸を合成するので培地が酸性に傾きやすいのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

抗生物質を入れる理由が詳しく書いてあり、大変勉強になりました。
培地に炭酸カルシウムを加える理由も良くわかりました。
僕は、炭酸カルシウムを入れる理由は、乳酸菌が炭酸カルシウムを
溶解するからかと思っていました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/12 17:55

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