いちばん失敗した人決定戦

平成14年より、建設業を個人でしてきましたが、昨年の8月に法人を設立し、19年6月に初めての法人決算を迎えます。
日々の帳簿付けは個人時代から複式簿記で経理してきました。
そろそろ、決算書(貸借対照表、損益計算書)を作成の準備のため、弥生会計に入力しようと思い立ったのですが、法人への資産負債の引継ぎの仕訳でつまづいてしまいました。

個人事業廃業時(18年7月末)の最終の資産負債は
現預金     80万円
銀行借入金   500万円
のみです。 元入金は△420万円です。

法人化にあたり、8月10日に、預金、銀行借入金は法人名義に変更したのですが、この場合、8月10日の仕訳は差額を何の科目で表示すればいいのでしょうか?

現預金      80万円  /  長期借入金 500万円
役員貸付金?? 420万円 /

法人が銀行から新たにお金を借りて、そのお金を、役員個人に貸して、役員個人は自分の借金を返済したという考え方でいいのでしょうか?

ただ、この仕訳を入れると、第一期の決算書がまるで、役員が会社の借入金を個人的に使い込んでいるように見えるのではないかと不安です。

A 回答 (3件)

ほぼお考えの通り、個人の借入金を、新たに設立した法人に「引き継いでもらった」形になってしまっています。

従って仕訳もお書きになっている通りです。

対策としては、出来るだけ早期に「役員貸付金」を法人に返済したほうが当然よろしいかと思います。

今期(以後)の決算に当たっては、貸付金の残がある限り、法人に対して「利息」を支払う必要があります。
未収入金/受取利息ととりあえず処理する方法もあるかと思われますが、実質貸付額を増大させるのは好ましくないので、証拠を残すために、法人口座への振込をしたほうがベターではないでしょうか。
何も処理をしなければ、税務署の考え方は、法人に対しては受取利息の認定、代表者に対しては、悪くすると役員報酬とされる可能性があります。

具体的な利率はちょっと上げられませんが、考え方として金融機関の貸付利息を参考に設定するくらいしか目安はないと思います。

会社が役員にお金を貸し付けている場合
http://www.ntt.com/bizit/contents/economy/money/ …

役員への貸付金の利率
http://tmic.co.jp/whatsnew/031227.htm

その他、「役員 貸付金 利息」で検索していただければ、ほぼ上記の考えが出ていると思います。
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この回答へのお礼

お返事が大変遅くなり申し訳ございません。
ご回答を参考に経理処理を進めてみたいと思います。
大変丁寧なご回答感謝いたします。

お礼日時:2007/05/01 17:12

個人事業を廃業して、法人になられたのですね。


そうすると、資産譲渡の仕訳が必要になると思います。
建設業ということですが、お仕事に使っていた車や、道具類、材料などがあるのではありませんか?これらも資産ですから、すべて法人に譲渡する必要があります。
科目名は資産譲渡ですが、資産だけでなく、負債も同時に譲渡します。

個人はこんな感じの仕訳でしょうか
資産譲渡/売掛金        買掛金/資産譲渡
    /固定資産      未払い金/
    /棚卸材料       借入金/  
貸借の差額が法人からの未収入金(もしくは未払い)になると思います。 
法人は
 売掛金/諸口      諸口/買掛金
固定資産/          /未払い金
棚卸材料/          /借入金
貸借の差額(個人と同額)は、社長への借入(もしくは貸し付け)にする会社が多いようです。

借り入れも個人が会社に譲り渡した形になるので、個人的に使い込んだとは思われませんから、安心してください。

質問者さんは課税業者でしょうか。そうすると消費税も同時に精算して、資産譲渡する必要がありますので、気を付けてください。
すべて、8月1日で仕訳します。
なお、18年度分の個人時代の所得税の申告は必要です。(申告時期過ぎてますが)
法人成りは税金も有利になりますので、お勧めですが、個人から法人への切り替えはかなり複雑ですから、会計事務所への依頼をお勧めします。
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この回答へのお礼

お返事が大変遅くなり申し訳ございません。
ご回答を参考に経理処理を進めてみたいと思います。
大変丁寧なご回答感謝いたします。

お礼日時:2007/05/01 17:12

 下の方に仮の話が記載されているので簡単に書きます。



 預金5,000,000/長期借入金5,000,000
 現預金800,000/資本準備金(資本金)800,000

つまり 資産の部5,800,000  負債の部5,000,000
                       資本金の部800,000
 
 上記の貸借対照表(B/S=バランス)から法人として取引(借方)(貸方)の損益計算(P/L=ピーエル)の取引を行い更に(借方)取引の・・・仕入・現金・固定資産等・・・(貸方)預金・売上・現金等の動きがあって最終的に決算書を作成することになると思います。
 
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