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一部で日本的経営が日本や欧米で見直されつつあるというのを聞きました。 ある雑誌ではEU.アメリカの企業数の約90%がファミリー企業であり最近の年間成長率は23.4%にも達していると書かれていました。
一般庶民の私は、うまく実力主義と終身雇用がマッチすればいいなと思っています。  みなさんは日本的経営についてどう思われますか?

A 回答 (3件)

一時期、日本式経営は無駄が多いなどと言われていましたが、最近はその良さも見直されつつあるようですね。



海外から見直しが入った大きな転換点は、2003年前後くらいではないでしょうか。
まず日立製作所が巨額の赤字を出したのですが、そこまでの累積赤字とともにそのすべてを、2兆円程度抱えているといわれている内部留保金を取り崩して埋めて、企業体質強化に成功しました。
同じ頃に、クラレはドイツのポバール樹脂メーカーを買収して、世界的なシェアを大幅に伸ばしましたが、この買収をほとんど全て現預金でまかない、株式交換や社債発行などを行いませんでした。

アメリカ式の経営では、企業は単年度の決算で黒字を出し、さらに剰余金はなるべく手厚く株主に還元することになっています。しかし、日本式経営では、短期的な黒字のために利益を吐き出したりせず、研究開発や財務体質強化に地道に蓄積しているので、企業の興廃がかかった場面で、少ないリスクで大きな投資が可能になるわけです。

もちろんアメリカでも、不採算業務のリストラによる売却などが盛んですが、これは一面では、不採算業務でも育てていくことで利益が出ると考えている人もいるわけです(そればかりではありませんが)。
そういった意味で、「いわゆる」アメリカ式経営というものが正しいと、一辺倒に欧米で信じられているというわけでもありませんし、何か信頼するに足る事績があれば、日本式経営も評価され、広がっていくものだと思います。

この回答への補足

一方では、既得権益によって一部の人間が甘い汁を吸っているのも、日本的経営の特徴ではないかと思います。 ホリエモンとかよりもそういう人間のほうが拝金主義者ではないかと思うのですけど、どうですか?

補足日時:2007/03/15 23:19
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もう無理なのではないでしょうか。

基本的に小泉内閣でその地盤は完全に崩されました。
このまま正社員の終身雇用などの経営をつづけると、単に正社員である事が利権化し、その下に犠牲になる非正規社員・パート、アルバイトという図式になってしまいます。なのでどうしても正社員の特別優遇を無くす方向にならざるを得ません。
ですので結果として欧米的な会社形態が一般的にならざるを得ないわけです。
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こんにちは。

私もがご質問者さまと基本同じです。
個人的には米国のような行き過ぎた個人主義や資本主義は歓迎しないので。ただ、社会主義と実力主義の良いとこどりでミックスさせた感じで、日本の曖昧さも悪くはないかなと思ってます。
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