
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
はじめまして。
ご質問文にあるl'ecole、c'est、J'ai、qu'ilは全て、eilision(エリジォン)という表記法に則ったものです。
elisionとは、母音字省略のことで、母音または無音のhで始まる語の前で、前の語の語末のe、a、iが省略されてアポストロフ(’)で置き換えられることをいいます。
1.エリジォンは以下のような品詞で起こり得ます。
(1)定冠詞で起こる場合:
le ami → l'ami(e+a)
(2)人称代名詞で起こる場合:
je me en vais → je m'en vais
(3)指示代名詞で起こる場合:
Ce est~ → C'est~
(4)前置詞で起こる場合:
la raison de etre → la raison d'etre
(5)否定詞で起こる場合:
je ne ai pas → je n'ai pas
(6)疑問代名詞・関係代名詞で起こる場合:
Que est-ce? → Qu'est-ce ?
(7)接続詞で起こる場合:
Si il vient → S'il vient
2.しかし次のような場合はエリジォンが起こりません。
(1)Si elle~のように接続詞siにelleが接続する場合。接続詞siがs'ilとエリジォンするのは、主格のil、ilsが接続した場合のみに限られます。
(2)siが副詞として用いられた場合は起こりません。例:
si amusant「とても楽しい」
(3)数詞の前では起こりません。例:
un、huit、onze、huitaine、onziemeなど。
(4)固有名詞の前では起こりません。例:
C’est un livre d'Anne.(X)
C’est un livre de Anne.(O)
(5)oui「はい」の前では起こりません。例:
Il suffit de oui, de non.(Hugo)
La bonne soeur fit signe que oui.(Barres)
*これらの禁止事項には例外的に、個人の裁断で許容された場合もあります。例:
Anatole France : Je crois qu'oui. Je lui fis signe qu'oui.
Sainte-Beuve : Par un beau soleil d'onze heures.
などなど、有名な作家も自ら許容範囲を広げているようです。が、本来の文法では上記が定番です。
以上ご参考までに。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/05/04 21:24
なるほど。。。
そんな風にちゃんと決まっているんですね!
詳しくてよく分かりました。
覚えておこうと思います。。。
どうもありがとうございます!
No.5
- 回答日時:
ご質問の現象は母音字省略(エリジオン)と呼ばれるものです。
#1の方が品詞毎に分類をされてますが、要は母音字省略が行われる以下の語を覚えてしまうのが早道でしょう:ce(指示代名詞の場合)、de、je、le (la)、me、ne、que (jusque)、se、teです。siはil(ils)の前でのみエリジオンを行います。s'il(s)
他に、lorsque、puisque、quoiqueがいくつかの語の前でエリジオンを行います。
ご質問に戻って、qui estがアポストローフにならないのは、quiという語はエリジオンを行わないからです。quiとqueは別物です。
エリジオンを行わない例もいくつかありますが、今のところでは、
8と11を意味するhuitとonzeではエリジオンを行わない(例:le onze)と覚えておけばいいでしょう。
No.4
- 回答日時:
あまり深く考えずに。
日本語でも「お」とか「ご」とか入れるのに、規則もないし「どうして?」とか考えますか?理屈で考えるよりも、見た文章を素直に頭に入れる方が語学取得は早いです。C'estはC'est。qui estはqui estでいいではないですか。
No.2
- 回答日時:
それは動詞が“e^tre”だからです。
この“est”は不定詞“e^tre”の直説法現在形の三人称単数の活用形ということはご存知の通りですが、“e^tre”の場合だけはe´lisionしない、と、私が今通っているアテネ・フランセの先生が、全く同じ質問をした他の生徒さんに2ヶ月程前答えていたのを、思い出しました。
もっともこの時は日本人の先生で、今はフランス人の先生に教わっていますが。
今、どんな例だったかテキストやノートをひっくり返して調べたのですが、残念ながら見つかりませんでした。すいません。
なお、その理由までは分かりません。たぶん「フランスの習慣」なのでしょう。あるいは、こういうことに関して詳しい方が回答して下さるかもしれません。
蛇足ですが、フランス語では「アポストロフィー」と言わずに「アポストロフ」と言います。「アポストロフィー」は英語です。
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