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 投資信託ならばどんなジャンルでもいいのですが、
『為替ヘッジのある』投資信託で、出来るだけ純資産額(規模)の大きいものには、どのようなものがあるでしょうか?
 数個例をあげてもらえると幸いです。

A 回答 (4件)

ご質問いただいた部分についてですが、わかりやすく1年定期にしましょう。

日本の金利を1%、アメリカの金利を5%とし、1年定期の金利がそれぞれこの金利と同じということにします。日本で100万円を金利1%の1年定期にすると、1万円の利息がつきます。一方、100万円を1ドル=100円でドルに換えて1万ドルを1年定期にすると500ドルの利息がつきます。つまり10500ドルを満期に受け取ります。
ところで満期の時の為替が1ドル=90円ならせっかく高い金利がついても損をしてしまいますので、満期日もドルに換えた時と同じ1ドル=100円で換える権利を買ったり、保険のようなものを契約したり、あるいはそれと同じような経済効果を持つ取引、をします。これが為替ヘッジです。この場合のヘッジコストは金利差分の4%で、100万円分のヘッジを掛けると100万円×4%で40,000円です。10500ドルを1ドル=100円で手に入れたところで105万円ですから、4万円払ったら、せっかく金利の高い国へもっていった意味がなくなってしまいますね。これが金利差分のヘッジコストがかかるという意味です。
【参考URL】
http://jovivi.seesaa.net/article/13780978.html

この回答への補足

大変ご丁寧にありがとうございます。
引き続き質問で申し訳ありませんが。。。

>この場合のヘッジコストは金利差分の4%で
ヘッジコストというのは、自動的に金利差分の4%に決まってしまうものなのでしょうか?。

補足日時:2007/05/01 10:30
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引き続いてお答えさせていただきます。


おっしゃる通りです。ヘッジコストは金利差分になります。新興国通貨だと更にコストがかかったりします(そのため新興国に投資するファンドでは基本的に為替ヘッジをかけているファンドは少ないと思いますし、かけていてもドルと新興国通貨の間のヘッジのみを必要な場合だけヘッジ、という程度にしていると思います。)
また、前述の通り為替ヘッジというのは運用の中でも非常に難しい部分で、ヘッジ負けをしてしまっているファンドやオーバーヘッジ、アンダーヘッジをしてしまっているファンドもよくあります。為替ヘッジというのはコストと手間と技術を必要とする運用です。
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私が知っているファンドで野村US-REITオープン(ヘッジ有り、ヘッジ無しで、毎月分配、年2回分配の4つのコース)があります。


Aコース(ヘッジ有り)で8億円、C(ヘッジ有り)コースで2億円、と余り大きくないですね。

どうしてもヘッジをかけたければ、FX(外為証拠金取引)を使う方法もあると思います。
例えば、S&P500ETFならば結構な純資産額になっていると思いますので、FXを使ってヘッジを擬似的に作れます。
S&P500ETFは通貨が米ドルなので、FXで円をロング、米ドルをショートにすれば為替が円高になった時にS&P500の円換算額が為替差損で少なくなっても、FXで円高による為替差益が出るので、実質的に払っているコストは日米金利差分のスワップポイント支払いがヘッジコストになります。
こうすればヘッジコストを払う事で為替変動リスクを回避できます。

但し、ヘッジを掛けても、掛けなくても長期的には高金利通貨は下落する可能性が高いので、上記の例でスワップポイント(ヘッジコストに該当)を支払っても長期的には円高による差益が出る可能性が強く、長期的に見ればどちらを選んでもそんなに大差は無いでしょう。

この回答への補足

ありがとうございます。
FXについては全く勉強不足なので、「FXで円をロング、米ドルをショートにすれば」と教えていただいても、ピンとこないのですが、
 ヘッジコストを払うかどうかが、個々人の判断の分かれるところになりそうなのですね。

補足日時:2007/04/29 19:35
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為替のリスクは避けたいが、日本株などの国内資産に投資するのはイヤということでしょうか。

為替リスクを避けるのであれば国内資産に投資するのが普通です。海外の資産に投資をした場合、たとえ為替ヘッジをしたとしても、為替のリスクはなくなりません。為替ヘッジというのは運用の中でも最も難しい部分の1つで、ヘッジをかけすぎたり、足りなかったり、ヘッジ負けをしてしまったり、ということもよくあります。また、コストもかかります。これは、金利の低い日本から金利の高い国の資産に投資し、為替ヘッジをかけようとすると、金利差分のヘッジコストがかかります。例えば1%の国から5%の国に投資をすると4%分のヘッジコストがかかります。高い金利を目当てに投資しても、その金利差
が吹っ飛んでしまいます。このため、為替ヘッジをかけるタイプのファンドというのはあまり数が多くありません。為替リスクも金利差もリターンの源泉とし、為替ヘッジをかけないのが普通だからです。また、為替ヘッジあり・なしを選べるタイプでは、為替ヘッジありのほうが極端に資産規模が小さくなることが多いです。10億対1000億とかですね。
あとは、新興国などではヘッジコストが高すぎて割に合わないことが多いため、新興国に投資するファンドで為替ヘッジをかけたものはあまりないと思います。
以上の理由で為替ヘッジをかけるタイプのファンドで資産規模の大きいファンドというのはあまり無いと思いますというのが回答です。現在1000億以上のファンドの中に海外の資産に為替ヘッジ付きで投資するファンドはありません。
【参考URL】
http://jovivi.seesaa.net/article/13780978.html
http://www.toushin.com/data/big/index.html

この回答への補足

大変、丁寧にありがとうございます。
下記の部分がやや分からないのですが、出来ればもう少し教えていただけるでしょうか?


これは、金利の低い日本から金利の高い国の資産に投資し、為替ヘッジをかけようとすると、金利差分のヘッジコストがかかります。例えば1%の国から5%の国に投資をすると4%分のヘッジコストがかかります。高い金利を目当てに投資しても、その金利差
が吹っ飛んでしまいます。

補足日時:2007/04/28 11:35
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