あなたの「必」の書き順を教えてください

物理量を複素数で表す場合がありますが、その理由がわかりません。今私が直面している問題は、屈折率を複素数で表すのはなぜか?についてです。ちなみに式は 屈折率n=n(real)+jn(image) です。

A 回答 (2件)

簡単にいえばそのほうが都合がいいからということになります。



 高校レベルでは物理量を三角関数であらわしていたはずです。しかし物理現象は厳密には、三次元(ベクトル)の微分方程式の形であらわされます。
 三角関数は微積を用いるにあたって向いていないのです。
電磁気学や交流回路学といった電気・電子工学を深く突き詰めていくと、三角関数などでは手におえなくなってくるのです。

 複素屈折率N=n+jk
   n:屈折率
   k:消光係数   となります。

>屈折率を複素数で表すのはなぜか?
  波を複素数で書いたときは、応答を表す量も複素数で書く必要があるからで   す。光は波として記述されますよね

  応答を表す複素数における実数部は、外力の時間変化に対して応答が同位相で  起きる場合、虚数部は90度位相が遅れる場合を表します。
  抵抗を流れる電流とコイル(コンデンサ)を流れる電流に90度の位相差があ  るのと同じことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「波を複素数で書いたときは、応答を表す量も複素数で書く必要があるから」
というので納得できました。
そこでもう1つお聞きしたいのですが、k:消光係数としたとき、
吸収係数αの定義が α=4πνk/c (ν:周波数、c:光速)となる理由もご存知でしょうか?ご存知でしたら教えてください。

お礼日時:2002/06/18 14:24

複素数は、ベクトルに対応しています。

オイラーの公式
 e^iθ=cosθ+isinθ
を利用することで、複素数は指数関数になります。指数関数を使えば、掛け算が足し算になりますから、計算が楽にです。勿論、実際の物理量は、複素数の実数部分を取ります。ですから、計算の便宜のために、複素数を利用していると言っていいでしょう。複素数の屈折率の虚数部分は、吸収(減衰)を表しています。虚数部分の実数係数は、吸収係数と呼ばれることがあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。計算の便宜上複素数を用いるわけですね。

お礼日時:2002/06/18 14:29

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