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経済音痴です。コムスンの譲渡・買収について世間で騒がれていますが買収のメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
(1)許認可に関するメリット
(2)従業員等のメリット
(3)顧客情報等のメリット
(4)事業所や設備に関するメリット
(5)その他
許認可が取り消されるおそれがあるので、(1)は無いと思うのですが白紙の状態から新規に立ち上げるのに比べて、
何百億円以上に相当するメリットとはどういうものですか?

A 回答 (2件)

やはり、すでに稼働している事業所が、全国規模で存在するということは、大きいでしょう。



介護施設や拠点をオープンするには、設置のための申請から、近隣対策、人集め、ローテーション設定など、非常に多くの業務を行う必要があります。
コムスンの場合、用地の手当てから、各種申請業務、設備手配、人材募集・育成までは、それぞれ本社に専門の部署を持ち、効率的に実施してきているので、その部分のノウハウは膨大なものがあります。
さらに、実際に稼働している施設では、備品やヘルパーもそろっているわけで、特にヘルパーの確保やその拠点での事業が日常業務として回転していくようになる、いわゆる手離れまでのところは、そういう業務のノウハウのある人間が、つきっきりで面倒を見なくてはならず、実際にうまくいってる拠点数が何割かはわかりませんが、少なくとも収益としてある程度をあげているということは、なんとかなっていたということですから、すでにこの部分の経費は不要ということで、この価値は大きいでしょう。

これらのものを、一から作り上げるのは、相当の負担です。
また、これから先、高齢者人口比率が上がっていくことは、他のいかなる経済指標よりも確実なことで、介護事業は需要が長期的に確保された、有望な事業ということになります。
ここに事業基盤を持っていれば、この先どのような事業が可能になっても、すぐに対応して展開していくことができるようになるでしょう。これほど大きな事業資産はないと言ってもいいと思います。

また、問題の許認可に関しても、現状のものが取り消されるのではなく、コムスンの施設に関して現状のものを更新しないということなので、これがコムスン以外の事業者のものになり、問題がなければ、更新されるはずで、この点のリスクも、それほど大きくないというのが、買収側の判断ではないでしょうか。

この回答への補足

確かに手離れまでの労力は大きいですね。ただ、コムスンは買収額相当の投資を行ってきたのでしょうか。もし、この買収でもコムスンは儲かるのであれば腹立たしい気持ちがあるのですが。

補足日時:2007/06/18 12:39
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企業家の目指すメリットというのは金しかないとおもいます。


・新規立ち上げ費用=ゼロ
・規模の金銭的メリット=簡単にいうと薄利でも多売なら儲かる
・寡占化による市場独占(今回の場合は役所のお墨付き)
・介護保険の使い方についての見直しを当て込んでいる
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